カワイKG5Cグランドピアノ修理オーバーホール 千葉市N様

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鍵盤ブッシング〜鍵盤割れ〜〜

カワイKG5C、ナベサンがカワイにいた時まさに新品で販売されていたモデル、あれから30年以上〜〜〜月日のたつのは早い物で
弦さび〜ハンマーも劣化等もあらわになりいい状態ではないこれをもう一度再生修理オーバーホール

ハンマーシャンク取り付け

鍵盤ブッシング交換

ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し

新茶ナベサン実家のお茶が付きます
お茶業ナベサン摘んだお茶

けん盤のクリーニングと際ぞり

ダンパーフェルト取付

黒檀に交換

やはりよくみていくとあちこち浮き上がってきている。そのまま貼るというわけにはいかない

浮き上がっていているところは直さなくてはならない

指でフレームをたたいていくと音が変わる
浮き上がっているところはペチペチおとがするのだ

15トンもの張力がかかるフレーム温湿度にて動くフレーム
大抵ヤマハでもカワイでもどんなメーカーでも必ず何か他にある!
という疑いを常に持ちながら作業することが一番だ
フレームを下しバラバラにし始めるとあれ〜〜〜っ??てことはよくあることだ。

KGシリーズ当時のディアパソン系に多いフレーム表面サーフェーサー割れ
なぜかものすごく厚塗りされている時代の物だ
大抵割れはじめるきっとここだけでないはずだ。全体的に見る必要がある

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

弦圧チェック

アクション系もシャンクローラーも完全にヘタリ減りこんでいる。

鍵盤ブッシングクロスの貼り替え

ダンパーワイアーガイドホルダーの作り直し

フレームサーフェーサーを塗装吹き付け

共鳴板の割れもない!

ピアノオーバーホールすべての作業を一人の人間が行う、今現状ではネットも手伝ってか修理をとるには受けたものの
自分ではやらずに外注〜また孫請け〜〜まごまご受け ̄〜のような現状があるのだ
それでは細部の細かいところまで管理できないところにおおきなもんだいが発生しているところも多い
いつでも見学できて自分のピアノの現状を見ておく出来上がりを見ておくということは大切なことだ
預けっぱなしはこれ非常に良くない。それはピアピットにも他業者からここまでやったんだけど・・・・あと頼めるかと
それはよくないことでもあり大抵やっつけ修理の物が入ってくるのでそういう業者はすべて断っている。
またもう一度やり直しする事にもなるために面倒な作業になっているケースが多い
自分の大切なピアノを預けるのだから大事に取り扱ってくれ、ベテランが携わる、これ常識になる

各部点検をしながら作業ゆっくりと進む   レバー系のスティックは確実に直さないといけない

チューニングピンピンブッシュの穴あけ〜
ピントルクを作り出すところだ

徹底的に作業することにより元のレスポンス以上の鳴りを実現できる

フレームも新品のように再塗装がほどこされます

フレームにひび、というよりカワイのフレームはサーフェーサーの厚塗りによる塗装の割れが主流だ

修理に戻る

弦の張力を2日間かけて緩めていく、共鳴板を痛めないように徐々に張力を落としていくのだ
全張力16トンぐらい。、まさにヘビー級の張力が鉄骨等にかかっている

鍵盤奥につくレバー系ここはのぞきkンでもk見えないところ湿気もたまりやすい

磨きこまれたアグラフ

フレームが収まり弦枕等の新品制作

グランドヘルツ数で音の響き渡り想定、lこういう文献あり<英語なので四苦八苦

カワイKGグランドバフがけ本体面積が広いから大変です

ハンマーヘッドバックにスカッチを入れる

弦の効能は相当に大きいものがあるのだ、音色関係のおおもとは弦材料響き〜来るところにあり
一般的にわかりやすいところで言えばギターが一番わかりやすいと思う
それはヤマハでもいいギターをたくさん作っている、他いろんなギターを持っている人にヤマハの弦使ってる?
と聞くとまあ使っている人もいるがほとんどマーチン、ダダリオ、エレキで言えばアニーボール
ミュージックワイアーに関して日本は古河製鋼、新日鉄といったところに頼んでピアノ線を作る
硬質材に関してはプロフェッショナルなのだが響きに関しては全くわからないところでもある
かといって楽器メーカーが鉄をドロドロ溶かして製造しているということは聞いたこともない
確実に分業制になっているのだ、あたかも合理的な方法をとるのはあたりまえかもしれない

なぜマーチン等の弦を使うのか、響きが抜群にありミュージックワイアー専門のげんだからだ
安いギターに張りこんでも効能は絶大だということを演奏者は知っているのだ
ピアノでもレスロー、と言えば知らない調律師はいないが、河合の弦と言ってもピンとこない
カワイでもフルコンはレスローが採用されている
ここは面白いところでもありメーカー自体も認めてしまっているということだ
日本の高い技術があれば安易なように感じるが、採算は取れないだろう

張弦開始

新品アクションボルト

フレーム金粉塗装

フレームが下りたらぴん板の状況を確認。割れはない!!!皆で確認

フレームをみんなで下す作業〜〜ッ力を合わせて〜〜〜足の上に落としたらつぶれますよ

チューニングピン〜^弦を取り外していく