エテルナピアノ ピアノオーバーホール色の塗り替え〜〜黒から白に O様
50年前のエテルナピアノ天竜楽器製造、そうナベサン実家近くのところで作られていた
当時からヤマハとのつながりが深くアクションはヤマハ製と言ってもいいぐらい似ている、のちに売れ始めたピアノは
中味アクションはヤマハ製、これを販売したのがカワイ系〜何とも面白い
そのぐらい売れまくっていたらしくまさにこのピアノを機にピアノブームの幕開けとなるのだ
現在日本のピアノ生産は90%以上中国製が主流となりつつあり
国産は実にすでに影をひそめてしまった
エテルナピアノ
天竜楽器製造株式会社。(天竜工芸株式会社)浜松市和田町
昭和16年創業 昭和26年社名を変更して設立
昭和16年航空機部品とともにピアノ製造
26年平野八郎氏がヤマハ出身者を集めてヤマハ指導の下エテルナピアノ、エテルナオルガン製造
29年にはヤマハ傘下に入り天竜楽器独自のピアノ製造はなくなる
エテルナ、ムーンライト ピアノ製造
みがかれたペダルを取り付けていきます割れは最後に接着
これをもう一度修理再生を施して当時の音色以上のレスポンスにしたい、出来上がれば宝ですよね、
椅子特注〜〜〜〜〜〜
お見積金額
弦ピンブッシュ交換レスロー178000円
ダンパー貼り替え25000円
センターピン交換バット20000円
ジャック20000円
ウィッペン20000円
ハンマー交換36000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
鍵盤ブッシングクロス交換36000円
各クロスフェルト交換5000円
塗装パール塗装ホワイトベース266000円
椅子塗装22000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送15000円+29000円=44000円
税込納品時の調整調律含まれます
スローダウン付きお手入れセット付き。
弦はレスロー(ドイツ製)最高級の弦だ
エテルナ、当時そのままの
木をふんだんに使った部材は
相当にいいものを使っている
今では同じように作ることさえ難しい
あちこちで木材自体が法の網をかけられているからだ
ウォルナット、マホガニ、チーク
そういった木材を使ったピアノは現在ではない
ウォルナット調、マホガニ調とすべて調がつく色rとなる
ピアノも今では天然素材に変わる素材が多々使われている
昔のようにウッド製と言う言葉はごく一部のピアノでしかなくなっているのだ、確かに環境を考える企業はそうする事だろう
アラスカに行ってバンバン木を伐採する企業はない
ハンマーヘッドの交換 角度を測定して打原点を正確に取る
クロスパンチングも新品に交換
みがき前のキーピン
何度も音上げ開始
パール塗装これまたいい感じだ
ド派手な雰囲気は消えるが落ち着いた感が出る
ホワイトベースにパール塗装、浜松のアサヒピアノ製作
各部センターピンの交換
黒く変色さび付いたきーぴんを磨きこんでいきます
鍵盤磨きバフがけ
そこいたの張り合わせクランプ止め
hammerヘッドの取外し
コード類系は完全な消耗品となるのでしっかり交換しておきたい
スプリング系はダメなので交換だ
1本1本丁寧に磨きこんでくと傷も取れて最高なのだ
出来るだけ既存の部品を動かすことが付加価値をつける意味で重要なのだ
チューニングピンを均一に緩めて張力をゆっくり落としていく
一気に落としていくのは厳禁だ
アクション系からまずは分解していく、塗装に本体を出していてもここは直せるからだ
底板ビス等は完全にさび付いてしまっているために捨てて新しいビスへ交換となるが、まず色を変えるために浜松へ送るのだ
弦を張りこんで送ろうと考えている
対応してくれるところはナベサンの行きつけの浜松にあるアサヒピアノでもある、社長はクロイツェル上がりの人、浜松にはそういった人が多い
ほぼすべてのセンターピンの交換とても時間がかかるが必要不可欠なのだ
ダンパーレバーにつくスプーンもきれいに磨きこむ
そうすることにより新品時のレスポンスを取り戻すことができる
けん盤下にあるキーピンの磨きここも鍵盤が入れば隠れてしまうところだがこのピン軸に鍵盤はうごく
摩擦抵抗をより少なくしてあげることにより鍵盤運動はスムーズになる
アクション関係の修理作りこみ
そこいたの割れを直さなければ底板がつかない
完全に変色茶色く変色したペダルを磨きこんでいく
金属の劣化は仕方ないところだ
弦ピン、スプリング関係がそうだ
交換しておきたいポイントです
チューニングピン抜き取り作業
鍵盤関係の修理
はんまーも特注済み(浜松)
コード類等の交換
ピアノを寝かして底板を取り外す〜〜するとすでに割れている、今のピアノはべニアなので割れたりしないが無垢材を使っているために
割れている、がしかし、これもいいじゃあないですか〜〜もう一度再接着すれば完璧に元通りになる