ヤマハNO100 草加市O様ピアノオーバーホール
ヤマハNo100入荷、外装はつきいたハガレ〜もろもろぼろぼろの状態で担ぎこまれて着ました
早速ピアノを寝かし・・・・・予想はしていたがやはり底板が2つに割れてしまっています
棚板~足外装パネルをすべて取り外しますフレームをおろし共鳴板のべとべとに劣化した共鳴板ニスを落とす準備、弦〜からすべて取り外します
側面のツキイタがはがれています
この手のオーバーホールは慣れているものの、1台1台状態の違いはきちんとチェックしなければならない
ペダルが付く底板部分しかしこの底板は2つに割れてしまっている
変色し劣化した響板ニス
ふれーむをみんな男衆で持ち上げます
~~古くなった共鳴板のベトベトしたニスをきれいに落とします
古いニスは響きません
キレイさっぱり古いニスを落としたら共鳴板塗装準備
塗装
フレーム塗装
ペダル分解修理
アクション分解
塗装終了後フレームを本体に戻します
フレームボルトを取り付けていきます
張り込まれる弦はドイツ製のレスロー弦 世界最高級の弦 昔はめちゃ高かった弦なのだがユーロ為替の
影響もありどんどん値段が安くなるのはうれしい
アクション運動機能部の分解作業
ピアノは熱、または湯銭で部品はキレイにはがれる
木部をいためずに分解することが出来る!のが今まで普通のようにやってきたわけなのだが、昨今のピアノはプラ系樹脂を多様されているために
突っ込んだ修理が出来ない、熱を加えてクロスをはがしそのクロスのみを交換できるのだが、今のピアノはちとそうはいかない
部品ASSYごと交換となる、修理人としてその部品を活かしながらなおし続けることが出来るというところにやりがいを感じるので
、安易に丸ごと交換ですはちと寂しい時代になってきた
腕木のつきいたがはがれてしまっている
バラバラにしたダンパーをも一度フェルトから貼りなおし作り直してきます
ヤマハNO100の外装ツキイタハガレ修理
大体この年数を経過したピアノは外装中身ともども膠接着剤が切れてしまっているケースが多数
ヤマハNO100のアクション総乗せ変え作業、車で言えばエンジン丸ごと乗せ換えという琴だ、ピアノを弾き壊すまでに50年に一度の作業、すべて分解して
肝になるところをきっちりとメンテしてあげたいところだ、もちろんこの作業をすることにより
各パーツがスムーズに快適に動くわけで新品時の操作感をゲットすることが出来る
外装、古い塗装を削り落とす作業
アクション修理オーバーホール
ダンパーの取り付け作業
ヤマハNO100の鍵盤ブッシングクロスの交換
ブッシングはレンナー製が一番いい
最高級のカシミヤが織り込まれている、