ピアノクリーニング ヤマハU3M  川崎N様

ピアピットHPへ

新潟よりピアピットへようこそ〜^ヤマハU3Mモデル、HシリーズからMシリーズへと移行したモデルだ若干のマイナーチェンジが施されているが
基本的なところは大きく変更はない、やはりそれから30年以上たつモデルでもあり一度メンテは必要な状態だ

意外に使われていなかった感があり

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
ハンマースティック修理12000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送46000円+16000円=62000円
税込スローダウン付きお手入れセット
納品時の調整調律含まれます

弱音マフラーも新品にはりかえ

鍵盤アフタータッチは鍵盤上面高さ深さから決まる。わずか10ミリ鍵盤を下げた時に瞬時にハンマーは46ミリ動くところでのせめぎあい!!調律師の技の極みの世界だ

精密なアクションの調整が施されますっ時間をかけた分だけレスポンスは跳ね上がる、こういうところはじっくりと腰を据えていきたい

鍵盤調整〜。ただのクリーニングではない新品時と変わらないレスポンスを取り戻すところがピアピットスピリット、すべて調律師の手で作業が執り行われるので気が付く所は限りなく多い、そういうところを徹底的に直したいのだ
時間をかけた分最高の状態に戻すことができるので
これは調律師としてもうれしい

他ではここまでまずやらない、納品調律も委託されたところから来るので
その過程すら知らない・・・・・・それでは不安でもある
一貫性のある作業は自信を持つことができるしお客様も安心なわけだ
常に最高最高を目指して作業は進んでいく

今年初のスイカ、猪野ちゃんちがスイカ作っている

みがき雨のけん盤蓋〜〜無数の細かい傷

ピアピット工房裏は竹林〜〜綺麗に見えるがやぶ蚊の温床なのだ

ピアピット他社と比較にならないみがきクオリティーの高さ、!!ピカピカにつるつるに仕上げてこそ真のクリーニングでもあり

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

ヒンジは取り外して磨き錆止めウレタン塗装が施されます

コードm、すでに変色切れてしまっている

やはり30年以上も経つヤマハU3m
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

ハンマーの帰りを助けるフレンジコード、このコードが切れるとたちまち連打性は大きく落ち込む

ハンマー整形ファイリング

アクション分解作業アクションを一度ばらばらにしていきます

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

外装は細かい傷と汚れ等が付着している 磨きをかければ新品同様になりそうだ

ぺだる磨き作業

パネル取り外し

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少し錆が発生しているチューニングピン先にクリーニング

けん盤の取り外し

ピアノは寝かすと見えなかったところまであらわに見えてくるこういう時にしっかりチェック点検しておきたい

ピアノを寝かして底板等の取り外し分解作業だ

新品の木口の張りこみ作業

けん盤下も埃がたまる

けん盤木口カット