キャッスルピアノ修理OH  西宮市T様

ピアピットHPへ

キャッスルピアノ六郷ピアノとも言います 古いモデルですね。オーバーホール必要です
この年数経ってきているものは大抵ほぼ同じような症状に見舞われている、音が出ない共鳴板が割れている
外装が剥がれかかってる等もろもろ 中古で買えば新しくてメーカーものが買える昨今だがOHと言うこと
それは愛着度のなす業でもあり、託される側も緊張が走るのだ

ペダル窓板の作り直し〜〜〜新品でございます
ここはぼろいとやばいところなゆえに作り直し

お見積金額

ぴあの弦ピン共鳴板割れ修理(レスロー)
          175000円
ダンパーフェルト交換30000円
鍵盤バフがけ7000円
膠切れハンマーファイリング22000円
ペダル窓制作塗装32000円
バランスキーピン交換6000円
各フェルトクロス交換4000円
ウッド部膠切れ修理4000円
パネル塗装38000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送35000円+30000円=65000円
合計416000円
税込納品時の調整調律含まれます

ダンパーフェルトのカット

鍵盤かまぼこと言われるところがぽろぽろはがれおちる

名前が・・落書きが取れない

表面細かいクラッキング発生

17日国立競技場へポールマッカートニーのアウトゼアコンサートに行った
開場ぎりぎりになり盛り上がるところで中止〜〜残念  帽子を買った〜〜
体調直して早く見たいす〜〜

先ず先に浜松へ送った、ナベサンが浜松出身なので当時の工場の歴代ベテランを知っている

外装がやはり相当にくたびれていたため塗装することに
やはり見えるところは気になってしまう

ダンパー交換前の合わせ作業

ダンパーレバークロスの交換

サンディング終了

ロッド取り付け

ロッドの磨き

黒鍵盤は触るとぽろぽろはがれおちてしまう これは再接着

アクション部品内部につくダンパーロットもさび付いてしまっている
この部品は見えない、普段はアクションの構成の中にある
しかしアクション部品をすべて取り外すと見えてくるのだ

鍵盤バフがけとウッド部分のサンディング

みんなで作業 

鍵盤ブースに運び込まれた鍵盤だ

まあここからがしっかり腰を据えての作業 実に地味な作業となるので写真でもこれと言った
解りやすい写真は無理  センターピンの交換と各部の点検接着はがれ等の確認修理だ

はんまーが生きているキャッスル
これをもう一度使いたい〜〜〜

アクション分解全ての部品を取り外していく

クロスの張り替えとスプーンの頭を磨くことでストレスもなくなる

ダンンパーレバークロス系の穴あき この穴はスプーンと呼ばれるウィッペンにつく部品の頭が錆びることでクロスを削り始める
と言う厄介な症状なのだ この穴が大きくなるとスプーン自体この穴に引っかかりたちまち音が出なくなる
頭が錆びればその分摩擦抵抗も大きくなりタッチ感触にも大きく影響するところにある

ブライドルテープの交換

当然フェルトクロス系も劣化しているために新品に交換されます

各ふれんじのセンターピンン交換
このピンは各箇所にあるところだがすべて駆動系のところで活躍している
全部交換することでストレスなく動くことを目指す

バランスキーピンの抜き 新品のキーピンを打ち込んでいきます

ブライドルこのように赤いチップ付きのコードなのだがこれをつまむとボロボロに崩れてしまう

今回できるだけ既存の部品を動かすというオーバーホールに徹したい が乙全駄目なものは交換でもある

完全にさび付いてしまっているバランスキーピン

当時の接着系は全て疑いを持ってチェックしていく。触ると見事にポロリとはがれてしまうところが多いのだ

アクションを取り外して鍵盤も取り外す
バランスキーピンはすべて交換だ〜〜みがきのレベルを超えた錆び方なのだ

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サーフボードカスタム塗装だナベサンボード

今年初のスイカ

弦が張りこまれた状態で戻ってきた  これから内部関係のオーバーホールに移りたい ペダル窓系はグズグズになっていたので作り替えられている