ピアノ工房ピアピットオーバーホールフクヤマピアノGP155
神奈川県
ピンブッシュを打ち込んでいたら上の写真のピン板が割れていることに気が付き
もう一度フレームを下すことに
古いフクヤマピアノ。それも実にレアなタイプモデルでもある。中古でもめったに見ない初期型。
屋根も取り付けました
ペダル突き上げ棒磨き錆びがひどく大変
ダンパーレバーのスティック修理
ちゅーにんぐピンが入るぴん板、ピン板ぎりぎりに穴があけられている上部が割れているなんとか直したい
まさにギリギリのところだ補強したいところである〜〜策を考える
共鳴板塗装前の準備サンディングとペーパー当て〜^共鳴板ニス剥がす
金粉の浮き 塗装が盛り上がり中は空洞になる
しかし早い発見で良かった〜〜フレームが乗ったらヒックりかえすことはできない
クランプ止め
相当古いモデルであり現状は実にいい。大切に使われていた
もう一度新品時のフクヤマサウンドに戻すべく修理を施していきたい
ピアノ本体バフがけ
UPの廃棄ピアノのフレーム
フレームが載った写真またこれからおろすとは
フレーム表面塗装の浮き剥がれありぷくっと膨らんでいるところをつぶし表面を削る
それを知らずに上から塗装されているピアノをしばしば見る一体剥がれたところをどう直すのか?
古いいピアノは最初から何かある!と勘ぐってみる習慣がつくのだ
ここで外装のつきいた積層が剥がれていることに気が付く、ピアノ側を回しているカマチ部分積層のはがれ
ここははがれているとは思わなかったのでよかったフレームが乗ったらさかさまにできないところだ
フレームを下したGP、50年以上の張力を支えてきた。生まれ変わる瞬間でもある
もう一度いいところを生かすべく調整と修理を施して最高の福山にしたい
思い出と歴史がびっしりと詰まったフクヤマピアノ。
もう一度再生、この機会に巡り合えたのは奇跡、徹底的に修理調整を魂込めて作業させていただきます
弦を緩め張力をゼロに戻すゆっくりと張力を落としていく
弦圧のチェック、も忘れずに。各パーツも今現在ではない形状を持つために、なくさぬよう要注意だ
象牙漂白準備
GPダンパーフェルトカット
アクションセンターピンの交換
磨き前の突き上げ棒
弦が張りこまれまして最高です
フレーム下塗り塗装〜〜
塗装前のフレームの洗浄〜〜〜」油汚れを確実に取る
ダンパーヘッドも蒲鉾型