ピアピットHPへ

ピアノクリーニングヤマハU1Dモデル。川崎市K様。

ピアノの寿命をまっとうしたピアノの解体。私たちはこのピアノによって支えられ食べてこれた
最後は皆で感謝を込めて解体していく。綺麗に最後まで細かく分解していくのだ。調律師にとっては師でもあるピアノお疲れ様でした

ヤマハU1Dですね50年以上経過、半世紀前のピアノ日本製!実によくできているモデルで国内で同じ年数たったピアノと比較しても
ダントツにすべてが優れている。が現在これを持っている人はすでに少なく直す!というより買い替えてしまっているひとが多いのは
日本の特徴でもある。海外では確実に直しながら使うのが定番であり、買い替えはまずしない

奥丸磨きクリーニング

かびがなかなか取れない〜〜下手に漂白剤を使うと共鳴板ニスまで落ちてしまう
じっくりじわじわやるしかないのだ

穴に通して引っ張り上げて膠をつけて張りこみ駒で圧着押さえつける

ブッシングクロス
ただ貼り直せばいいというところではない
之がすごい面倒な作業だということは調律師であれば解るだろう

ナンバリング打ち終えたら虫食いのブッシング貼り替え

鍵盤割れが少し気になるところ

ミックジャガー??MICのKがないステッカー

ピアノ天屋根の磨きかなり曇りと傷に覆われている

おいしい物いただきましてありがとうござます〜〜〜〜この時期うれしいみんなで食べさせていただきます=ありがとうございます

腕木つきいたはがれ

バランスキーピンフロントキーピン磨き

ピカピカに変身した弦

ペダル分解修理

弦磨きクリーニング作業

ドンドン買い替える文化は日本人的も知れないが大切なものをいつまでも使いたい人はたくさんいる

これから塗装修理に入ります

膠湯銭これは接着剤だ

ブッシングここは今回はいいというわけにはいかない
鍵盤運動一番大切なところだ

低音部ハンマーファイリング

ぺだる底板部組み上げ綺麗に掃除修理〜〜1からくみ上げる

虫食いクロスパンチング

分解したペダルを磨きこんでいく

緻密なアクション整調作業が続く

鍵盤側面いついた指垢等の削除

けん盤木口カッティング

アクション分解劣化したブライドルテープの交換

動きの実に渋くなっているところも多くチェックしながら作業進む

アクションかなり使い込んできているところもう一度最後のファイリングして使っていただくが次は歯ハンマーの交換をお勧め

北海道から取り寄せたロケットストーブ快調なのだが頻繁に薪を入れないとすぐ消える

カビ汚れに覆われていた鍵盤もバフがけによりきれいにピカピカになる

鍵盤もろともカビシミと傷に覆われてしまっている
ふぃたくらいでは到底取れない傷等もバフがけできれいに落とすことができる

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。
 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。
他から見ればただのぷーたろーのおじさんが遊んでいるとしか見えなかったかもしれない。
景気が悪いだの、いいだのと言う言葉ははなはな頭にはなく、仕事がないときはサーフィンに夢中になり
毎日カップラーメンばかり食っていた、がこの二人自由を手に入れたかのように毎日にやにやしていたらしい
当時から確かに追求性は恐ろしく執念深い所もありサーフィンのボード形状によって厚さによってウンたらと言ってたし
…あんたはサーファーのリペアーか?と言われるほど研究していた、フクチャンはギターの塗装がウンたらと超絶的な技で塗装技術を自ら考案していたし実践していた、
たぶんだけど当時の収入は月に5万円〜8万円だったと言い放つ
よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き動かしているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

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新品時と同じけん盤蓋完成

塗装直前

けん盤蓋これで新品に変身した鍵盤ふた細かい傷も消える見栄えも大切なところでもある

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
ブッシングクロス交換15000円
ハンマースティック修理12000円
アクション総合調整22000円
けん盤蓋塗装2枚20000円
運送18000円+15000円=33000
税込納品時の調整調律含まれます
フィンガード付
ブッシング貼りこみ作業の横でスマホ携帯カバーをヒノキでつくろうとしている、

口棒鍵穴周辺||

ピアノ外装ケースは艶もなく汚れとくもりにおおわているが年数相応大抵こういう感じで入荷。
外装はラッカー仕上げなので塗装膜も薄くクラッキングも予想されるところだ、曇っている外装の下はいかに!!

ファイリング前と後

フレンジコード系UPにはなくてはならないもの。これがないと連打ができない

ハンマー整形
前のファイリングの関係も考慮しつつ慎重に

この年代になると確実に劣化してきているところは顕著に表れる、ピアノだけは何年経過してくれても部品が手に入るところにあり安心なのだ

加湿器もナベサンの手にかかるとこうなる。

実に錆が回り始めているチューニングピン関係磨き一発!!錆もきれいに取れてピカピカに時間はかかったがチューニングピンに関しては100%満点。これからまだ弦があるのだ

けん盤下虫食い等にやられているクロスパンチング系バランスキーピン関係も変色していていい状態ではない、

ピアノパネル等をとったら鍵盤を取り外して分解していくピアノ内側はカビ発生〜〜鍵盤もカビシミ 

けん盤木口変色鍵盤修理関係から始めよう