ヤマハＷ１０１ピアピットカスタマイズ　弦をレスローに交換、特注ハンマー　カラーリングサンバースト仕上げ等もろもろ交換

ヤマハＷ１０１ローズピアピットカスタマイズ　　　　カズハちゃんモデルを作る！！の巻

出荷直前の整調作業

ギターの世界もカスタマーがある一般的に楽器店で売られているスタンダードとは全く違う
一人の職人が最後まで丹精込めて作り出すmネックの太さ～ピックアップまでスタンダードとは全く違う
レリック（ひび割れ）を作りオールド風になっていたりする
上記写真ピアピットコレクションフェンダーカスタマイズUSA
値段も倍違うところにあるのでかなり高価なものだ

今では中学生、高校生、フェンダーなど使っているが自分のわかかりしころには
フェンダーだのギブソンはガラスケースの向こうに展示され触ることも出来なかった
だから日本製のコピー商品で頑張って弾いていたのだ

一般的にはこの状態でクリーニングをして使っていただく、もしくは買っていただく　しかしそこはこだわりのピアピット
全てを新品以上の状態に戻す。というマニアならではのチューンナップが始まるのだ

ヤマハＷ１０１ローズこれと同じ形のモデルＷ１０２があるこちらはウォルナットどちらの化粧板も今では手に入らないレアな外装を持つ
ローズ色やけも激しいところがあるので１０２の方が売れた　勝ち的にはローズですね＝これはわかる人はわかるところにある

いよいよ内部の調整に入ります
まずはハンマーが正確に弦に当たること
良い音が出るための最低条件だ

弦・・・・ドイツのレスロー社の弦、これは世界でもトップクオリティーの弦メーカーだ
スタインウエイ、ベーゼン等も同じ弦を張りこんでいる

ピアピット販売用のピアノはあくまでも深い趣味のところが強いのだ
自分のピアノならこうしてもらいたいしこういうのがいい、という認識をすべてピアノに注ぎ込むことができる
儲けなどないし赤字覚悟で作るしそれ生産ベースに載せてという発想はどこにもない
ただただ１台いいものを作り上げたいという職人気質を１００％発揮できるところにいいところがある
オリジナル以上の精度音色タッチ感触　耐久性もすべて踏まえて作り上げる逸品というやつ。
外装中身に妥協はないし制限すらない。これが職人にとっては面白いのだ、すべてを注ぎ込むことができるうれしさは
量販ピアノにはない付加価値の付いたピアノに仕上がってくるし他ではまねできない技術と音色が与えられる

車で言えばBMWの車をチューンするMテクニック　ベンツのノーマルをチューンするAMGのような・・・・・・いやそういう感じに目指したい
他とは全く違うスペックを持ち最高の部品材が与えられ完璧なチューニングと調整が与えられるピアノメーカーになりたいのよん

NEWS　　　　　先ほどBS日テレの方から電話があり昨年の１２月の放送した絆の力と言う番組　ピアピット修理再生
反響が大きく１２月の１３日１４日で再放送が決まったと連絡が入る～～是非見てくださいね。
ボロボロのピアノおばあちゃんが使ったピアノをお孫さんに・・・・・・必死でオーバーホール引取りから納品までドキュメンタリー

いよいよ出荷

作業を淡々と進める斉木さん

今日も暑いですねー

ペダルもぴかぴか
ピカール（金属研磨剤）でちまちま磨くと
維持できますよ～
ホームセンターで売ってます

古いダンパーから新しいダンパーフェルトに調整をしながら交換中

新しく美しく生まれ変わっていくカズハちゃんモデル！！！

またも修理に出ていくナベサンのジープエンジンがかからない
ぼろすぎる！！しかしナベサンは手放さない　　燃費最悪だれもほしがらない車だ
時代に逆行している２０年乗り続けている

弦もレスローが張りこまれてくる　、来年からは少し値上げになる部品というより
塗料～剥離剤～部品等の値上げが相次いできている
８％の消費税も大きい　今までは内税で済んではいたが来年からは外税に切り替わるのだ
そういうところもあり今年は大きなかなめな年になるでしょうね
アベノミクス効果はピアピットにはこないけど世間一般が景気良くなることはとてもいいことだ。

黒檀鍵盤に変更