お見積金額
弦ピンブッシュ交換(レスロー)178000円
共鳴板割れ修理駒つくり直し修理外装補強接着
88000円
ハンマー交換36000円
ダンパー交換25000円
鍵盤張り替え25000円
鍵盤ホール調整6000円
バットセンターピン交換ウイッペン含む30000円
ダンパーレバーフレンジスプリング交換30000円
ジャック修理センターピン交換28000円
膠切れ修理17000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
外装全塗装280000円(マットブラウン)
運送84000円+14000円=98000円
椅子新品、耐震用ピアノストップ付
税込納品時の調整調律含まれます
お手入れセット付き
合計878000円(税込)


お振込み口座
三井住友銀行千葉支店普通
6999673
ワタナベジュンイチ



ピアノ修理オーバーホール ルビンシュタイン  室蘭市M様

ピアピットHPへ

全塗装一番大変なさぎょうになるが一度やっておけば半永久的に問題なく使える

表面の塗装割れだけではなくはり合わせた板まで割れている そこからの作業に手間取る

ピアピットに到着してから数か月とやっと手を入れる準備ができた、おおきく環境が変わるためにすぐに作業できないところもある
じっくりと寝かせて環境に順応してからの作業だ、とにかく古いピアノでもありまず共鳴板が割れこんできている

ペダル窓クロス等も新品に交換

底板の修理解体組み上げでしっかりとしたベース部分を作り直す

落ち着いたブラウンのマット仕上げ
深みがあり気品い色だ

バスげんの張りこみ〜〜

アクション分解〜ダンパー系のフレンジスプリング交換

ピン板割れここが致命的なところでもある

別のピアノのカスタム

アクション可動面を修理ハンマーも取り付けて本体に戻す
これから緻密な調整が待っている
ハンマーがついたところで音を確認、鳴ることが判明かなりいい音が期待できそうだ。甘い音色が既に出ているこれは絶品の音になりそうだ
なかなか甘い音は最初から出るケースは少ないところ
面白さがさらに加わる、
11月二十四日関東地方五十数年ぶりの初雪

約5000パーツによる構成を1個1個すべてちぇっつく頭に叩き込む

鍵盤の接着治具を使ってがっちりと固定します

象牙先端が半透明になってきているこれが象牙の寿命

外装はがし 粉じんまみれになる作業

とにかく割れているところが多く接着からの作業

この時点でぽっくりとはがれて取れた駒

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。
 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。
他から見ればただのぷーたろーのおじさんが遊んでいるとしか見えなかったかもしれない。
景気が悪いだの、いいだのと言う言葉ははなはな頭にはなく、仕事がないときはサーフィンに夢中になり
毎日カップラーメンばかり食っていた、がこの二人自由を手に入れたかのように毎日にやにやしていたらしい
当時から確かに追求性は恐ろしく執念深い所もありサーフィンのボード形状によって厚さによってウンたらと言ってたし
…あんたはサーファーのリペアーか?と言われるほど研究していた、フクチャンはギターの塗装がウンたらと超絶的な技で塗装技術を自ら考案していたし実践していた、
たぶんだけど当時の収入は月に5万円〜8万円だったと言い放つ
よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き動かしているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

ナベサン実家はお茶業浜松でお茶業この時期は農家になる

ピアノを響かせる板、数本割れこんできているがまだまだ増えそうだ、時間をみるためにも放置する必要がある
鍵盤〜欠け等もあるがまず外装全体の状態を点検 本体を接着剤で周りを固められてはいるがほとんど接着はがれを起こしてきている

取り外したレギュレティングレール ボタン修理

表裏側とピアノをひっくり返しながら作業

底板修理

やはりなおしがいがあった、廃棄寸前のピアノこの状態は宝物がよみがえった状態だ
何よりきれいな音色はピアノ本体から持つ個体材料すべてが絡み合った音色に復元
どれも鋭く力を発揮しているようにも感じることのできる1台になった
定価200万円と言っても安いくらいの音色なのだ
これほどよみがえるとこれは直した方もうれしくなってくる
ヤマハカワイと大きく異なる美しい音色は確実に弾く人を魅了する。
全部が全部こういくとは限らないのがこの世界だ、すべて直しの行程は確実に踏んでいるのに
なぜにこの音???という事例はたくさんある中特に輝いている。

全てのパーツを分解してそぎ落とし整え下塗り塗装

アクションジャックフレンジ等脱落

ピアノに付随するスプリング系は皆ダメなので交換

ピアノアクションの分解修理 すべての部品をいったん取り外していく

同じ木で作り直す

こういう汚れ作業はナベサン大好きなのだ

フレームねじ最初から2本打ち込み忘れ?ないのだ、外れるというビスではないので
おそらく最初からだろう

びすは回らない〜^ピン板駒ピン駒割れ発生

ピアノを寝かして本格的な分解作業

外装の塗装も完全に尽きている
ここもリフレッシュさせたい
木目を生かしたアンティックな感じがいい
剥がすのも大変だがそれより共鳴板の心配が一番の課題になる

修理に戻る

ピン板割れの修理

さんざん削ってやっと1面

フレームボルト穴の修理

駒ピン折れ

共鳴板割れの修理

助響板の割れ

絃も寿命にて交換、当然共鳴板を修理するときにはこの弦〜金色のフレームまですべておろさないと修理ができない

人間だとこうはいかないのだ。ピアノと同じようにOHが可能になる時代が来ることを祈りたい
半世紀以上前に製造され人間同様に年を取り寿命になる。がもう一度生まれかわる瞬間が見られるところは
私たちも幸せなのだ、しかし次のOHは私たちはみられることはない。そのために室蘭からピアピットへ生まれ変わる
ルビンシュタイン

一番感動するところは共鳴板を直してフレーム〜弦を張りこみはじめた時だ
また何トンにも及ぶ張力を加えた時に共鳴板が産声を上げる瞬間だ、ブィーーーーンと駒を伝って弦振動が共鳴板に流れ込むときの音だ
血液が流れ込み始めるとたちまちグワッと手ごたえを感じる。おおおおおおっつと毎回だが声が出てしまうくらいにうれしくなる瞬間だ

大抵は本当に直るのかと思うところもあるが、ピアピットでは治りそうもないぞ・・・・というものばかり担ぎ込まれてくる
ほぼ人間で言えば瀕死を通り越して確実に死亡しているピアノばかりだ。蘇生に命を懸けるところも実に面白い

探せばきりがないくらい修理箇所は出てくるが1個1個突き詰めていかなければならない。見逃しはNGだ
ピアノ芯線の巻き方も今のと違うところにあり。間違えぬようにチェック

徐々にばらされていくピアノビスも完全い錆びついている、回すとメキメキ言うぴん板等も要チェックだ