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ピアノクリーニング修理 オオハシピアノ M様〜〜〜つくばへ

この日はナベサンポールマッカートニーコンサート初日行きますので休み

がっつりとクランプで固定〜〜〜

大工仕事も難なくこなすピアピット

何とか櫓作業にてピアノを下してきましたピアピット到着後10日経ちました、作業開始です1960年モデル半世紀以上経つモデルだ
外装も接着はがれ割れが多数出てきている、うかつに持つと壊れる、慎重に作業開始だ

ピアノ妻土台足、完全に割れてしまっているここが崩壊するとピアノは間違いなく前に倒れ込んでくる
250キロもの重量だ、、たまったものではない、下敷きになれば…と考えるだけでぞくっとする

ピアノクリーニング修理、これがこのように各地からどんと届く
各県環境置き場所もさまざま状態からピアピットへ入荷してくる
新品当時から数十年と歴史を刻み込んで入荷、1台とも同じ状態はなく
之がやっていて面白い、南から運ばれてくるピアノは大きく分ければ湿気満載で入ってくるし、北からのピアノは真逆の過乾燥にて運び込まれてくる
ピアノにとっては過酷な道なのだが、子供たちに愛されてやがて受験だの進路が違う方面へと移り変わり、ピアノは段々家の片隅にぽつんと置かれている
と言うところから、それから十年?20年?・・・さあここにきてピアノ復活期に入る
そこで私たちはそのお手伝いとして陰ながら登場〜〜〜
その歴史を感じながら作業できるのも実に楽しい
見て之が面白いのは誰が使っていたかはわからない。。私たちは、でも見た瞬間
男女の区別はつくのと一人で使用していたものなのか二人なのかも判別がつく
一日何十分ぐらい使っていたかも大体見当がつくわけで
ピアノがしっかり歴史を刻み込んでいてくれるのは実に作業する方に取ったらありがたい

ピアノが瞬間よみがえるとき、これはクリーニングを施して整調作業をして調律を始めた時だ、持ち込んできたときよりも音量がぐんと上がる瞬間、、、おおお生き返ったぞ
と毎回思う瞬間はデジタルものでは感じ取ることができない
大きく息を吐くように音量が上がる、この時はやってよかったなああああ
とうれしく思うところだ、まさに生き物、ピアノは生きていると言いますがまさにその瞬間を感じ取れる幸せな仕事だと思っています、。。。。実に地味ですが



埋め込む木の枠に沿って掘り込む

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弦さび発生、当然と言えば当然50年以上の前もモデルだ錆びていないわけがないが、奇跡的に少な目

けん盤蓋よこ一本亀裂これは目立つので塗装

ヒンジも磨き錆止め塗装

打ち傷が多いけん盤蓋

アクションの動きの調整

えぐれていた箇所も一切わからないプロフェッショナル
塗装再生修理

ペダル装着

本体が立ち上がりました

今度は最強の脚に、ガッツリ

スペクトラム懐かしい

側面を組み立てている親板も剥がれている、かろうじて立っていた状態、もしもう一度地震が来たら一瞬で崩壊していただろう

妻土台を取り外すと4枚おろしに綺麗に割れている

表面はつきいたが張りこまれているので割れている中身が見えない。。。だから余計に怖いのだ

合われたところに堅木を埋め込むのだ

ぴあの分解作業

妻土台もかろうじて形は保つが割れている

腕木は完全につきいたが剥がれ浮きが発生

妻土台組み上げ

脚妻土台の塗装

本体のバフがけ作業

これを元通りにはり合わせるところからの作業になる
接着剤はアメリカ製の超強力なものがいい

外装は傷んでいる、特に足関係は相当に傷んでいる

けん盤蓋は割れているまずは壊さぬように取り外して接着作業から始まる

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ハンマーパンク修理12000円
ブライドルテープ交換18000円
バットスプリング交換16000円
ハンマースティック修理20000円
鍵盤ホール調整7000円
ウィッペン修理10000円
アクション総合調整22000円
調律18000円
脚〜親板〜腕木修理塗装78000円
けん盤蓋塗装18000円
運送43000円+15000円=58000円
税込納品時の調整調律含まれます
フィンガード付お手入れセット付き

ナベサンが描くが瀧??

妻土台作り直し

両方のふんばる足妻土台、割れている、見てるだけでも
ぞくぞくする〜〜〜〜〜〜

外装の修理、ここはつきいたが剥がれてばらばらと
あちこち割れ発生

弦錆びも取れてピカピカになり始める

磨くと黄色く変色していた鍵盤白くなりましたね

鍵盤修理完成これぞ職人技

パネル分解作業

ハンマーパンクしそう

アクション修理

やはりアクションに付随するスプリング系は50年たつとただに鉄になってしまっている
ちょいと引き上げるとポキリと折れてしまう

鍵盤バフがけ黄ばんでいる鍵盤をバフできれいに磨き上げます

hammerヘッドもきれいにファイリング

ここも割れているぞ

さてさてここはどいうしたものか・・・・・何とかここを直さないと危ない
ツマドは一番力がかかるところだ

バランスキーピン磨き開始

接着クランプ止め

アクション分解

ハンマー整形ファイリング

ブライドルの交換

各部割れているところを再接着

弦磨き作業

鍵盤折れの修理

弦磨きは手作業、目で見てしっかり錆を取り除いていく

50年ぶりの輝き

シッカリと割れている
ここまで割れこむと気持ちいいぞ

まず先に再接着しっかりと接着

ペダル分解変色したペダル磨き

何とか取り外したら真っ二つに割れている

外装はこんな感じが普通50年前

千明君稲葉君 奮闘中

底板分解作業取外し

分解!!しかしびすがさび付いて回らない、取外しに相当な時間がかかる

ピアノを寝かすと底板等も割れてしまっている

けん盤下は埃がたまる虫食いが少ないのは奇跡的

鍵盤折れ1本あり

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ちなみ全国現在2014年度1級165名 2級2180名 3級180名

けん盤蓋の割れと鍵盤押さえの割れ

ピアノ調律師の世界も大きく変わり、国家資格制度になりました
ピアノ調律師から調律技能士になる。この世界やっと適性な試験が導入、こぞって受け直しになる