レスロー弦
ピアノ工房ピアピットグランドピアノ修理オーバーホール 宮崎県Y様ヤマハG5
ペダルボックス内も分解修理。たぶん他ではやらない、しかし自分のピアノだったら
やってもらいたいと誰でも思う。そういうきめ細かいところは各社さまざまなわけで
出来るだけ細部にわたりチェック修理を施しておきたい
こういう機会はそうはないので時間をもらっている以上できる範囲できっちり決めておきたい
楽器を預けるに当たりなかなか工房を探すのは難しい、工房の社長の理念いかんのところもある
手を加えるここが一番大切加えたいと私たちも思う
丸投げされてくるケースは一番最悪な結果にいつも終わるのが定番だ
仕事をとった業者が少しでも安いところ目指して投げてくるケースだ
受けたほうはここはもう少し交換したい直したいと思っても「やらなくていい、わからないから」と一方的に仕事をとった業者は言う、少しでも安く上げたいからだ
払う方はきっちりと高い金額を払う・・・・・・その間でどんどんはしょられる・・・・・
これを繰り返す現状は頭痛い、だから工房は事前に見に行くことが大切だ
開店休業状態が多いというか他に投げるのでそこにはないというケースだ
それと浜松でシッカリ直して・・・この浜松という言葉に地方の先生は引っかかるケースがおおい
調律師でもない高齢者を集め作業させているケースだ
ほとんどこれなので注意が必要、経営者も調律師は一人しか置かず後はアルバイト
修理プラス補助金がたっぷり出るところなのでどうやら採算が合うらしい
楽器を知らない人間に障ってもらいたくないと思うのはその持ち主オーナー様だけだ
之現実現状を知っているのは浜松出身地元のナベサンだけなのだ
調律師が最後まで責任をもって対処しなくてはならないし調律師でないと触ることができない箇所も
多いのがピアノです。払う方は大金を払いますからね。出そうと思う工房突然訪問すべしです、
案外見た感じで当たります
みやざきけんから遥々とようこそピアピットへ
ヤマハG5グランドピアノオーバーホール ちょいちょい来れないところでもあるのでできるだけ細かく作業内容を公開します
みていてくださいませ。壊れてしまっているところからの作業ではないのでややこちらとしても安心感はある。
ゆっくりと作業進行していきます 進行状況はHP上にて見ていてくださいませ
シークレットカスタム
ここに最後にあのマークが入るのだ
ヤモリ型フック最高
綺麗に取り去ったラック ピン板良好
ゴムボタン等も新品に交換
キャスターは磨いてウレタン塗装
ピアピット冬を乗り切るための薪ストック〜〜 -
ダンパーフェルトのアンダーフェルト
年取っちゃったなあ自分も同じだけど
ハンマーテールにスカッチを入れる
鍵盤バフがけ鍵盤表面につく爪傷を削除
黒鍵盤は黒檀に変更最高のさわり心地だ
1962年ギブソンSGオークションで落とした
これがなかなか枯れた音色は最高なのだ
でき上がるフェンダーストラト試奏
ぴあのピントルクを作り出すブッシュ
ピンブッシュ打ち込み
弦枕等も新品に交換ここはロングフェルトを同じようにカットして
つくる作業
フレームに載る細かいパーツの磨き交換アリコート
フレーム本体に載せる
ヤマハグランドフレーム塗装
久々に見た青空
共鳴板削り出し
フレームベアリングここはほとんどすり減ってはいないが一応磨きこんでおこう
共鳴板研磨ここが実に大切〜〜どう説明していいか
やった人間でしかわからんかも〜^響くところだからやっぱし
ついにフレームがのったG5
アクションボルトの磨き
ヤマハGPこのラックニス!なぜに塗りこんだのか聞いたら上から見た時に
ふちが共鳴板が見えるのがおかしい・・・ということで塗ったらしいが年数経過でパリパリ剥がれ
雑音の温床となっているそのため取り去ります、きっとちょっとした気遣いだったんだろうが
雑音になってしまっては元も子もないのですべてきれいに取り去ります
おおっ?真ん中フレームボルト部分に1円玉! ちりちりいていた原因かも十分考えられる
ここはほぼフレームがのっている状態では1円玉の確認すらできないところこの受けは見えないのだ いつはいったんだろうか
フレームボルトをとったら皆でせーのでフレームを上げる。
弦ピンすべて取り去ったぞ〜〜〜
ダンパーの取り外しレバー回し
ピアピット床コンクリート天井は大工仕事で作ったコンパネ、その状態で音を確認
通常コンクリの上では音色は硬く感じたりするところだが全くモケッとした感が取れない^高音部は伸びが感じられない
ハンマーシャンク等の取り換え
これは別のG5カスタムメタリック感ありの深い
海の色〜〜〜ベースは黒でブルーでメタリックでクリアー
実に手の込んだ塗装
駒。弦を張ると見えるところでもあり
汚いのはNG きれいに研ぎ出したい
ここは弦を張りこんだら手が付けられないところでもあるし
ふたを開けたら見える所だ
共鳴板もろともきれいにしたい
アルゲリッチとバレンボエムのCD、曲より左ピアノ並行弦のフルコンに興味があるが
CDだと判断しにくいし・・・・・・
鍵盤
弦コイル取抜き 〜チューニングピン抜き
取外し前の弦圧のチェック〜チューニングピン一度サイズが変わっているので注意
G5・・壊れてしまっているということはないが何か物足りなさが残る
フォッという音圧的な感覚がないのがちょっと物足りないのと
かなり針刺しが施されている
比較的に綺麗なG5である
弦は一度交換されているのでまず今どういう感じなのかというところで
みなとあーだこーだ言いながら分解を進めていく
こん包を解いたときの現状の音を確認する・・・・共鳴板少しもやもやべたつきかはじめてきているのでこれも再塗装しよう