細かいパーツのブライドルの交換

アトラスピアノオーバーホール 秩父市E様

バランスキーピンとフロントキーピン磨き ピアノタッチ感触に大きく影響するところだ

改築中というか作り続けるサグラダファミリアのような完ぺきに計算されつくされている作り方ではない
計算されつくしてない工法が怖いピアピット

アトラスピアノです、確実にOH時期に突入しているピアノです。買い換えようかな?と一瞬頭をよぎるが、そこは治す方向へ
愛着があり手放せないのだ、これは直す人間には頑張ろうっていう気になりますね。完璧に直したいと思います〜〜〜

底板のビスは全てさび付いています

弦を取り外していく

フクチャンが木から丸々くりぬきすべてオリジナルで作ったギター 材料も超高級部材だ

精密な整調作業が繰り返されます

ハンマー弦あたり調整 細かい作業この時点で快適な運動をしている
フレンジの効能が大きい反応も素早いのだ

フレンジが動くということは快適性ガ約束される

からくり部分のフレンジ交換 当初スティックをセンターピン交換で直そうとしていたが
面倒な作業なのでなら、新品交換しちゃえということになりました

ええいシフトのスプリングが邪魔で手が入らん

もう一度底板を取り外して作業だわこりゃ

外装も光り結構きれいになりそうですね

修理、時間が許す限り手を加えること、機械物はインスタントで直すと必ずそこにしわ寄せが来るのだ。怪しいところは徹底的に手を加えること

ピアノ本体を寝かしての修理  ペダル窓クロス系の交換作業

この時期湿度管理は欠かせない 常にこのぐらいの湿度は楽器には必要だ

すべて手作業なので大変です

おやじたちの修理職人という看板

アクリル鍵盤装着 張りこみ作業

いよいよくそ寒くなりサーフィンでも凍える季節となりまして
水温も急激に下がり始めた今日この頃 サーフするたび凍え死にそうになります。このスポーツ
何年続けていても寒さにはなれないのだ。とにかく冷たいスポーツだ、体に悪い

ダンパーフェルトのカット 1個1個カットしていく

こういう風にピカピカになると早く音だしがまちどおしいが、アクションが一番の肝

アトラスピアノダンパーフェルトの交換 下の写真ダンパー既に硬化してしまっている
これらをすべてはがしてフェルトの交換

ギターを弾く松野氏

プレッシャーバーの磨き作業 弦を抑え込むバー

素人はプロよりもたくさん釘を使うので耐震は抜群

弦はレスロー(ドイツ製)鳴りの最高峰だ

ゆっくり弦の張力を落としていく 一気に落とすのは禁物だフレームと共鳴板を痛める可能性がある

残ったチューニングピン抜き

鍵盤関係は罅割れていますこれらも新品に交換されます

鍵盤調整が続く 

けん盤の削りこみ 鍵盤接着削り込みまで幾通りの工程を経る

新品の弦振動を食い止めるのは新品のフェルトしかない
これ定番 弦の交換作業とダンパーはセットと考えたほうがいいのだ

交換前のダンパーフェルト

番手をしっかり定位置で張りこむ作業

ブッシングクロス交換レンナー製カシミヤ(ドイツ製)を使う

全て緩めたのちバスげんを取り外していきます
このバスげんは特注で作ってもらうためにたばねてから浜松へ送ります

夜食タイム 夜もう一度食事がある
今日は松野さんが作ってくれたカレーだ

ピアノ修理に戻る

鍵盤の調整作業

向かって右側ピアノ親板側面に数本のクラッキングあり どうこうなるという心配はない
塗装膜の劣化でひびが入る

バスげん用ダンパーフェルト交換

完全に平ったくなったハンマーヘッドここまで使い込んでくれれば
はんまー冥利に尽きるとこあり

アクション系はさすがにくたくたの域に レスポンスが作れない状態に落ち込んでいますね これらも改善

熱を加えながら取り外していきます

けん盤取り外し作業

数日間放置したのち弦の張力をゆっくり落としていきます
一気に緩めるのはタブー 共鳴板に負担をかけてしまうんです

弦関係はすでにあhりが根の金属音のするような響きに変わってしまっています
弦の交換の効能は実に大きく音色サスティーンをどうしてもほしいという場合は弦の交換しかないのだ