ルビンシュタインピアノ  ピアノオーバーホール  

だんだんピアノらしさを取り戻し始めたルビンシュタイン

ぱっと見は古いな〜と感じるだけなのだがこれが、よくぞピアピットまで壊れずに届いたかと
一応ピアノとして立ってはいるが親板ははがれ接着関係はほとんどくっついていない状態です
飾り系はGOOD今はこのような付きこみ飾りは日本製ではまったくないのだ
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共鳴板これが大きく割れてしまっている、それも相当数割れひびありなのだ20センチ間隔で割れている響板
これではピアノ弦の音は響板には伝わらないのだ

長らくお待たせいたしまして、完成の域に達してまいりまして

ピアノ下前パネルもばらばらになりかけている
四角いペダルも今見るとおしゃれかな
ルビンシュタインのアクション駆動系はすでに寿命ですね、ハンマーも弦溝があるというより掘理困れているという感じですね、アクションは新品に交換します、
突き上げ棒に付くカビ
なぜか1本チューニングピン弦丸ごとないのだ
フレームをとめるボルトもさび付いてしまっています
ほれてしまっているハンマー系
ペダル底板部分亀裂が入り真っ二つに割れています
雑音を止めようとしたのか板が突き刺さっている
ダンパーペダルの天秤軸も底板が割れた影響もあり
板が動きフレームに干渉してしまっています
鍵盤をはずしていきます、鍵盤下には相当なホコリがたまっています
、しかしそのホコリの下からいや〜〜な感じ!!
棚板というんですが、ここもぱっくり割れてしまっています
下からライトを当てるとこのようにくっきり割れがわかりますね
棚板の節穴、節が取れてぽっかり穴が開いています
これも雑音防止用にビスを入れてとめようとしたのか、ビスが刺さったまま。
高音部にも断線あり
レギュレティングスクリューの頭が取れてしまっている
これがないと工具で回せないのだ、
鍵盤下は虫食いの跡と誇りに覆われてしまっています
虫食いキーバックレールクロス
ピアノ側面の板(親板)がはがれているこれが取れると、ピアノは立っていられなくなる
すなわち崩れ落ちるということだ。やや大きな地震でバタンと外れる、
それを考えるとぞっとしますね〜〜
ピアノ本体を寝かします、底板の取り外し〜ピアノ分解作業です
底板は割れてしまっています、
キャスターはなぜか釘で打ちつけてありますね、何でか!!
底板を取り外すと真っ二つに割れてポロリと外れました
底板は作り直しですね
ペダルが干渉しているところにクロスが貼られています
棚板とフレームがくっついていない〜〜
弦はすべて寿命にて交換します
共鳴板の割れもビシバシに割れまくっていますね〜〜この時点で楽器ではなくなっています
・・・・・しかしそれを元に戻すのがピアピットの使命〜〜〜よっちゃん頼んだで!
いとも簡単に外れた親板危ない危ない
ばらせばばらすほどばらばらになっていくのよん))))))
弦はずし作業開始
おそらくピン板もイッチャッテいる感じですね、ゆるいゆるい、
ワイアーをはずしていくルビンシュタインピアノ
バス弦は特注するので番手のない弦は印をつけ作ってもらうんです
なんと!!響板からたけのこが))と思ったらビスの頭じゃないか〜〜びっくり
突き出てしまったか!
ナベサンは2号工房つくり、そうだこのルビンシュタイン2号工房で第一号ですね、記念すべきピアピット2号工房初になります
弦をはずしたらj今度はチューニングピン抜き
何とかならんかこの寒さ、
どんどんばらしちゃいますね
この間隔で割れている響板
相当雑音もしていたのではないか、
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ピン板も割れ発生、これでは調律は不可能でしたね
ふと思ったのだが、このピン板たて目は珍しいというか普通横目なのに
一瞬写真だけではフローリングかと思ってしまう
悲しいかな響板なんですぅ
毎日大工大工の世界、
ピン板の修理
響棒まではがれてしまってます、相当重症のようです
ピアノ下にもぐりこんで響棒1本1本チェック
響板をはずすべくビスを緩めていきます
付きまわし板の分解
なんと板の裏側から住所が・・・・・・製作された場所の住所なのかな
ナベサンは2号工房建築中一人で何でもやるナベサンはえらい!
通常の共鳴板よりはるかに薄い共鳴板
この写真を見ただけでピアノとは到底思えない、床下のはりの部分が出てきたような感じだ
こんな状態から本当に直るのか!と思うくらいばらばらになりつつあるルビンシュタインのピアノ、治します、どんな状態からもOK
今まで何十台と直してきているのでご安心を<まあ見ていてください
ここまでくると微妙に面白くなってくるのだ
坂下で共鳴板がむき出しになりました
一度響板〜響棒まですべてとりはずします
まるで床下の根太のような状態まで分解
ますます面白くなってきましたね
響板再生作業まあ作り直しですね
アクションはすべて新品に交換されます
そのためにセクションごとに工場に直接郵送されていきます
まるで何を作っているのかさっぱりわからないが、ぴあのですん
これが完成すると鳴り響くんです
信じられないかもしれない
響棒直し 皿ねじきりを使うピアノ組み立て作業が1から見れますコーナーになってしまったね、
駒も割れて・・・・・・おりんす
響棒のはがれ接着しなおし
しっかり張り込まれると響板はムクリが出てくる
共鳴板のわれを直し,埋木を施して1枚1枚板を張り合わせていく
共鳴板が出来上がってまいりました~~~長い長い〜〜〜
キャスター、元穴が何度も穴をあけられぼろぼろ
その横に新たに穴を開けなおしキャスターを取り付ける
この穴を埋めてキャスターをつけようにもグズグズ担ってしまっている、グズグズになった穴にビスを閉めこむほど怖い物はないのでその隣に新たに穴を開けなおして取り付けることに
響板ボタンの取替え
なんとなくピアノの感じに見えてきたのですね〜〜〜長い長い
プレッシャーバーのビスはすべて新品に交換
ヒッチピンに付くフェルトも新品に交換されます
ピンブッシュ打ち込み
弦圧調整のためフレームを削るこの削り込みの作業は失敗は出来ない
修理の達人義春氏の仕事だ
フレームがのったら弦圧の調整作業
フレームボルトのさび取り
魚の骨のようになっていた響板に肉が付いた〜〜
ルビンシュタインのペダル
底板修理、真っ二つに割れてしまっています
ペダル窓クロスの張替え
親板側面の取付作業
ルビンシュタインのアクションこれがまた現行の部品が無い
規格もすべてないのだ、それならば部分パーツは合うのでそれら直す方向に転換
相当面倒な再生作業となるがそれも楽しもう
どの規格にも適合しないウイッペン
ウイッペンヒールのブロックも
接着ハガレでぽろぽろと・・・・・
スプリング系はさすがに交換しないと
バネではなく針金状態だ
動かすところは確実に動かす
接着ハガレは確実に直す作業が延々と続きます
ルビンシュタインのバックチェックフェルトの交換1個1個カットして88個交換していきます
鍵盤下にあるクロスパンチングはすべてこうかんになります