ジョンブロードウッド  虫食い修理        都内M様
ジョンブロのUP  外装は
程度よし、・・・しかし中身が虫食いでかなりやられている
弦~ピン部ややさび付きあり、
響板割れなしここはほんとに良かったと思うラッキーだ
鍵盤ブッシング〜バランスパンチングクロス、キーバックレールクロス当
全滅、    ハンマーは何とかファイリングを施せば再生できそうだ
ナンカ豆腐のようになってしまったダンパーフェルト
全て赤いパンチングクロスが入っているはずが・・・・・・完全に食われた
キーバックレールもダメ
恐るべしヒメカツオなんじゃら虫
修理に戻る
国産のフェルト規格では幅も高さも合わない
ためにレンナーのフェルトを使います
直せばかなりいいものになりそうだ
弦関係はやや不安もあるが、とりあえず正常な状態に先ず戻すのが先決
ペダルシフト系のクロスフェルトも当然ボロボロ〜〜〜
ダンパーフェルトの修理
古いダンパーフェルトを剥がしていきます
弦を磨く準備
虫食いの掃除
ピアピットの入り口
炭鉱の入り口に近い!怪しさ120%
弦を磨く少しでも光って欲しい
やはり鳴りの世界だ、綺麗な方がいいに決まっている
虫に食われたはんまーヘッド
元気の源カルダス牛乳
虫食いに気を取られ、はんまーのパンクに気づかず
上から見ている分には解らなかったが、はんまーをファイルし始めたら〜〜〜〜パンクじゃないか
パンク修理
完了
虫食いクロスパンチング
キーピンも磨きこむそして新しいクロスパンチングを入れていきます
バランス~フロント系のクロスパンチングは全て新品に交換されGOOD
鍵盤も食われがたがた
鍵盤クロスパンチング交換すべくふるいパンチングを削除していきます
マフラーもこのように虫食い
張り替えられたマフラー
ジョンブロードウッド虫食いもなおり整調整音のこすのみ
可愛いピアノだ、この大きさは実に共感できる大きさでだれにでも好まれるヨーロッパの
この大きさのピアノと国産のこの大きさのピアノ、何故にこんなに違うのか!
それは作るコストの違いが大きいと思われる
小さいからコストを減らすことが出来ると考えて作るのは日本の造り方
小さくてもいいものを作るとかんがえて作られるのはヨーロッパ
その落差はおおきい〜