ブッシングを張り替えたら鍵盤ホールの調整

ヤマハG2ピアノオーバーホール   

ピアピットHPへ

ホテルで使用されていたピアノです、いろんな方がいろんな祝い事等で伴奏もしくは演奏をしてきたピアノだ
今回もう一度再生すべくオーバーホール新品同様でお戻ししたいのとこれほど綺麗になるのか!と言うところをぜひ見ていていただきたい

拍子木完成

足、塗装つきいたのはがれ修理

弦を張りこむときに必ずピン板の養生をしなければならない
ぴん板、ピアノにとって命なところでもあり

劣化した共鳴板塗料ニス

お見積金額
ピアノクリーニング100000円
けん盤蓋塗装20000円
弦ピン交換230000円
フレーム塗装共鳴板塗装80000円
ハンマーシャンク交換178000円
鍵盤ブッシングクロス交換35000円
黒檀鍵盤36000円
ダンパーフェルト交換30000円
ダンパーレバースティック修理16000円
足修理8000円
鍵盤ホール調整7000円
調律22000円

アクション総合調整22000円
台車修理38000円
運送45000円+45000円=90000円(台車分含む)
税込合計912000円

一緒にお預かりしているGP用台車修理

良し完成だ

屋根完成

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し

レバーフェルト交換

裁断されたダンパーフェルト

鍵盤調整とダンパーフェルトカット

鍵盤ブッシングクロス交換

ニードリング

貼り付け完了

ライニングフェルトはりつけ

ピカピカ!

棒もみがく

上を磨いてキレイにします

鍵盤もキレイになりました

ダンパーレバー系の不具合、タッチ感触にも大きく影響、部品自体は覗き込んでも見えないところに位置する、完ぺきにオーバーホールしたい

キーピンみがき

ベティングスクリューの磨き

弦はレスロー弦デーゲンのコンビ 世界最高のクオリティーを持つ弦だ

ピカピカに変身した共鳴板

ヤマハデカールも新品に

新品に生まれ変わった共鳴板

フレームを戻します

下塗りから始まる〜〜〜これで乾いたら
研ぎ出し〜〜また塗装

ピアピットエイリアンブース、この向こうで最高の塗装が施されるエリアだ

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

劣化したべたべたしたニスは音色にも大きく影響
綺麗に削除したい

下からきれいな共鳴板が表れる

ここまでくれば最高の寿命を得たようなNOG2モデル、再生することによりもう一度新品時以上の輝きと音色がよみがえる

塗装〜〜〜

hammerシャンクヘッド交換アベル製

キレイにはがれました

お湯につけてしっかりとはがしていく

はがしていきます

フェルトの種類を記録

ダンパーフェルト貼り替え

ピアノ調律師技術者も国家資格になり調律技能士

ダンパーレバー
アクションの最深部にある部品だ
この部品は湿気により動かない、
オーバーホール必要だ。

弦を均一に緩めていく、弦を取外し

一度しばらく放置した状態からいよいよチェック分解に入る
細部にわたり継次変化を捉えて寸法を記載しておく
オーバーホール前、各部の細かい点検は必要なのだ

アクション作業。まず大まかなところをっ時間をかけて作業

レバー系の修理オーバーホール

レバー系のオーバーホール しっかりセンターピンを交換する

調律師〜調律技能士、
今この世界も国家資格になり皆試験を受けなおしている、学科試験が夏にありそれが通ると技能試験
結果は3月、調律師ならそれで仕事をするのであれば当然取らなくてはならないのだ
合格率もなぜか低い所に頭も痛い、長年自分流で作り上げてしまった精度は間違っていることもわからずに来た
人にとってはもう一度基本に戻る必要がある、そのぐらい千差万別な精度にて顧客を回っていたところに問題もある
各楽器店の基準すらなかったのだ、それが今見直されることとなり、各自調律師の技能基準値を作ったことはとてもいいことだ、ユーザーも調律を頼む際には1級または2級の調律技能士に頼むことができる
国家資格の元の作業でもあるので安心できる、これは大切なピアノを託す方にも朗報でもある

共鳴板サンディング

小さな薄いのみを使い綺麗にクリーニングしていきます
弦の番手は一度消えるので新たに打ち直します

駒。弦振動を共鳴板に伝える部品ここも汚れが目立つために綺麗にしたい
意外に見えるところなので

フレーム塗装前の油分汚れ等をきれいに落とす作業 アグラフも磨きこむ

チューニングピンを抜き取ったらフレームボルトを緩めてフレームを下す

鍵盤ブッシングクロス交換準備

怪しすぎるピアピット工房内

共鳴板塗膜劣化

弦ピン関係は錆びている

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フレーム塗装〜〜

おおきなところはみんなで作業〜〜

意外に塗装膜が生きているために新品同様に磨きと塗装で行ける確信を得た

けん盤筬アクション部分だ。これももう一度分解していく キーピンの変色 けん盤はブッシングクロス交換

弦圧のチェック

完全に変形してしまっているハンマーヘッド

もう一度生まれ変わらせるさらにグレードアップしたG2にしたい。こういうのは修理人としたら燃える
これからいろんな人が使うのでしっかり作業させていただきます

共鳴板〜〜弦に至るまでもう完全に劣化状態だ、

ピアノ大屋根の取り外し

外装は部分クラック割れ発生部分塗装が必要だ