けん盤装着
共鳴板修理が終了してフレームを載せるところ
クィーンベルピアノ オーバーホール 外装もオーバーホール 多摩市T様
交換は必至でもある、1個づつ部品を取り外していくすべて取り外すのだ
いろんなピアノを直しているピアピット クィーンベル初めて。クリンゲルというピアノは結構あるが今回初めて
クイーンベル復活
いよいよ天屋根をクランプで止める作業だ
音色に張りとパワーがよみがえったクイーンベルピアノ スプリング等の交換によりしっかりとしたタッチもよみがえる
さあいよいよ大洲目となってまいりました
各動きのチェックと鍵盤〜からくりへの運動をどう伝えるかのどの位置が一番いいのかの合わせ作業
88個穴を正確に開けていく
ボタンの取り付け
スクリューを取り付けていく
クィーンベルピアノハンマーがやっと到着、ハンマーヘッドいろんなメーカーのハンマーの角度どれとっても合わず
特注で制作
レギュレティングレール制作
古いレギュレティングに組み込まれているボタンはすべて回すと折れてしまう、この部分はUPにとって重要なレットオフ機能をつかさどるところだ、これが効かないことには整調ができないことと同じことになる。何とか回そうと古いレギュレティングに油をさしたりもしたが
スクリュー自体がさびていて少しでも回そうものならぽきりと折れてしまう、というわけで部品自体を作り直す作業
ダンパーフェルト取り付け〜〜〜地道にこつこつと
レバースプリングフレンジ交換これで40年は持つ
上から覗き込んでもアクション正面から見ても見えないアクション裏側につく部品
このクロスあな空きで音は出なくなる
ダンパーフェルトカット 決められた寸法にカット
レバークロスカット
フェルト系50年以上たつフェルトは硬化してしまうのだ
この年数経過しているピアノはまずスプリング系が全滅と考えてよい
これはアトラスのチェンバロ修理
クイーンベル鍵盤バランスホールがたの修理
通常我々はここを引出しと呼ぶ
この直しはなかなか大変な熟練の作業になる
最近アベノミクス効果が出て云々と景気のいいことばかり報道されるがピアノ業界は全くと言っていいほど恩恵も受けない
それより調律師のなりてもなく少子化が進み習い事はピアノだけではないし・・・・
一番きつい所はピアピットのような弱小企業、原油値上がりで部品は値上がり、工房工場電気代金の値上がり ヤマト運輸等の値上がり
塗装塗料の値上がりとあちこちから値上がりしますコールを受けている
高級バック高級宝飾品 絵画が売れまくっているとTVでは報道されてはいるが周りでそういうものを買った人間すらいないのが現状。
修理人はじっと耐え続けるしかないかも。 工房はリスクと知りながら持つことでちゃんとした修理が完結できるところにあるもの
最近はあちこちから回しまわされたピアノ修理が入ってくる、預けたほうは知っているのだろうか?と思うほどとんでもない地方から入ってくる。
修理をとっても修理できる人間がいない、人材がない、それでも修理をとってくる・・・・これはこの業界ちと考えたほうがいい
行き場のないピアノが右往左往しているのだ、
象牙鍵盤バフがけ
外装はこんな感じが自然な色
象牙はがれ
クイーンベル
シッカリチェックしながら組み立てていく
弦はり名人いのちゃん
ピアピットになくてはならない人だ
クィーンベルピアノ棚板足組立作業
弦圧を補正する板
ジャックスプリングという部品小さな部品ではあるがUPではなくてはならない
重要な部品だ これ1個ダメになると全く音は出なくなる
ジャックスプリングはここに位置する
地味なところで支えている部品だ
アクション修理
クィーンベルのベル
ずっとアクションの修理が続く
駒割れ部分をきれいに元通り修理再生します
中音ミドルエンドの駒割れ、こういうケースが多いのだ作り直す
埋め木用に使われるスプルス
クィーンベル共鳴板埋め木修理
フレーム
亀裂に沿って割れを広げていく
共鳴板の割れ修理作業
天屋根は接着されているので無理やりはがす
ぴん板ボルトも取り外す
フレームボルトも緩める
フレームも取り外す
積層のぴん板上側も中側も割れている
足を取り外す、底板を取り外す
棚板も取り外す
駒ピン折れ
ピン板割れ
外装フル塗装〜〜今度は共鳴板等の割れ ピン板の交換までの作業だ
駒ミドルエンドのところが割れていつ修理したかわからないが
ビスで弦の道を変えざるおえない修理が施されている、
この時点で弦チューニングピンはすでに取り外されています
弦の圧力が無くなるとばらばらになる駒
親板〜鍵盤蓋まで亀裂割れています 外装も直さないと塗装ができません
レバークロスは2ミリ3ミリと機種メーカーにより違う
ダンパーレバークロスの穴あき レバークロスの交換です
クイーンベルピアノ張弦開始 張りこむ弦は名門レスロー弦(ドイツ製)
弦圧〜が決まったらチューニングピンブッシュ打ち込み
浜松の工場から写真が送られてきたのでそれをデジカメで取りました
短駒の割れ接着はがれあり
クイーンベルピアノついに音だしが始まる
ピントルクも十分だ これが癖のない音が感じられるのだ、整音はこれから、確かギターもやっていたので
伴奏にもよしという感じにしたい
鍵盤かまぼこ部接着はがれこれが結構多いこの年代のすべてのピアノ
クィーンベル弦圧調整作業
フレーム下にある枕木を削ることにより弦圧が出てくる
天屋根をはがす
浮いてる・・・・
中身も弦関係は弦ではなく針金化してしまっている
接着膠切れ多数 かまぼこもぽろぽろ取れてしまいます
深いワインレッドだったピアノが退色〜〜楽しみですねよみがえるクィーンベルピアノ
象牙漂白
いたるところがバッキリ割れてしまっている パーツのつくりから始まる
今回外装は浜松のピアノ工場へ持ち込む 作り直し作業が多数あり今現在 浜松市に入院中
何とか生かしてつけるものは使いたい まずは象牙の漂白
象牙も部分はがれてしまっています 5枚十枚の単位ではがれる象牙
アクションもOH
拍子木手前側もぱっくりと割れてしまっています