ドでかいキャスターダブルキャスターのようだ

グロトリアン220 スタインベヒ  世田谷区N様 ピアノクリーニング修理

ピアピットHPへ

整調に時間がかかる〜

パテ埋めを施して研ぎ出し下塗りをしてから塗装

さあグロトリアンを開くスペースを作らなければならない、ヤマハのC7を表に移動だ、とにかくC7もグロトリアンも大きいのだ

1本は新品になる

他の業者のやり方でひどいのは添加剤を注入してしまう
すると一時期のみ動く、つまりスティックがその時だけ直る
が・・数か月もするとまた同じ状態に陥る。
この部品の修理は正直避けれるものなら避けたいと願うところにあるが、1個でも不具合を見つけたら取り外さなければ修理ができないアクションの奥底深いところに部品が取り付けてある。

時間と手間をかけて修理した分快適性は確実に取り戻せるために
こういう時にしっかり修理しておきたい部分だ

相当量のセンターピンの交換

ペダル突き上げ棒とキャスター磨きなかなか大変

モダンタイムスジャズが常にかかっている

譜面台部分を分解するとヒンジ穴からひび割れがある

ピアピットではスタインウエイだろうがヤマハ、河合だろうがいてを加える際に同じ工程をたどるところだ
部品の交換以外は工賃は同じなのである。他では輸入ピアノと言うだけで相当に高い値段だろう
そこが不思議なところでもあるが。高価なピアノを持っているオーナーは高価な修理金額を望むと
業界ではまかり通るところがすごい。変な話だがピアピットでは他社を経由していろんな業者経由して
依頼が来るケースが多い ゆえに最終的な金額はトンでもないくらいに跳ね上がって請求されるみたいだ

そうしないと納得してくれない日本の現状はすごい。
たまたま直で来たのでGOOD、私たちはどんなピアノでも治すという目的だけのためにやっていることだ
それはメーカーは関係ない、お客様が直してくれと頼まれれば何でも治すというところだけで毎日仕事をしている

レバーにつくヒール部分の磨き

だんぱーー系の分解作業 一度部品を取り外してしっかりチェック点検だ

繊維を綺麗に殺さずに剥くことができるオッチャン

けん盤筬の掃除

アクションはレンナー社製のアクション 緻密な整調作業が続く

足の塗装終了で取り付け

ここが減りこむというのは使っているかはたまた
虫食いにやられているかどちらかだ、これは使用摩耗

GPでもっともスティックを起こしやすい個所ダンパーレバー部分ここは鳴れている人間でしか触れないところでもあり
調律師ならこの部品を取り外しているところを見たら苦い顔をするぐらいのちの面倒なダンパー総揚げ始動と言う作業をしなければならない
のとダンパー走りからすべて取り直さなければならないのを知っているからだ

グロトリアンのセンターピンの交換作業だ
こういうところをしっかり交換しておけば何回でも再生可能になるセンターピンは確実に消耗品なので
動きが渋くなってきたなとおもったら摩擦抵抗のところからセンターピンに至るまで見直してあげると
ピアノはまた再生できるのだ

グロトリアンの脚、亀裂が無数に入っている
ピアノはこの足に400キロの重量がかかる、鉄足ならOKなのだが木。塗装にも負荷がかかり
割れ始める、ヤマハでも多い

鍵盤奥につくキャプスタン頭。この部分からタッチ運動はアクションへと伝えられていく

漂白された鍵盤のバフがけ

ヒンジビスも磨き倒します

屋根の取り付け

譜面台磨き完了

縦ひび割れ

このピアノ全体的に塗装の割れが激しい 特に足、完全に塗装がプクプクに浮いてしまっている

この足1本だけ塗装修理します。納品後の塗装はできないので

丸免シール、グロトリアンに〜〜〜日本政府も貼るところかんがえればいいのに

なぜか聖なる剣と言っている

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ちなみ全国現在2014年度1級165名 2級2180名 3級180名

ピアノ調律師の世界も国家資格になる

ダンパーワイアーの磨き こういうパーツは錆びると摩擦抵抗が跳ね上がる

これは磨き前の譜面台傷が無数についている

ぺだる磨きクリーニング

本体バフがけ

金属パーツは磨いたあと塗装が施されます

磨きあげた鍵穴

共鳴板弦下も綺麗にクリーニングします

かなりピカピカに変身しました

錆びついているヒンジ系

磨き上げた弦

黒檀鍵盤クリーニング終了

グロトリアンの構造は昔とほとんど変わらない
100年以上前の構造が今でも通用する完成度の高さでもあり
歴史が培っている構造さすがだと思う。

大屋根のヒンジも取り外します

グロトリといえば、オスカーピーターソンが頭に浮かぶ。クラッシックよりジャスの最高の音色という
イメージが強い

こちらにC7を移します〜〜〜皆力貸してよ

鍵盤際の指垢等もきれいにサンディング

ダンパーワイアーのチェックは永久的に必要だ

ダンパーヘッドの磨き作業

足をつける、脚は割れが発生している

ちぎらくんグロトリアンが気になってしょうがないさすがに大きいな

お見積金額
ピアノクリーニング100000円
足塗装修理18000円
センターピン交換22000円
ブッシングクロス張り替え15000円
象牙漂白28000円
レバースティック修理16000円
アクション総合調整25000円
調律15000円
運送22000円+33000円
税込納品時の調整調律含まれます

鍵盤ブッシングクロス交換(レンナーカシミヤ)
鍵盤バランスのブッシング摩耗すでにぐらぐらだ、部分交換

鍵盤キャプスタンのクリーニング鍵盤運動はここからアクションへと伝わるところだ

黒檀鍵盤のクリーニング

バランスキーピンフロントキーピンの磨き作業

筬ベッティングスクリューの磨き
シフトの滑り金具だ

接着クランプで固定

大屋根磨きクリーニング

カマチの割れ浮き 何とか接着し直したい

弦ピン関係のクリーニング手作業の世界だ

はんまー整形ふぁいりんぐ作業 ヨッチャンが担当

仕組み等はどのピアノ同じだが構造がまるで違う

ダンパー系の分解

ぴあのチューニングピン磨き作業始まる

変色したチューニングピン何とかひからせたいですね

象牙の漂白

けん盤を抜き取った筬 埃にまみれてしまっている

アクション内部裏側までチェックだ

けん盤筬を抜き取ると下は埃がたまっている

ハンマーヘッドもかなり弦溝がついている

楽器に勝手に貼り付ける・・・・・・これは嫌だ

なぜ日本はピアノ側面に免税マークをどんとはるのか!

先ず現状の音の確認
調律は大きく狂っているがいい音がするぞ

実にシンプルなフレームとボディをもつグロトリアン 歴史は古〜〜イぞ。ピアノの基本中のモデルだ

象牙黄ばんでいる、象牙の質は最高級な質だ

ピアノクリーニングUに戻る

ヒンジ系の細かい部品も磨きます

外はあまりにも熱いので中で涼んでいるハナチャン

足を付けたらみんなで起こすよ〜〜