シードマイヤー 横浜市K様 ピアノ修理
今ひそかにブームなシードマイヤーピアノの人気は上がってきている この音色が嫌いだという人は少ない
スタインウエイのように強烈な個性もなく実にピュアな音色なのだ。しかし探すとなるとスタインウエイ中古ほど球数ははっきり言って
極々少ないところが現状だ。
シードマイヤーピアノ ヨーロッパ 年数は相当にたっている・・・・が一度手を加えてある様子がうかがえる
まず弦関係、90年たつと完璧に金属系はダメになるのだそれが弦は鳴りもいい、まだ保持している感じだ
中身アクションも90年物はそりゃボロボロと言っていいほど朽ちる、がダンパーフェルト系ハンマーも交換されたとあり
過酸化水素水で漂白
アクション確実に直してあるというところはまずハンマー系とアクションに書き込まれている数字だ
それでも相当前の修理なためにあちこちダメになっているのだ
レバーがウッド慎重にスプーン頭を磨く
ブライドル国産とは違うので
長さ合わせが必要だ
ブライドルの交換
ハンマー整形ふぁいりんぐ
この足はぐらぐらで取れそうだ
外装つきいたはがれ あちこち剥がれが発生している
ハンマーストップレール壊れてしまっている
かなり苦戦を強いられている、昨日直して1日たつと木の膨張もあり少しづつ変わってくるのを何度も補正
アクション修理〜〜ありとあらゆるところが悪い
ジャックスティックのオーバーホール
戦前のオルガン ヤマハ製ナベサンがもらってきた
なんともノスタルジックな音がするのだ
ストーブマキストーブが温かい
ナベサンが踏み抜いた天井〜〜〜
まず中身関係からの修理が始まる象牙の漂白作業〜〜黄ばんでしまっている象牙鍵盤
一度すべて部品の細部にわたり直しが入る状態だ
ピアピット2号工房
ジャックフレンジ系の脱落〜〜〜
通常ではこのような状態ではなくボロボロ〜修理ということになるダンパーフェルト系も90年たつとカチカチに塊り黒く変色しているのだ
まだ若干ふわっとしていることはまずない
アクション部品を一度すべて分解するウィッペンのヒールクロスもこうかんしなければならない
ジャックフレンジの脱落も多くチェックは細部にまで目を届かせなくてはならない
膠切れ〜接着はがれ等が結構あり アクションンを止めているビスも抜き取ると長さが違うのが出てくる