ピアノ工房ピアピット
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リッチトーンピアノ ピアノオーバーホール 

棚板取付 しかしそれはそれはすぐにというわけにいかない 接着はがれが酷くそのまま取りつけるわけにはいかないのだ

取り外したダンパー部品1個1個磨き上げていく これまた実に地味な作業

破損したフレンジガイドを修理再生しないと

ナベサンが見てきたリッチトーンこれなかなかありそうでないピアノ、
まえパネルには手彫りの花の絵がある 昭和レトロなピアノでもある昔はこのように飾りをあしらったピアノが
メーカーでも出ていたがこれまた職人の世界掘る人間を育てなければそれで終わる。

新しいハンマーは来ているがどうもナベサンが

このハンマーで使いたいと整形ファイリング整音すれば
そのままの音色で使えそうだ
取り替えも再生も値段は変わらないができれば
再生の方向で進めたいぞ
いい毛質を持ったレンナー面倒だが取り外してファイリング作業から始めてみるか
交換するのはいつでも可能しかし取り外したハンマーは使うことができない。ならばこれでよしとナベサンがいう
いい音をここで換えてしまうのはもったいないとのこと

ついに音が出た
柔らかないい感じだ、張りのある音色が戻り始めている

調律師全員スタッドに変更
ピアノ修理~確かに昔からこうだあーだと言いながら作業している。ベテランですね!と言われるがそうじゃない
毎日勉強させてもらってるというか、1台1台まるで違う状況にて運ばれてくるわけでございます。見た瞬間・・・・
直るんだろうか?・・・と不安な気持ちと直さねばならんと言う確たる自身もない正義感が交わる。
今までやってきたこと以上の修理もざらに入る、悩んで間違えて何度も挫折感を味わい苦い失敗も他社以上にした
何度もピアノに向かって自問自答を繰り返しながら作業は毎日すすめられていく
プロ意識はあるのだがみんななぜか不安げなところが正直なところだ。
やるしかないでしょという言葉が突き動かす、お客様がジ~~~っと待っている、そうだやるしかないぜ!
今までの修理のノウハウを頭の中にぐるぐる思い起こさせ作業は突入していく
自分のやった仕事を他のピアピットの技術者が点検する、ダメ押しが出ることざらな毎日が続く
前はこうして直ったんだけどな~~今度ばかりはうまくいかない!なんてこと毎日のようにある
行き着くところはこの仕事はないなあと思う  
ベテラン?それはまだまだみな新人。勉強真っ最中の私たち、30年やっても んんん??て思う事多々あり
特に若い人たちに継いでもらわなければならないところもあるので新人中年老人とも乱れこんで
作業している、見ては覚え見ていたはずが忘れる~~何度も怒られて成長していく
これ人間だものと言うところでしょうね、毎日が作業さほど進めずあっと今に過ぎていく
まあこんな感じで皆真っ黒になって頑張っている。  挫折禁止ですかね

センターレールの木がグズグズ
ここにアクションがつくので
直しておかないとまずい

棚板パネル接着が剥がれかかっている。これはなおさんといかん

ここにきてブラケットが折れていることが判明

この写真は弦張り込み前のピンブッシュ打ち込み作業
チューニングピンのホールド性を強固にするためのブッシュ

弦はレスロー弦が張りこまれます

ピアノ本体にフレームを入れる

アンダーフェルトの貼りこみ

ここまで分解するそしてキレイに磨き上げる

2週連続の台風接近

ピアノ短駒つくり終了

ダンパーレバークロス交換

ダンパーレバーっスプリングフレンジ交換作業

ピアノ駒ピン打ち込み

フレーム洗浄

事前に測定していた弦圧調整削り

カンナがけ

無垢の短駒を加工していく 厚さピン位置を確実に正確にあけないと
音にも影響してくるところ 

写し取った駒のピン位置を当てしるしを作る

象牙用白膠湯せん

新品駒が届いた~~~

一時HPが見れなくなっていた~~サーバーが壊れた為に
もう一度ファイルをサーバーに上げるのに手間取っていた
28万ファイルw送信!これがまる3日を要することに・・・・・・

刃物は常に切れるように砥石で研ぐ

ティーパーになっているスプルスをたたき接着剤の水分によって膨らむことを利用して圧着
あらかじめティーパーの割れ溝を作り直しておいた割れに埋め込んでいく

スプルスを使います

この共鳴板は心臓部
駒関係は音を伝える動脈
非常に大切なところです

駒修理~~取り外していきます

共鳴板の割れ修理

弦の番手を測定

なんとか棚板~足を取り外せた

ナベサンの好きなフギュア系

赤いシミは象牙を侵食し象牙がグニャグニャに。中古象牙があるのでそれを貼り直したい

象牙漂白

象牙赤いシミは取れないのでジョイント部分から中古象牙移植します

けん盤蓋表面光る

ピアノ本体は磨きこんだある程度艶が復活している

天屋根も磨き保護のためにシートを張りこむ

底板分解まずはペダル窓の状態をみる

なかなか手ごわそうな外装磨き ケンタ渾身の磨き

磨きのプロ健太君サーフィンもプロ

ピアノ中身は修理として外装をどれだけまず復活するのか

ピンブッシュ打ち込み作業

部品を取り外すと取り付けてあるセンターレール側のフレンジガイド部が破損している

弦圧を測定して駒の加工

鍵盤もキレイにクリーニング

ヒッチピンの抜きから

共鳴板割れ埋め木

プレッシャーバーネジ折れの折れた。残骸のビス抜き

共鳴板割れ発性想定していた通り~~

駒割れ部分つくり直し

艶のない下前パネル

相当に古いモデルでもあり少し前今でもそうだが処分対象のピアノになっていることも事実だ。輸出しようにも象牙でもあるので輸出はできない

ついに来ました弦張り込み~~やっと来たかという感じです作業は
追随して確認しながら来ているところもあるのでやや遅れ気味だが

そこはそれでいいと、抜かりない作業は職人のプライドですからね

センターレールのガイド修理

本日は巨大オルゴールのメンテナンスオランダ製
100年以上前の物

レギュレティングスクリューが錆び付いて回らない交換。
1本折れたということは全部だめ  細かいタッチ感触を調整するスクリュー
回らないと話にならない

レバークロスにも穴が開いている、

駒を取り付けるときに共鳴板向こう側ねじ止め(木)でしなければならず
共鳴板穴をあけて作業その穴を埋める

キャプスタンボタンの抜き取り

フレームボルトの磨き

フレーム古いピンブッシュを抜いていきます

こういう作業は自宅では到底できない世界。この世界が出来上がるまで
たくさんたくさんある。オーバーホール弦を張りかえてハンマーを取り付けて
という作業ではないm根本的なところを直さない限りそのピアノは永久的に
苦しむことになるのだ

ピアノを寝かして外装の分解ビスはほとんどさび付いてしまっています

やはり駒割れが発生している、

ナイスペダル

まるで艶がなかった腕木も艶がベカッといい感じに渋く光る

カシュウ仕上げ無理時に深くバフを当て込むとすぐにしたじがでてしまうんですよ~~~

まるで艶のない外装
はたして・・・・

外装磨きから始めたいところだ

この赤い象牙についてしまった色が気になるある程度漂白できるかも

、メーカーは治らない!買い替えですと言わなければならないところもわかる気がするが・・・

新品のウィッペン特注 ピアノはどんなメーカーでも部品を作ってくれる工場が
浜松にあるので安心です

あの象牙奥の赤い部分の象牙貼り替え

ペダル分解まずは磨き~~ぴかぴかにペダル真鍮

ピアノ底板分解~~~ペダルもヨーロッパ仕様に実に手の込んだつくりだ

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皆お金をはらって処分、実にもったいない話でもある
ピアノが治るという話は最近までタブーな世界だった