下律音上げ

ヤマハG3グランドピアノ修理オーバーホール 水戸市

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そういえば、ポールマッカートニーが今年の11月日本に来るにことになりました。当然、ビートルズ世代の私も最速チケットの抽選を申し込みましたがあえなく落選。ポールも71歳、生のビートルズメンバーを見るのもこれが最後だろうねー。ライヴはビートルズ曲のオンパレードらしいので是非とも行きたい!名曲レット・イット・ビーはブリュートナーのグランドピアノの音
で誕生した曲だったと・・・。

シードマイヤー スタインウエイ
と使っていたニス

ヤマハG3オーバーホールだ 現在3台のG3それも製造番号が近い物ばかりがある
どれもが相当に弾いていたものばかりだ これらをもう一度全く違ったいいピアノにしたいと思うのは演奏者のみならず
私たち職人も同じ所にある  最高の手の入れようでピアノはいかようにもなるということは明確だ

ぺだるロッドもさび付いている

ダンパー取り付け作業

バックチェック合わせ

ピンブロック打ち込み中、ほぼ皆約8ミリのふかさー。
それにしてもヤマハの鋳造技術はすばらしい。他のメーカーだとこうはいきませんでしょう。

共鳴板の再生 

ダンパーフェルトの交換作業

お見積金額

弦ピンブッシュ
フレーム塗装      24万
共鳴版塗装       3万
ハンマーシャンク交換 17万
各フェルト交換      各1000円
ダンパーフェルト交換  25000
アクション整調      35000
調律            2万
ダンパーレバー修理   2万
運送代    2万4千×2=4万8千

              計59万6千円
整音作業

ペダリングのスムース性を少しでも上げたい

ペダルボックス分解修理

GPで一番調律師がやりたがらない作業と言えば
このダンパー調整これを極めるには相当年季を積まないとできないところにある。UPのダンパーも面倒なのだがさらに面倒なのがGP
ペダリングで決まるというぐらいの世界だ
わずかな湿気でも変わるというところでもあり
神経質になるコメサン
一度取り付けたダンパーをもう一度取り外してワイアー角度をとり直し
ガイドホール調整等もやり直している

ダンパーにもハンマー同様に走りねじれ等が生じるこれも補正しなくてはならない
目がよってしまうような作業になるのだよん

最近ヤフーから検索エンジンにかけませんか!!と勧誘が来る、
ピアノ修理と入れると1っページ目に乗ります・・・・そうなんだ、それはいいですね〜と
しかしよく話を聞くと1ページ目は全て有料ページで上段から一番高い広告料を払っていただけると
上に載せますとのこと、 でもっておいくらでしょうか?と聞いてみるととんでもない金額が!!!
ムリムリ〜〜月数十万???安くても9万円ぐらい???そりゃ当ピアピットでは到底ねん出できる金額ではなくご丁重にお断りすることに、。たしかに見ていると運送屋サン系ガ多く
大きな会社でしか無理ですね〜〜
HPに関してはプロバイダー契約ぐらいしか知らなかったし・・えらいお金がかかる1ページであることを
まじまじと感じた、夢のまた夢でしょうねえ〜〜〜あの1ページ目に載せたい!!!と思う今日この頃
グーグルは枠内は同じように超有料ページでここも無理なの・・・・
あとは検索が多いと自然に上がっていくような感じみたいですが。
ネットビジネスもしのぎあいなのでしょうね・大変な時代になりやした。

最近のネット事情(いつかあのページに載せたい)

見ていくとサポート部分のスティックがあるこれらも外して修理修理

新品だから全部まっすぐとは限らない、常に本体合わせ作業が伴う

ローラーにレンナー製のタルクを塗布滑りをより良くするためだ

新しいハンマーシャンクヘッド、古いシャンクはローラー部分がつぶれ平たくなっている
これは鍵盤を抑えた時に素早くジャックがtローラーを蹴り上げるところだ
平たいといつまでもジャックが抜けずにその反動が指に帰ってくるこれは素早い対応はできなくなっている状態に陥る
と言うことだ、蹴り上げは一瞬すぐにジャックは元の静止位置に戻り次の打弦準備をしなくてはならない

出来上がったダンパーを取り付けていきます

ダンパーワイアーガイドホルダーのホールの縮んだ穴を熱で広げます

各セクションで形状の違うダンパーフェルトが必要なのだ

ダンパーフェルトの交換作業アンダーまできれいに交換が一番ベストなので全て取り去ります

アンダーの張り込み

磨き終了のフロントキーピン

みがき前のフロントキーピン

ベッティングスクリューも取り外して磨く

チューニングピンを打ち込んでいき
高さを揃えていきます

上に交差する低音弦を張るために
完ぺきに仕上げます
まだやることあったー。弦枕を新調せねば!
ここ、蓋をあけると一番目立つとこなので結構気を使いますね。
穴あけ終了、これで弦を張れる〜〜
フレーム止めるボルトを磨いたら、フレーム本体を締め上げていきます。

やるんであればとことんと、共鳴板ニスはレンナー、最後まで迷ったが柔らかなトーンを作り出したいところで
このニスを採用

デカール装着

むき出しの共鳴板 〜〜 磨きこまれたアグラフ〜〜さあこれから塗りでございますね==

なめらかに綺麗にとぎだす

この部品すべて覗き込んでも見えない所に位置するのとmダンパーの絡みが重要なポイントでもあるので
他調律師は触りたくないところだと思う ましてやレバーもろとも取り外すことなどほとんどしないと思う
すげえええええ面倒な作業なゆえにタッチ感、微妙なところは障害としてたいていたどっていくとこの部分なのだ

センターピンを取り換える作業だがこれがしこたま面倒な作業地味な作業過ぎて頑張ってるな!としか言葉としてかけてあげられないが、この作業は快適性を常に生み出すところのかなめと言ってもいい止音スピードも変わるしタッチも変わる所なんでしっかりセンターピン交換はしなくてはならない

当然GPを自在に操れる人間でないとOHはまことに不向きだ
調律師が全員オーバーホールができる、ということはまずない。経験値が大きく左右する世界なのだ

すっかり日も短くなりましたね〜〜〜〜ハンマーテール部分のスカッチ刻み込み作業

わずかなシャンクの走りを見てフレンジ補正していく この作業は常に弦にハンマーが
同時打弦させることとハンマーの挙動を少しでも抑え込んで垂直にアップさせるためだ

鍵盤下位置にあるキーピン磨き

弦を張りこんでいきます

共鳴板用レンナーニス(ドイツ製)

ピアノのかなめなとこダンパーレバー覗き込んでも見えない部品だが、ここが動かないだけでタッチは一変してしまうのだ
ラウドペダルに付随する鍵盤エンドがこの部分を持ち上げるために動かないと相当な抵抗を生み出す

レバー鍵盤を押す、2分の一下がった所で鍵盤うしろ部分がこのレバーを持ち上げる仕組みだ
レバー個々には鉛がずしりとついているためにその重さも当然鍵盤上でのしかかっては来るが
ここはうまくできていてさほど気にもならない。しかしこの運動からくり軸のセンターピンが動かないと
より重く感じられたりひどい場合は音が伸びたまま止まらないという症状になる

フレームボルトもすべてとり後は人力でフレームを下す作業
これで足の上に落としたら最後だ

人間の寿命より長いピアノは一度の再生でまた40年以上使えるが
人間は再生はできず寿命残すのみ・・・・・・OHできたらなあ

ふるいチューニングピンもさび始めているのだ

ピアノのピントルクをチェックしながら弦を取り外していく

鍵盤木口の交換 音には関係ないところだが
鍵盤蓋をあけると一番見えるところでもある

鍵盤ブッシング等のチェック やはり少しガタ気味なのだ

外装はともかくやはり中身が重視なのだ 徹底的にやりたい 最善を尽くしたいところからくる言葉だ

変色したバランスキーピンとフロントキーピン関係 ピカピカに磨きたい

針刺しピッカリング

GP用ダンパーフェルト  ティーパーに1本のフェルトで来る 1個1個大きさが違うのだ

芯線張り終りました

フレーム塗装

共鳴板塗装 ドイツ製レンナーニスを使用

弦圧をチェックする

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鳴りを部分的にチェックして
改善を決める

ダンパーの取り外し