ピアノクリーニング 修理 カワイK35 K様
我孫子からピアピットへ入荷しましたカワイK35モデル 当時高級機種だったモデルだ
あれから50年の歳月も〜〜そんな経ったようには感じないモデルだ 三つ窓タイプとけん盤蓋がアールがない直線を持つモデル
今ではなぜか新しく感じるくらいだ
実に連日の調整が施されていく
この部品は覗き込んでも見えるところではなくアクションをピアノから降ろしても見えるところでもなく 部品を取り外さないと見えないところだ
アクション割れ
なんと取り外してみて初めてわかった
ぺだるが大錆発生だ
ヒンジビスはさび付いてしまっています
つぶやき
サイレントバーの取り付け加工
レバークロスを干渉してしまったスプーンみがき
たった1枚に空いた小さな穴で音が出る出ないが左右されるところにあり
お持ちだけ食べると周りに飛び散りたくさんきなこがのこる
なんか再利用方法はないのか、そのまま捨てるには惜しい
隠れた部品の摩耗。レバークロスの交換作業
黒蜜をかけて混ぜ合わし
信玄もち
実に手の込んだ殿様お菓子だ
しかしこのお菓子最後、黄粉も残るし飛び散るし
もったいないお菓子だ。
センターピン各所の交換作業
アクション等を分解していくとやはり見えなかった部分も見えてくるのだ
K35のパネル系以外に綺麗になりGOODだ
見えないところだがペダル系は強烈なバネレートが大きく365日かかっているところでもあり、腐って崩壊する前に綺麗に直す必要があるのだ
こういうのっていがいにや面白いのだ、直らないと言われたりしたら余計に直したくなる
基本人が作ったものなので治るにきまっちょる(ナベサン談)、自然を壊したら元に戻すのは数十年〜数百年かかる
人が楽しむために作ったものは何度でも楽しめるように作るものだ、
日本的ビジネスにはめると買い替えが一押しになってしまう、新型が出るたびに買い替える日本人的なところは世界的に見ても
珍しいかもしれない、デジタル物スマホ等も新型が出ると前の日から並ぶのがよくわからない・・と言うよりデジタルの進化についていけてないのだ。旧型機種と新型機種の違いなど我々にはさっぱり、時代の変化が少しサイクルが自分たちは完全に
取り残されている感じ・・・・・・もないくらいあまり興味がない。
アナログな楽器を直していると40%ぐらいの音が70%になり95〜100%の間で良いところで妥協していく
こういう感じが素敵だ、音の悪さは弾き手の不快感 わずかでも取り除くとすごい喜んでくれる
デジタル機器はそうはいかない不具合がわずかでも・・・治ると喜ぶということはないのだ100%が普通なんですよね
ナベサンも古い携帯を使いこなせぬままガラ系もこなせぬナベサンでした、電池切れでも気が付かないくらいの必要性らしい
パソコンも絵をかいたりするのは好きだがあちこち見るのも興味がないらしく同業者のHPすらたぶん見ていないと思う
人は人自分は自分・・・目の前のことを成し遂げれば成功さと言っている。
スプリングの交換と各細部につく皮スキンクロスフェルトの交換
スプリング発注済み〜〜
しかしすごいなあ〜〜水につかったわけじゃないんだろうがとにかくすごいぞ
弦磨きクリーニングかなりサビは侵食している
そこいたが盛り上がってきているというか剥がれ浮きまくっている
そこいた〜〜完全にさてどうしたもんかとヨッチャン考え中 サビサビのペダル関係
取り外すとフレームに錆が落ちる
治すしかないよん、と義春氏
ネジ山すら朽ち果ててしまっているぺだる部
鍵盤バフがけ作業色の違いが解るでしょうか
けん盤蓋にやや大き目な傷ありと言うか塗装が剥げている
磨き始めるとやはりクラッキング発生 それほど目立たないかも
けん盤蓋のクリーニング準備 ヒンジも取り外してヒンジビスはさび付いているので捨ててしまいます
ピアノ下前パネル磨きクリーニング
弦溝が深くついている でもこの程度であればファイリング可能域
外装はくもっているが50年〜〜これだけキズが少ないのは大切に取り扱われていたのだろう この鍵盤蓋平らな面があるので
ほとんどのピアノはテーブル代わりと化してしまうところにある。曇ってはいるがクリーニングを施せば綺麗に仕上がるだろう
みがけるところは磨き、錆をできるだけとったら錆止め超強力)を塗る
底板部は一枚上ずらが剥がれているところをしっかり接着してばね等は新品に交換したい
弦ピン関係も恐ろしくさび付きはないGOODなコンディションだ。中はややカビは来ているがこのぐらいは普通でしょう
、根元からきれいに剥いていくのが理想だ
ハンマー整形は必ずベテランの仕事だ ナベサン剥き
ハンマー整形ファイリング作業だ ハンマートップには弦溝がついているこれをきれいに均等にファイリングすることにより
ハンマーフェルト表面張力が均一になり元のタイト感ある音色がよみがえります
磨き終えたらしっかり錆止めを塗る
けん盤を取り外すと部品剥がれあり
1本ではなさそうなのですべてチェックだ
鍵盤下は埃がたまっている
少し虫食いもあり
チューニングピン磨き作業
パネル分解
先ずはチューニングピン関係のクリーニング作業〜〜
鍵盤まだ細かいところまではチェックしてないが剥がれているケースも多いのでしっかりチェックしておこう
K35当時のモデルはまだハンマーの完成度が低くほとんどがパンクしてしまっている、このピアノもハンマーはパンクしかけている
Kカワイ、小市河合のマーク、今はカワイだけですが