カワイ301 ピアノ修理と消音ユニット取り付け  横須賀市A様

横須賀から搬入されてきた、珍しいカワイのピアノ85鍵盤
昔と言えども相当な値段だったに違いない。当時やっとピアノが一般的に売れ始めた初期のころのピアノで
お金持ちしか買えなかったピアノだ
今もこのピアノを使っている人は少ないであろう、持っていたとしても修理をしなければ使えない年数が来ている
完動品として動いているピアノは数台かもしれない

鍵盤もキーピン関係の錆により動かなくなってしまっています

アクションはこのように完全に動かない状態になっています
このセクションを直さない限り消音ユニットすらつきません

鍵盤クリーニング黄ばんでいますね

磨きをかけるとこのようにピカピカになります

あまりにもさびていたのでまさかメッキピンだったとはおもわんかった

できるだけ弦ピンいついた錆を削除したいともいます

相当さび付いている弦

レギュレティングボタン回すと軸が折れてしまう

ピアピット灯油タンクローリー

修理相当あちこち悪くなってしまっています

鍵盤上面の深さ高さもかなりくるってしまっています

センターピンの交換の抜いたピン

フレンジ純正品新しいものはわずかに大きさが違うので既存のフレンジを直しながら使います

フレンジを止めているビスを緩めると同時にパキンと割れてしまうんです

相当な数割れまくるカワイのフレンジ

ビス系は錆がひどく使えないものは新品に変えていきます

ジャックスプリング系もバネレートが弱り相当大変そうです
動かないフレンジをなおして動かなくなります

ハンマー整形ファイリング

ブライドルテープ交換

外すと割れるフレンジ

千切れまくるブライドルテープ

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