時間がかかるが光始めた鍵盤蓋関係ぴかぴかになり始めたぞ

ピアノクリーニング  つくば市B様ヤマハUX

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ヤマハUX、これがUXシリーズ初期型モデルだ。今でも相当な中古人気が高い、当時値段はかなり高かったモデルでもあり
GPが部屋に入らず買えない先生たちがこぞって買ったモデルでもある
つくりはとても丈夫なX支柱を持ち他の機種にはないヤマハ独特な特許を持った支柱が入る

ヤマハ初期型UX このモデルには黒意外に存在しない。なかなか面白い

下塗り下地からー、ここに色の色彩の秘密あり

アクションからくり部分につくフレンジコードだヤマハは全てこのコード交換が必要なのだ
覗き込んでもアクションの陰に隠れて見えないところの部品、しかしこの部品ハンマーが飛び出て打弦した後素早く引き戻す重要な役割を果たす
この部品が切れると連打性は一気に落ち込む 30年に一度の交換で済むところなので今回しっかりと交換ておきたい
もともと白いコードが長年の変色で茶色く変色材質は絹糸の網込みだ、絹糸は変色してしまうボロボロに千切れてしまう
カワイ他メーカーはポリのコードが組み込まれているそれは切れることはない
なぜここに絹糸を使うかはしなやかさと雑音防止ということで今でも使われている。完全にタッチ感触を重視した部品だ
消耗するが30年に一度なので絹の方がBEST

バランスキーピンフロントキーピン磨き

鏡面仕上げ

下地の色をライトイエローにすることでワインの発色が格段に綺麗になるのだ、白ではだめなんです、ライトイエローなんです
色彩のマジックと呼ばれる技法でナベサンがめちゃ詳しいので、
たとえば夜の夜景を描くとする、したベースは青、青の上に黒を塗りこむと深く透き通る夜空が描ける
黒の上にワインを載せるととても汚い色になる
解りやすいところではホワイトのピアノを作るとする
同じ白塗料を黒いピアノの上から塗ると灰色のピアノになる
ベースはやはり真っ白のベースで塗りその上からホワイトを載せる
これは昔から絵描きが知っているところでもある

ナベサンのギターマホガニからアーミーになった。

やはり35年以上も経つヤマハUX
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

アクション分解修理作業 劣化したフレンジコード等の交換

千明君ジャズプレーヤーも目指している若手のジャズメン

ピアノ本体バフがけ

ピアノペダル窓カビシミと汚れがこびりついている

ぺだる組立

弦音にも影響するところでもありしっかりと取り去りたい

弦は錆つきはじめている

ペダル分解磨きペダルを丁寧にバフで磨きこんでいきます

底板取外し

ピアノ本体バフがけけん盤蓋、かなり傷に覆われているもう一度新品時の輝きを取り戻したい

中味の仕様にいたってもU3とうとは一線を引くモデルになる、ハンマー等もUXタイプのハンマー弦ピンもメッキピンが採用されている

お見積金額
ピアノクリーニング内部35000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
鍵盤ホール調整7000円
ハンマースティック修理14000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
外装ワイン特注カラー300000円
イス10000円
税込納品時の調整調律含まれます
フィンガード付
ピアノ本体を寝かして底板等の取り外し
ピアノは寝かすことにより見えなかったところまで見えてくる
こういう時にしっかりチェック、
そこいたのビスは全てさび付いているので
交換です

けん盤蓋表面には無数の傷あり綺麗にクリーニングして取り除きたい

カビ傷

ピアノ調律師の世界も国家資格になり全員受け直し、  調律するのも国家資格ありきの時代になる。

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

細部にわたり見ていただけるようにUP致します      下写真黒のピアノをカスタムしたモデル、

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あれから30数年〜〜が経ちやはりあちこち傷んできているところもある、これらをもう一度再生新品同様に仕上げたい