ヤマハU7Cピアピットカスタム ゆりちゃんモデル2013夏

レスロー弦の威力は最高だ、
ぎたーでも2か月に一度交換するし バイオリンビオラ等弦楽器と名のつく楽器は
必ず弦尾交換は迫られる。その中で最も弦寿命が長いピアノでも40年ぐらいでしょうね
楽器の中で一番弦が太く丈夫なのはピアノなのだ
どれと直接指で触れないというところも寿命を延ばしている要因でもある

ピアノのトルクもピアノの寿命にとって大きくかかわってくるのがブッシュと呼ばれる小さな部品だ
調律時のピン味も正確に決められる何よりここはとても重要なところ

カスタマイズ其の2 弦ピン関係を最高のものとする 弦はドイツ製レスローを張りこむ 向こう40年以上は使えるぞ

ヤマハU7Cモデル 象牙鍵盤アグラフのピアノだ 今となっては希少なモデルとなった
既に40年以上は立つモデルだ、がしかし今でも人気絶大なのだ。

今お貸ししているピアノとはまるで違う弾き心地の良さをお届けいたします
反応の良さとレスポンスは抜群でお届けいたします

下律 張りこんだ弦がどんどん伸びていくので何度も調律

アクション調整整調作業 各パーツの調整に入るところ
音色タッチ感触はっこから決まっていく

さすけ丸一日ピアピットで走り回る

象牙漂白中

象牙鍵盤漂白準備

ピアノはこういう風が一番いいなあ
みんなU7は知っていてもこういうインデックスを持つ
ピアノは知らない。
カスタムにはまり込むとなんでもカスタムになってしまう
ピアピットの連中はギターも同様にしてしまう
基本的にはいかにお金をかけずしていいものを作り上げるというスタンスは変わらないが、ボディをマホガニでメイプルをサンドしてとなるだけで相当なお金がかかる
量産の物を買ったほうが安いということもしばしばなのだがそこがこだわりなのだ。

ピアノに関しても意見がすべて反映できることの面白さはたまらん。これが上限を切られて低予算でいいものを作れ
と言われるとこれ職人魂を削られてしまうところにある
ケチるんじゃあない!精神は健在だ・

外装カスタム キジ目を生かしたアンティックサンバースト仕上げ マットバージョン めちゃかっこいいU7Cに変身させる
外装インパクトは絶大である 地味な感じで気品くこれ最高の存在感

キジ目をしっかりととのえて〜塗装準備  着色〜

ピアノをリニューアルするという言葉の定義はあいまいなところが多く、ちょいと手直しすればリニューアルともいうし、全部交換すべきところは交換したものをもリニューアルともいう
このリニューアルの定義は全く定まってもいない言葉でもあり、見極めはユーザー自身にゆだねられるところでもあるのだ

鍵盤運動のかなめ肝のようなところ
摩擦抵抗を少しでも軽減すべく磨く
之だけでもタッチ感触は大幅に改善快適性が生まれるのだ

猛烈なにおいが立ち込める

新品のレスロー弦を抑え込むのは柔らかい新品のフェルトだ  数十年ももつフェルト

本体塗装外装塗料落とす作業

1個1個大きさが違うダンパーフェルト 形状も各セクションによって異なる、おおきさはダンパーウッドに合わせてカット

ピアノダンパーフェルトは高音に行くにしたがって小さくなる

黒檀鍵盤に交換 象牙黒檀これ以上贅沢は存在しない

渋さを強調するカスタマイズ スタインウエイの純正金粉でペダル袴を塗装 そしてサンバースト仕上げ

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入されました
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

カスタマイズ、これは何度やっても面白いのだ
楽器自体にコストだの利益だの リスクだのという言葉はないため
自由に職人が一番いいように思うように手を加えられるというところが醍醐味なのかもしれない

特注ハンマーヘッド第一整音作業 針刺し

弦交換、時間もかかるし安定するまでこれまた時間もかかる 中古を売る業者はリスクと判断されるところなので
こういうことはまずしない。(まだまだ使えますよ」というだけで瞬時に売れる、・・・・・・・まあそうかもしれない

カスタマイズ其の2  弦はドイツ製レスロー弦を使うべし
世界最高峰のワイアーメーカーだ 

6本支柱を持つU7モデル このままで使うことも出来るが、それはもう音質云々を言わなければ使える
しかしせっかくのいいピアノだ最高の物を与えたピアノに変身させていい音で使いたい

私これ気に行ったわ!これいただくわ!!

へへーーーーおありがとうごぜーますだぁユリ先生

整調作業の極みの世界

ピアノは鍵盤を10ミリ押し下げることでハンマーは46ミリ飛び出して音が出るという仕組みだ

その間運動が伝わる間に障害スティック等があるとすぐさま
タッチ感触と音色に現れる
それでは深さを9ミリするとどうか 人間たった1ミリの世界だけれども指先では神経が集中しているところもあり相当に浅く感じられる、運動量は減るために感触は軽くなるような錯覚を覚える
じゃあそれでいいのか、こっれ個体差もあるがそのピアノにとって
大きく発音を左右することになる

調律師はその状態を見抜いて一番運動量がロスなく伝えるところにアクションを調整していくのが基本だ
やはりなれと感覚と耳で聴き分けるところの作業
そのぐらいチューニングするという緻密な作業を88キーとりおこなうところに醍醐味が生まれてくる。

ユリちゃんスペシャルだ。

ユリちゃん〜〜〜さすけもよろこぶ

アクションを本体に取り付けて弦に合わせながらダンパーを取り付けていきます

ハンマーヘッドの交換作業

チューニングピンも新品ンメッキピンを使う ピンブッシュも新品だ

ピアピット販売用U7、いつも言ってはいるがあくまで趣味の深いところで作業している
この販売セクションはピアピットにとって自由にピアノを作り出すとても職人にとっては面白いところなのだ
作るピアノはどれも赤字なのだがこれがまた面白くこういうピアノだったら自分でも買いたいな、と思うところから出発しているのだ
量販店のように売れれば儲けだ!とはこれっぽっちも思わないところがさらに深く追求できるところにつながる

黒鍵盤は黒檀に変更するので別箱に

古い弦ピンを取り外していく

ユリちゃん検品でございます〜〜〜〜

黒鉛塗りこみ作業

黒檀鍵盤部品だ

ピアピットはこういう作業はほとんど趣味に近い
なぜならU7等を持ち込んできてオーバーホールしてくれと頼まれると修理のみで45万円〜
と言う金額から発生する
売り物の場合は業者から17万円で買い入れて
それに手を加えていくそれに45万円〜かかる
この金額はどんなピアノを持ち込んできてもオーバーホールの場合は全て取り替えるためにほぼ金額は輸入ピアノを除いては同じだと考えてよい、それらのことを思うと外装塗装はその金額には含まれておらず通常23万円別途と言う計算になるUPのオーバーホール外装まで入れれば約70万円かかると思っていてもOKだ

それらを踏まえたことを思えばいかに安いかがわかると思いますね、売るピアノは毎度のこと赤字ですがスキルアップには相当なるので常に
ピアノを入れては直していくスタンスは今でも同じだ。中には直すよりこちらの方が安いので
自分の持っているピアノ何とか買い取ってくれと頼まれるケースも多い。

弦が新品の場合その弦振動を止めるべく
フェルトは柔らかいフェルトじゃないと止まらないそのため弦交換と同時にフェルトも新品に交換するのがベストな選択だ

バランスキーピンフロントキーピン磨き作業

ピアノ調律師の世界も国家資格制度になる

U7独特の袴と言われるペダル窓 この部分も変更だ

ということでピアピットカスタム外装もそうなのだが中身の仕様は最高のもが与えられる
弦はレスロー弦を使うチューニングピンはディアマント、最高のコンビだ

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ペダル分解作業徹底的にカスタマイズ

ピンブッシュも新品に交換  深さをチェック

弦を取り外したらチューニングピンを抜き取っていく

当然時間もたっぷりあるところあるのでカスタムならではのU7を作り上げたい
もともとここは趣味の世界が強い 自分のピアノであればこうしてもらいたいという意向をすべて叩き込んでみる
こだわりのピアの制作チューンを施してみたいのだ
今まで何台もU7を作ったがどれもGOODな鳴りを期待できる
ぴあののチョイスは一番いいピアノを選ぶのがベストだ