フレーム塗装

ヤマハC3B ピアノ修理オーバーホール 松戸市F様

ピアピットHPへ

共鳴板のきれいさは音に反映するところなり

弦圧調整のためにジャッキがまた必要

ヤマハC3Bグランドピアノです、弦はさび付いています 共鳴板はベトベトで埃がたまっています
音色は芯が細くいい音ではありません、さあこれからオーバーホールを施して新品時以上のレスポンスを持たせます
作業内容こと細かく載せていきますので見ていてくださいませ

ハンマーただ交換すればいいという話ではないのがピアノ。そのあとの実に微妙な調整がすべてを決めるところにあり。ただレンナーのハンマーを付けるといい音がするという話は間違い
そのピアノにあった特性を生かしたハンマーでないと無駄なものに終わる
その辺辺りがそこの工房の技術力と言うことにもなる
言い換えればきれいなセッティングと味付けがいかにできるのかと言うことに尽きる話になる

細かいパーツが磨き塗装された

よりローラーの滑りを作るためにタルクを指先で塗りこむ タッチ感はこういうところから来る

シャンクハンマーヘッドの交換

ダンパーレバー鉛の加締め

黒檀鍵盤

バランスキーピン フロントキーピン
このピンは鍵盤運動をつかさどるところでもありこの軸を基本として鍵盤はうごく そのピンが錆びて少しでも摩擦抵抗が上がれば
かなりタッチ感は大きく変化するのだ。
見えないところかもしれないが重要な所だ

1962年製ジャスマスターを手に入れる
50年ンも前のギターだ

取り外したところで一度弦圧を各所チェックしていきます

ピアノ修理に戻る

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先ずは割れている共鳴板の乗る下いたを再接着 これを見落とすと調弦時雑音の原因になりそうだ

弦をゆっくりと張力を落としていきます

この厚さ調節により弦圧は決まる

フレームが塗装終了 共鳴板塗装終了さあフレームを戻しますぞ、皆々衆のお手を借りて

バスダンパーフェルトは合わせながら取り付けていく
最初から貼りこまない

ぴあの脚無数に傷がついている

大屋根の磨き

ダンパーの取り付け

音上げ引き上げ

古いローラーと新しいローラー

磨きこまれたキーピン関係
ここに鍵盤が入るためにこういうのはこういう時でしか見ることができない

ナベサンの34年前のギター完璧な甘いいい音がする

この部品は筬裏側につくベッティングスクリュー左ペダルを踏むを感じられる踏み心地はこの筬につくベッティングと筬の関係で全て来まる
わずかでも高いと鍵盤は深くなりすぎてひきずらくなり低すぎるとペダル踏んだ感触も大幅に変わるmタッチ感触も激変する所にあり
環境に合わせて筬を調整する重要なスクリューだ。四季のある日本では必ずGPにはついている。

変色してしまっているバランスキーピン

相当な埃がたまっているけん盤下

キャプスタンの頭を磨く
こんな小さなわずか10ミリほどの部品だが
指先のタッチ感触スピード強さはここから上のサポート部品へと運動は伝わるところだ

ピンブッシュ穴あけ

弦枕も新品に交換

弦圧調整〜〜この小さな木が決め手になる

ダンパーアンダーフェルトの交換

共鳴板サンディング できるだけ綺麗にする、心臓部でもある

弦の交換とダンパーヘッドの交換は同時にやらないと新品弦が貼りこまれたピアノの音を止めるのは古いフェルトでは止まら愛

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師の世界も大きく変わりました

共鳴板淵に塗りこまれているラックをかきとる パリパリになっていて雑音の原因になる

2号工房つくり中

油分汚れ等を綺麗に落として洗う

と言うことですぐにバフ室に移動

フレーム再塗装準備洗浄する

フレームのピンブッシュ抜き

スクレーパーがスーッと入ってしまう

フレームを下した共鳴板の下に異変発見!

べたついた共鳴板の上に乾燥剤がべたりとくっつく

ピン板割れなし

3シリーズまではまだいい5シリーズ以上になるともっと重くなる

せ〜〜〜の

さあみんなでフレームを上げるぞ〜〜〜

チューニングピンの抜き取作業

全部ぬきとったら今度はフレームボルトを緩めていきます

けん盤の木口交換

ピアノオーバーホール私たちでも一生のうちに1回位だと思いますね。
修理人の軌跡を残す作業になるのでしっかりとこと細かいところまで手を加えていきます

丁寧な作りこみは音に大きく影響する
時間はかかってもいいいい物を作り続けることに意義があるのだ
細部にまで職人の気質を与え続けたい

最近ピアノはほとんどが中国、ベトナム インドネシア製となっている
コスト的に大幅に落とすことができるので製品的には格安感がある、しかしいいところと悪いところの見分けがつかないというのが
現状だ。頭ごなしに中国製はよくない! ベトナム製はよくない、結局日本製じゃないとだめだ、とは言うが、その日本でも作っているところは
ほとんどないというのが今だ。日本製があったとしても当時の木工職人はすでにいないし、ピアノ職人もいない現実の中で何を見て日本製と言うのか?と言う疑問が当然湧いてくる。 職人すらいない現実の中でいいピアノは作れないというのが本音だろう、それと原材料の入手等でもその道のプロもいない、。ではなぜアジア系のピアノはダメなのかと問うと「材料が悪い」「つくりが悪い」と言うがさらに突き詰めて聞いていくと、その判断すらできないところにたどり着く、じゃああなたにピアノ作ってもらおうといっても絶対無理な答えが返ってくる。
製品管理がメーカー上げてできてくるものはかなり程度のいいものが増えている現実は、たぶんではあるが日本メーカーが食われてしまう
危機感からそういう言葉が氾濫している現実も見逃せないのは事実だ、いいものは評価すべきであろう、たとえ中国製でもベトナム製でもなんでもそうだ、50万円〜100万円以内での判断は実際見て弾いて確かめて買うという必要性はある。
段々木(天然資源)に変わるピアノも出てきた、それを頭ごなしに否定もよくないと思ったりもする
フラットな感性でピアノを選んでもいい時代に来ているように最近感じる。

安くてもいい音色だなと感じればOK、だと思うが、売りたい方はそうは言わない、この感覚は永遠に行き着くところはないのか
それをしっかりとアフターできる姿勢を売った側も整えなくてはならないところもある。
ブランドイメージは確かに正しいところもあれば????と言うところもあるのでヨーク精査してから選ぼう
ピアノライフが楽しい物になればいいですね

鍵盤アクション系始まりました

摩擦抵抗ももちろんタッチ感が大きく変化するところだ

ダンパーヘッドのアンダーフェルト、フェルトの交換作業
すべて取り去ります

クランプで固定

フレームの重さが無くなると共鳴板が乗る下いたが割れている

弦が外れたC3これで張力はゼロになる、今まで数十年間お疲れ様〜〜
共鳴板〜フレームまで塗り替えられてリフレッシュしていきます

ベークラから黒檀鍵盤に変更、鈍く光る重厚感と高級感が漂う

まるで普段隠れてしまってのぞきこんでも見ることができないダンパーレバー系
ここのスティックは必ず治しておきたい

レスロー弦

共鳴板の塗装 ヤマハデカールも新品に交換