ウエルバー オーバーホール
ピン板からの修理です、クロイツェルに発注していたピン板が上がってきました
このピアノ入荷時はほぼ廃棄状態でしたが、もう一度命を吹き込んでほしいとのお客様の強いご要望で始まりました、

さてさてどのぐらいかかるか解らないが修理始まりました。
買い替えを勧めても直すんだと言う希望です
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穴位置決めを失敗するとこれオシャカです。慎重にボルト穴を開けていきます
緊張ほとばしる瞬間でございます。
本体に取り付けられたピン板
これからが勝負ピン板のピン穴角度を正確に測り
治具をドリルに取り付け1個1個確実に穴あけします
只今計測中
フレームとピン板あわせ、きっちりフレームがピン板とくっついていないと
ブッシュまで変わってしまいます、
ここは慎重に・・・・・・・・・・
角度穴計を正確に測りこれまた1個1個穴あけせねば
工場では機械でこれまた正確に穴あけできるんですが。
ピアノまで一緒におくり穴あけしてもらうのですが、なかなか予算的に
の世界になってしまいます、面倒ですが230個あけます。
失敗せぬように・・・・・・
駒つくり開始復元編
駒ぶながピアピットにたくさんあるのです、ナベサンがもってるのだ
しかしかたいな〜
こんなんでいいでしょう
、ピン板やっとのおもいで穴あけ完了
正確に穴あけパーフェクト
ピン板とフレームあわせも完璧。
げんあつ低音部ベアリング部分の加工がでこぼこなためにフレームを削り倒す
正確なげんあつを確保するためだ。
2005あけましておめでとうございます。1月5日です
いよいよアクション修理のほうに入りました
ダンパーレバークロスも遣られています
その他はなにせ年数が経っておるものですから
スプリング系要チェック
ウイッペンヒールクロスの交換始まりました
プレッシャーバー取り付け中 角度を計ってね
なんじゃこりゃー使えんのかな
88キーぶんのヒールクロス交換はじまりました
ココでミスル!弦みじかくきりすぎたー
クロスを剥がし3ミリクロスを貼ります
めんどくさい作業の極地です。
ダンパーロッドバーも磨き倒しぴかぴか
ダンパーレバークロスも新品に張り替えられました
いかんせん古いピアノなためにレバースプリングがちょっと心配
ココまで出だいぶ進んでいますがどの要に写真でうつしてよいか解らず
まあオーバーホールしてるだら
それそれみんなでブライドルかけ、がんばるんだ
ペダルまで来ました。抜群の綺麗さを誇ります
漂白前の象牙鍵盤。これからペーパーを当て漂白開始
打つひたすら打つ、フレームをたたかないように
やれやれやっとここまできました
やる気出ちゃうよね〜おっさん
ここがさーこうなるでしょ・・・・・・・だからーこうなわけよ、
3人のおっさん
アクション部分のくみ上げリニューアル
イヤーめんどくさいに尽きる作業です
ダンパーヘッド取り付け
マダマダ総上げ始動が待っている
ハンマーシャンク植え込み
シャンクローラーで殺し開始
そのかん象牙鍵盤の漂白
アクションをさかさまにしてからさらに調整を
ここでちゃんと針刺ししておかないとあとがめんどい
このピアノも修理してけっこうなるな〜
愛着まで出てきたよ、ほんと