ダンパーワイアーガイドホルダーのクリーニングから

スタインウエイ GPピアノオーバーホール

3月4日横浜港からスタインウエイがピアピットに到着はるばる長旅を終えたピアノ120年もの歳月がたつピアノです

ええ感じに綺麗になりましたね〜〜

可動式ベアリング弦張力の調整かテンション変換。当時こういうところまでシッカリ細かく調整できるように
つくられていた

じわじわと張力が緩められるピアノ。

さび付いたバランスフロントキーピンここは確実に磨いておきたいところだ
さび付きがひどく大変

共鳴板細部までチェックいくつもの割れ埋め部分あり

ナベサンが気になり続けている象牙、ついに決断。ナベサンコレクションからなんと一枚象牙丸々一台分
使うか、やはり常に触れるところでもあり寿命が来ているものを使う不安さは隠せない
ナベサン20年以上前から象牙を集めている当時80000円で大量に買った(1台分)修理ストックとしていたが
約30台分ならばこのスタインウエイに使おうという気になったらしい。
よほどのことがない限り出さないナベサン皆びっくり〜〜

富里のスイカ初物

ノージョイント象牙
これでこのスタインウエイの
価値も上がるぜ

全てのスタインウエイがこうではないこの年代の物だけです

可動できる範囲はわずか数ミリここにスタインウエイならではのポリシーを感じる

先ず鍵盤のクリーニング木部

弦の採寸を測りゆっくりと張力を緩める3日目、すでにチューニングピンは変えられている(弦交換時)サイズは7,20の短いチューニングピンが
採用されている。フレームを上げてぴん板に損傷がないかを確認するまでピンサイズは確定できない

工具はスタインウエイ用の工具で緩めていく

大きく駒の負担が出てきていそうだし
同時に共鳴板ももう一度見直す必要がある
あちこち割れを修理しているが
新たに割れが発生してきている

弦はやはり検討した結果ヘラーを使うことにきまり
ゲージ測定して書面で採寸をとって送り作る、
デーゲンは相性よくなさそう、ここは決めたいところだ、たぶん半世紀使う
と思うので。。。。。。

象牙できるだけこのまま使いたいがナベサン迷うところ、漂白すれば白くはなるしかし寿命は大幅に縮む
1度漂白されているからだ

弦圧が相当にあるなあ〜駒も心配だ

先ず古いところからの作業部品は常に海外部品メーカーに年式製造番号っ照らし合わせて発注聞かなければ
いけない、シャンクが取りついているレール割れがないかもたしかめなくてはならない

海外のこん包は実にさまざまでありピアピットに一部だけ届き後は行方が分からずといったピアノもあり
その国によりと頼むところで大きく変わって来るみたいですね

天気も良く快晴さあ荷物を降ろすところからだ
厳重に固められたピアノ、こん包が素晴らしい。今まで海外から入ってきた中で一番いいこん包だ

ピアノフレーム洗浄すら辻油汚れをすべて取り除くのとアグラフの磨き

4年ぶりの象牙蔵出し〜〜
それもノージョイント

これはジョイント象牙
最初からこれは気に入らなかったナベサン
スタインウエイなのにジョイントはないだろ
と言っていた

屋根ヒンジ取り外しすでに黒ずんでしまっている

消えているマークロゴIONIZED?ではないかなと〜〜〜検索中調べ中

既に通常の太さのピンではなくサイズアップが図られている
もう一度ピンの太さ〜ディアマントのチューニングピンを発注

ハンマーは減りこんでいる〜^鍵盤も変色よごれてしまっている

外装も含めまずはお見積もりを算出しないと始まらない〜じっくり細部まで点検しておきたい

何度も手を加えられているので元の状態をつかみ出すのが大変。

修理に戻る

BOXにくまれたこん包の中にさらにこん包を幾重にも重ねて傷がつかぬようにこれ最高ですね