ピアノ職人工房ピアピット、イースタイン６０年近い前のピアノをＯＨではなくて何とか再生させたい～～～～ピアピット

ピアノクリーニング修理　イースタイン　

この時にピン板がやられてしまっている可能性があるために
養生しながら作業する

チューニングピンゆるみ、修理

おおお何とか錆が取れ始めたぞ～～～錆が取れたのと切れるとは無関係、腐食はどこまで進んでいるかわからないのだ

何とか底板を取り外した底板は埃にまみれてしまっている

ワイアーブラシで大きなさびを落としていく

入ってきました～～イースタインそれもふる～～い・・・・何かしら不具合が出ているのはみてもわかる機種だ年代だ
色はワインレッド、ピアノ自体の重厚感は相当感じる
これからこれを修理クリーニング範囲内で何とかなる・・・何とかしよう～やってみるピアピット

シッカリと圧着

象牙鍵盤バフがけ

さあ作業する前にもち奉行のチギラ君がハラコシラエ
ここは食べて気合を入れたい
なんとか使えるピアににまで戻したいのだ

しろも寒くて出られない

まあ一言で言えば瀕死状態～～何とか蘇生させなければならない

ピアノパネルは全てはがれかかってる

切れていた弦張り替え

いたるところのビスゆるみ

ピアノ裏側のボルト部分に亀裂あり

キーピン関係の磨きぴかぴかでお届け

アクション調整修理

THE火鉢　　昭和３１年製ナベサン実家から持ってきた

虫食いクロスを新品交換

アクション細部の修理が続く

けん盤蓋みがき

ピアノパネル前パネル磨き

昭和初期の湯たんぽ。

パネルクランプ止め接着

天秤軸につくクロスも新品交換

ペダル底板分解修理　各部ばらばらに分解、ここは後で分解することはそうとうな作業になるのでここでしっかり

イースタイン弦磨き
クリーニング

半分の色が解りますでしょうか

けん盤のバフがけカビシミ汚れ等を削除する

なかなかの錆！ここから弦が切れそうだ

底板取り外しこれもビスが回らない

ここにも共鳴板割れ発見

弦磨き　錆が目に入らないようにゴーグル着用　ピアノ裏側は埃にまみれてしまっている

はんまー整形ふぁいりんぐ

いろんなピアノに多種多様に鍵盤押さえフェルト

とにかく一度部品がすべて取り外せる状態かどうか確認しないと
作業は止まってしまうのだ、こういう風な症状は１００年前のピアノは
ほとんどすべてこういう感じのところから作業が始まるところにあり
私たちも分解してみて回してみて初めて分かる故障なんかザラ
あり得ないところがつぶれてきているところも多い

共鳴板もぴきーんとひび割れ共鳴板が２つに割れてきている
之も含めて何とかピアノとして立ち上がれるように奮闘し続けるのだ

全然回らないのよん

ピアノパネル下部分開けてみるとｙら側の板が剥がれかかっている、接着はがれ発生

アクションの分解作業～～ブライドルも取り外そうとするとボロボロに崩れてしまう

プレートが外れないやはりプレートが錆びて回らない事には修理ができないためバットと言う部品を捨てて新しい
バットに交換

新しいバット部品

ほんと全然錆びて回らないし

ピアピット　ナベサンが始めた工房だ
３０年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン　ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・２０万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のﾊﾟｿｺﾝがない！！ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも１個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。　ＨＰはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ　オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら３０年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで３０年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

本当はすでにオーバーホール圏内ピアノ　いたるところがたぶん傷んでいるんだろうと感じる