ヤマハC3 オーバーホール
昔一度既に杵淵さんでオーバーホールされているヤマハC3です
2度目のオーバーホール開始です、ここまで使用されているピアノは幸せ者です
ハンマーもレンナーが付いています
もう一度シャンクごと交換になります
先ずはユックリと弦の張力を均等に落としていきます
響板も茶色く変色しベタベタになっています
夏休みを利用してピアノをオーバーホールいたします
フレームとそう、やはり細かいところまでユックリと
作業が進む感触はいいですね
急ぎの作業は禁物
駒磨き、駒部分の所も磨きます
フレームをおろした響板と親板の堺目のラックも落とします
響板ニスを綺麗に落とし、響板ムクイタをさらにサンディング
駒部分を綺麗にもう一度サンディング
キョウバン表面をさらに綺麗にきじ目を整えます
響板塗装の出来は仕上がりで一目瞭然
ここの部分が一番大切
この作業を怠ると汚い仕上がりになってしまう
ヤマハC3のピアノフレームを本体に載せていきます
これだけで新品時と変わらない綺麗さです
ここはみんなの力あわせて入れていきます
フレームボルトを締めていきます
ピンブッシュの打ち込み
穴あけ作業
弦枕のカット
高音部の弦枕
中音部の弦枕
複数の蝶番ヒンジを一度に磨きます
ヤマハC3弦張り開始
コイルを造り
打ち込み
さらにエアで打ち込み
バックチェックの交換
古いバックチェック
バランス、フロントブッシングクロスの交換
ピアノ足キャスターも外され新品同様に
磨き上げます
ハンマーヘッド装着
ここらはベテランの技術を要する所
植え込み1個で音色もかわってしまう
ハンマー~ヘッド調整
ヤマハC3整調開始
ヤマハC3の外装磨き
鍵盤に付いたわずかな傷も見逃しません