イースタインNモデル昭和38年製ピアノオーバーホール修理 M様
お見積金額
弦交換 チューニングピン交換 ブッシュ交換 170000円(レスロー弦)
象牙漂白28000円
ハンマー交換36000円
ダンパーフェルト交換28000円
バットフレンジ交換15000円
バットキャッチャースキン交換15000円
ブライドルテープ交換18000円
ジャックスティック修理16000円
ウィッペンスティック12000円
アクション総合調整22000円
調律5回15000円
キャスター1500円
ダンパーレバーふれんじスプリング交換27000円
運送15000円+15000円=30000円
税込納品時の調整調律含まれます
既に50年のイースタインあちこち劣化〜オーバーホールだ、どんなピアノでもこの年数を経てくれば似たような感じになる
一瞬買い替えようかな。と誰でも頭をよぎるに違いない、しかし直すことができると思えば愛着もあるピアノだ、よみがえればオーナーとしてはとてもうれしい話だ、そこのところの仕事はピアピットというわけであり、1週間以上ピアピットでねかして梱包を解く
けん盤下位置にあるフロントキーピンとバランスキーピン
けん盤の上下運動のかなめなところでもある、錆びたり汚れがつくとたちまち摩擦抵抗が大きくなり
タッチの感触というより鍵盤の動きがすこぶる悪くなるのだ
ペダル磨き
プレッシャーバーの取り付け 巻き船の張りこみ作業
パーツパーツすべての感触と状態を調べていく1個1個だ
弦圧の取り直し作業あり得ないくらい弦圧がある、これではフレーム共鳴板に大きな負担がかかる
フレンジの交換がゆっくり続く
プレッシャーバーの磨き作業
古いキャッチャースキンをすべて取り外します
アクションの調整からくり調整
けん盤深さアフタータッチを作り出す作業
ハンマーヘッドとリつけ作業
第一整音ピッカリングをしたのち高さ等の基準を作り
古いハンマーを取り外して新しいハンマーに取り換えるのだ
鍵盤バフがけ
イースタインダンパーフェルト交換
オーバーホール時 もし弦がなかった場合の太さ長さ等の算出方法〜〜数学が得意な人にやってもらうのだ
ナベサンの爺バンド、60年代ロカビリー〜フォークまで何でもこなす
楽譜は全員拡大コピー必至だ。
アクションの分解作業 レバー系〜ハンマーまでのオーバーホール
割れてしまっているキャスター危ない〜〜
イースタイン象牙漂白
レスロー弦が張りこまれるイースタイン
ピンブッシュ穴あけ
チューニングピントルクを作り出すチューニングピンブッシュ打ち込み
作業
新品のキャッチャースキン
これを幅に合わせてカットしていきます
キャッチャースキンの張り替え作業
アクションバット部分側面に刻印された番号 これは製造年月日の番号だろう
1962年3月16日組み上げということだ
ダンパーも新品に交換されます
フレームがもどされます
アクション部分分解〜〜修理
錆びついているベアリングをサンドラバーできれいに仕上げます
ベアリング弦がのり調律時弦が動くところ
フレームをみんなでせ〜〜の 指を挟んだらおしまいですよ〜〜
弦はすでに針金状態と化している 外装は傷あれどこれがレアな感じでいい
ヨーロッパのピアノはみんなこんな感じで置かれている 素敵だ、ぴかぴかのピアノを見飽きるくらい見てきているので
なにか温かみを感じる
草を踏みつぶし作戦 草ぼうぼう
ブライドルも新品に交換
ブッシュまだ穴あけはしていないものを打ち込み
ピンサイズに合った穴あけを施す
7ミリもある、通常は2ミリぐらい
相当な圧力がピアノにかかっているみたいだ
これはいかんぞ、
アクションフレンジ交換から基準に合わせて交換していく」
フレームヒッチピンフェルトも交換
玉を作る張りこみかただ
ぴん板これまた良好かもしれない念のために補強は必要だ
フレンンジ系もグタグタ、交換になりますね
フェルトスプリング等はすでに年数の経過で針金状態になってしまっている ハンマーもトップは減りこみ平になってしまっている
アクション部〜ボロボロゆえにできるだけ既存の物を正確かつきれいに直したい
ぴん板の状態と共鳴板の状態を確認と割れ補修
すぃ〜〜〜っと亀裂が入る共鳴板
古いピンブッシュを抜く
フレームボルト位置は必ず決まっている
共鳴板、フレームが下りた状態
変色したプレッシャーバー
イースタインフレームボルトを緩めます
弦圧状態〜〜測定アクションボルト位置測定
ピアノ本体を寝かして鍵盤が乗る棚板の取り外し〜足分解作業
各部の割れや痛み等を確認しながらばらしに入る
こういう傷も歴史を語るところだ。むやみに直すのは私個人的には直したくない
外装はレアな感じでも中身はパワーを持ったピアノでレストアしてあるほうがかっこいいのだ
ペダル完成
イースタイン現在ダンパーレバーフレンジスプリング等の交換にて
浜松に部品発注〜〜これはイースタインに限らず弦振動を常に抑え込んでいるバネレートはさすがに半世紀近くたつと
抑えが利かなくなるためこれらは交換しなくてはならない
キャスターが完全に壊れてしまっている交換です
ペダル完成
連休返上で挑む義春氏
フレームボルトを締め上げていきます
古いだけにバラしも慎重を極めるところありですね