


フレームボルト 約15センチ本体に潜り込んでいるビスが10個以上あるのだ
全てがさび付いて大変だ
しかしここの難関をクリアー出来なければ修理はできない 丸々一日ぬくlことに精を出す
新品ビスならチョイチョイと締め上げれば数分で済む、ぬくと入れるではこれだけ違うのだ




バックチェック調整



ハンマー走りねじれ調整

















フレームボルトをすべて締め上げたあと 弦圧のチェックだ ここで弦圧がない場合はもう一度フレームを上げて
調整するという作業になる この時弦圧は少しありすぎるところが各セクションで見つかる




ベアリング系もきれいに錆等を落とす


NEWS 先ほどBS日テレの方から電話があり昨年の12月にピアピット修理再生 放送した絆の力と言う番組
反響が大きく12月の13日14日で再放送が決まったと連絡が入る〜〜是非見てくださいね。
ボロボロのピアノおばあちゃんが使ったピアノをお孫さんに・・・・・・必死でオーバーホール引取りから納品までドキュメンタリー
退院後初めてのカレーに喜ぶナベサン

かっこいいぞおおこのフレームに銀の弦が張りこまれる

















ナベサン糖尿病の治療にて8月9日から24日まで入院〜〜スッキリインスリンを持たされ退院
今までがコーラサイダー生活を送り甘いもの大好きな生活を送りそのまま病院送り
そういえばちょうどピアノが実家から出るときだった、これが無事でないと入院できないと本当は5日からだったのを無理やり9日に変更してもらっていた、この時ナベサンの血糖値458とアメ車並みの大排気量馬力をたたき出す。
通常の血糖値は100とか110ですからね。そりゃ具合が悪いわ、だるいだるいと訴えていた(前からではあるが)
病院嫌いなナベサンが自ら保険証持っていくくらいだから本当に具合悪かったんだね〜〜〜
そのあと信じられんことが起きる!!!!



割れ目に沿って埋め木用のスプルスをティーパーにカット

割れている共鳴板の割れ目をティーパーに開いていく、










猛烈なにおいがするところなので天気のいい日と風がある日を見計らって外作業になる




べたべたの共鳴板は表面に言い換えれば吸音材を付けたように音がいい感じでひびかない
そのために何とかしたいとほかのお客様でもこういうケースが多いしかしながら
弦を張りこんでいる状態では手を付けることは難しい
こういうオーバーホールの時にこそしっかり治しておきたいところだ




















みんな力を合わせてフレームを持ち上げるぞ〜〜〜いいかみんな力を入れろ〜〜〜







やはりねじ山がつぶれてしまう 取り出しだ
折れたビスを抜く作業はことのほか面倒だ



弦関係はすべて取り除かれている

フレームもおろす作業



レバーレール等の取り外し作業
外装につくパーツ大屋根〜支え棒すべてステイから取り外す
フレームをまたいでフェルトが巻きつけてある あまり見た目もよくない




一度ふれーむをあげてるかんのないG2
オーバーホールはされているがフレームを上げていない・・・・・共鳴板はニス塗りが行われているということは・・・・・・・・・あれ?・

ゆっくりと弦張力を緩めていきます

大屋根ヒンジが壊れているのでそのまま勢い良く開けない!!
弦ピン関係これから取外し














ダンパーヘッド取り付け

最近のネット事情(いつかスポンサード広告を載せてみたい)
ハンマーヘッドシャンクヤマハG2

















まず一番初めにこのピアノどこかでOHされている
しかしニスの上からニスを塗ってしまっているハンマーは側面をカットされている
何か意図があったように見えるのだが結果として寿命を延ばすに至らなかった
こういう風にスタインウエイでは・・・・・云々という直しをやろとするとまちがいなく失敗に終わる、まずヤマハのピアノであることと之だけ年数が経っているところで今現状はこういう感じだ、と言うことを把握しまず元の状態に限りなく近づけるというのがコンセプトとなる。そして一番い状態の位置にピアノを持っていくというところが一番いい音につながるということだ



ダンパーレバーここが肝。覗き込んでも見えないところでもあり手を入れようにもダンパーをすべて取り外さないとこの部品ユニットは取り外せない懐と言われる奥に止められているレバーと言う部品だ
鍵盤を押し下げるとこの部分が持ち上がる。この部分の先には音を延ばしたり止めたりするダンパーが乗っている
ピアノの弦のところを覗き込むと黒い物体が並んで見える、弾くピコピコ跳ね上がるあれだ・その根元にこれがつく
この部分が少しでも動きが鈍るとタッチ感触に大きく影響が生じる、抵抗摩擦なのださらにひどくなるとレバーフレンジが動かなくなるそうすると音が残ったり止まらなかったり戻らなかったりで大変な事になるのだ
しかもたぶんGPで一番面倒な作業なところかも。誰も調律師は触りたくないNO1の場所なのだ。
調律師でこの部分を取り外したことのある調律師はたぶん相当に少ないと思う。実はただ取り付ければいいというものでもないところにある、すべて調整がらみで取り付けていかなければならないので。特にこういう修理はよく外回りの調律師から依頼が絶えない
ピアノ弾く人も見ることはほとんどない部品だ
ナベサン事件その2
入院次の日ピアピットにナベサンがいませんが・・・・と病院から電話が入る!!どうやら抜け出したらしい
家にも電話が入りかみさん激怒! そのうち汗だくで帰ってきたナベサン・・・・話を聞いてみると
運動しなさい、と言われたらしく次の日から病院外5キロまで散歩ジョギング〜〜腕には入院してますのタグ付き
「敷地外には出てはいけません)ときつくお灸をすえられしょぼんとしてた。
まだまだあるナベサンありえん事件



フレームの磨き掃除脂取りクリーニング

、剥離剤を使うので四方に飛び散らぬようにマスキング


駒割れも発見 弦で抑え込まれているとぴたりと割れも確認できないが
弦を取り外すとぽか〜〜んと開いてくる

これをしっかりやらないと断線(弦がベアリングで渋滞)を起こして切れてしまう現象が
癖のようにおこるとこれが厄介なのだ
GP弦が切れやすいとか切れるところがいつも同じとかいう症状はここが味噌


下したフレームは裏側から見るとベアリング部分(弦圧)がかかるところは弦溝がザクリと鋳物につく
砥石できれいに研磨することは大切なのだ こういう時にしかできないところだ










ピアノ側面を止めているビスやもろもろのビス類は長年の年数経過にてすべてさび付いている


ダンパーレバースクリューを回してダンパーの取り外し







チューニングピンブッシュの打ち込み ピントルクを作り出すところでもある

クロス系の弦枕等もすべて新品に作り直す

サンデング番手を変えて綺麗に磨く







ダンパー取り付け作業
ダンパーワイアーが数本交換しなければならないグニャグニャに曲げられている
。とびまわるなべさんちの佐助
10月18日(金)BS日テレ「キズナ」
よみがえるピアノでピアピット再放送〜〜だそうです。奮闘する海ちゃん頑張るオーバーホール
是非見てくださいませ〜〜〜〜
お知らせ![]()



フルコンに持たされている艶これがこだわりも最高だ
かっこよすぎる 400万円〜のピアノはフレームクリアーがしっかり塗りこまれている。





ダンパーヘッド作りこみ作業 フェルト〜アンダーまで新品に交換


ここまで来ると当初持ち込んできたG2とは別物のピアノに見えるのだ





ダンパーフェルト取り外し作業





穴あけ作業 確実に正確に穴をあけていく ベテランの仕事だ

弦圧はありすぎても鳴らないしなくてもならない ありすぎるところは厚紙を使って補正していく







共鳴板塗装 ヤマハのデカールも新品装着


フレーム塗装





ピアノ共鳴板 命心臓部弦を張りこんだらもう手を入れられないところもあるそして向こう40年以上の太鼓判を押さねばならない
じっくりと丁寧に下地を作り上げたい


駒のクリーニング 駒部分は弦を張りこんでも見えるところ綺麗にしておきたい この削りこみがたいへんのよ












共鳴板サンディング作業 共鳴板ニスを生地をきれいに整える

ればー本体





割れ目よりやや大きく埋め木用のスプルスを作る
ハンマーでたたいて少し薄くしたところにボンドを流して埋め込む ボンドはたたかれた木を膨張させて
割れ目に密着させる。これ職人技なり




或る程度剥がし終えたら共鳴板割れの修理だ
見積もりに行った時の数倍に増えている
それは弦張力に抑え込まれているので割れてていても目盛りと勘違いするケースが多い

私たちはこの匂いに慣れているが、素人はたぶん気持ち悪くなるはずだ












金色のフレームの下を走る共鳴板の割れ






しっかりセンターピン交換を施すと繊細な指の動きに対して鍵盤がしっかり反応してくれる
これはシャンクにつくローラーも同様な俊敏かつ指先の神経のような働きをする所だと理解


ダンパーレバー系のスティック修理 この部品覗き込んでもほとんど見えないところ深く懐にあるパーツだ
ここが動かなくなるとたちまち音が止まらないかもしくはタッチはドヘビーになるのだ
UPもそうだが年数の経ったピアノは必ずここをチェックしなければならない







個々にも残っていたビスの残骸をぬきとる作業が続く

フレームが下りると変色し割れてる共鳴板がむき出しになる





足の上に落とすと骨折100%だ









フレームボルトにネジが折れる
たぶんこのピアノ前にOHの時に回しまわらなかったと感じる
そのまま共鳴板色尾を流し込んだか このままフレーム塗装されているところもなんか腑に落ちないところあり



パリパリに割れている共鳴板



弦等を取り外したらチューニングピン関係もきれいに取り外す
古いピンブッシュも交換だ


ダンパーフェルトの取り外し この列は確実に決まっている
左右1本でも入れ替えできないほど合わせ組み上げなところなのだ
大屋根ヒンジビスはこのように緩んでいる
上で壊れていると書いたがこのことだ





レバー系が。当時ここは動くと見切り修理されていなかったらしく
確実に動いていない


ピアノオーバーホール前のチェック というより一度手を加えてあるのでそこらをチェックしながらのさぎょうとなりますね






見ているとほとんど内職の世界ですね〜〜

弦貼り替え作業順調に進んでいきます





フレームも錆びてダメ も一度きれいに塗装します

変色してべとべと色が汚く変色している そ下にはニス割れと共鳴板割れが走る




1本ぬけた〜〜〜

