ヤマハU5、ウォルナット外装が傷だらけと一部塗装が溶けている、状態は良くないが、できるだけきれいに戻したい
今でも中古人気が高いモデル、もともと数は少な目の機種なので中古市場でもなかなかの金額がついている
お見積金額
ピアノクリーニング65000円
塗装修理鍵盤蓋腕木等35000円
けん盤木口交換15000円
ふれんんじコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
スティック修理17000円
アクション総合調整22000円
サイレント100000円
運送36000円+36000円=72000円
税込納品時の調整調律含まれます
搬入1Fに変更なので72000円−5000円=67000円
溶けた塗装部分もリフレッシュ〜〜
7〜80年前のドイツ製ツィンマーマン戦時中でも粛々と作り続けていた、ヨーロッパピアノの修理共鳴板
こちらのピアノは100年前のピアノ相当に川村君苦しめられている
輸入部品日本の風土には合わない欠点を持つ、それを日本仕様に改造する手間は恐ろしい物だ
アクションカラクリ部分、動きのところだ、一番大切なところでもある
ピアノアクションはセンターピンと言う細い小さな部品軸としてからくりが動く仕組みになる、たいてい年数が経つとまずここがダメになってくるわけであり
どのピアノもメーカー関係なくここから故障が始まる 、症状は音が出なくなる、今まで素人は音が出なくなるともうだめで買い替えていた、お客さんは実に多い
小さなピン1本交換すれば治るところを、もうだめです寿命です!と言われるとそういうもんなのか、と言うところで買い替え・・・・
これは全くのメーカーが作り出した買い替え用語でもある、ピンを取り換えることで一瞬に新品時の動きを取り戻すのだ
小さなピン1本のところを今まで数十万円と言う金額をまた払い新品を購入する・・・・・あり得ないところだ
ヒンジは何台かまとめて磨き
錆止めウレタン塗装が施される
サーフボードがほしいが。。。買えね
鍵盤木口交換作業
バランスキーピンフロントキーピン,このピンはけん盤下に隠れてしまうのでその重要性を認識している人は少ない
少しでも錆びはじめるとタッチ感触に大きく影響するところにあり、磨きは重要な作業でもあるがこれが実に時間がかかる
これは戦前のグランドピアノオーバーホール〜〜完成はまだまだ先だ
アクションからくり部分につくフレンジコードだヤマハは全てこのコード交換が必要なのだ
覗き込んでもアクションの陰に隠れて見えないところの部品、しかしこの部品ハンマーが飛び出て打弦した後素早く引き戻す重要な役割を果たす
この部品が切れると連打性は一気に落ち込む 30年に一度の交換で済むところなので今回しっかりと交換ておきたい
もともと白いコードが長年の変色で茶色く変色材質は絹糸の網込みだ、絹糸は変色してしまうボロボロに千切れてしまう
カワイ他メーカーはポリのコードが組み込まれているそれは切れることはない
なぜここに絹糸を使うかはしなやかさと雑音防止ということで今でも使われている。完全にタッチ感触を重視した部品だ
消耗するが30年に一度なので絹の方がBEST
調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級 調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です
中身状態もろともまあ年数が経ってきたなと言う感じで運び込まれた、ここからがピアピットスピリッツを打ち込む〜〜
ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ
それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー
錆等をきれいに取り去ったU5
ピカピカに変身だ、音色のかなめでもある弦はきれいなほうっがいい
湿気にやられているアクション一度取り外してセンターピンを交換、このピンを交換しないと弾くことも出来ないしサイレントも付けられないのだ
2日間まるまるセンターピン交換するチギラ君 若手ジャズのホープでもあり調律師でもある、
調律師〜調律技能士、
今この世界も国家資格になり皆試験を受けなおしている、学科試験が夏にありそれが通ると技能試験
結果は3月、調律師ならそれで仕事をするのであれば当然取らなくてはならないのだ
合格率もなぜか低い所に頭も痛い、長年自分流で作り上げてしまった精度は間違っていることもわからずに来た
人にとってはもう一度基本に戻る必要がある、そのぐらい千差万別な精度にて顧客を回っていたところに問題もある
各楽器店の基準すらなかったのだ、それが今見直されることとなり、各自調律師の技能基準値を作ったことはとてもいいことだ、ユーザーも調律を頼む際には1級または2級の調律技能士に頼むことができる
国家資格の元の作業でもあるので安心できる、これは大切なピアノを託す方にも朗報でもある
これからピアノはまた何十年か経てばここがいかれてくる、そしたらここ、センターピンを交換すれば半永久的に使えるというわけだ
やはり35年以上も経つヤマハU5
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう
先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている
ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう
鼠!!がガジガジかじった?? ぴあの支柱をかじった跡が痛々しい
曽於板を取り外したらペダル分解作業 磨きだ ぴかぴかに買った当時に戻る!!ピカピカに変身だ
チューニングピン磨き〜底板取り外し底板を止めているビスはさび付いてしまっている
外装の状態を全部把握するためにあちこちチェック。ピアノを寝かして底板の取り外し〜
足妻土台はつきいたが剥がれてしまっている、何とか再接着したい