ピアノ修理 モートリーピアノ、上海
よくぞ見つかったという様な奇跡のピアノ、モートリーピアノ、イギリス製だが上海のお金持ちが商売に載せて船に乗せて売り歩いた
当時のピアノだ。レアな機種でもあり歴史的価値もあるピアノですね
今現在のピアノ線番手を与えるとフレーム共鳴板に大きな負担がかかる、当時はピアノ線御番手の数は少ないはず、それと太めのテンションの高い
弦は張りこむとそれはピアノにとって大きな負担になるところも考えて番手選定は不可欠になる
積層ぴん板かなり丈夫に作られる。230個のちに穴をあけていく
ピン板のつくり直し
浜松の工場でモートリの同じサイズで特注
かなめなところの修理ここは向こうまた100年持たせることが可能だ。今度は形状を同じにカットしていく
弦を取り外して共鳴板フレームすべてを検査チェック、現代のピアノと大きく違う点は構造の強度の問題だ。
モートリー反鉄骨ピアノ、実に取り扱いは慎重を極めるところあり
あちこちもろくなっている〜〜直さなければ朽ちてしまうのを食い止めねばならないのだ
チューニングピンぴん板がつぶれている。これは痛い修理になる。
時間も当然かかりそうだ
フレームが下りたらチェックとしばらく放置期間が必要だ。おそらく100年以上ぶりの弦圧ゼロになるわけだから
とにかく古いので衝撃等は厳禁であるゆっくりゆっくりと作業していくのだ
ピン板割れ想定内〜〜
あちこち接着はがれ発生
キャスターはすでにつぶれてしまっている。ここは何とかしなくてはならない。
接着強力固定で2週間
カット ものすごい削りカスが飛び散る
弦ピン関係を取り外したらフレームボルトを感じを見ながら感じながらまわしていく
直している方も本当に直るのか?とたまに心配になるが
そこは根性と気合と時間で正確に直していきたい
クラッシックカーよりも古くどんな家よりも古く。家電すらなかった時代の物それはそれはクラッシック