ジみーな作業なのだがのちのレスポンスを
生み出すところだ
C.BECHSTEIN 8 モデル ベヒシュタイン8
まずはボロボロのベヒシュタイン入荷 見ての通りのボロボロでござんす
突板ははがれ木目とは言えどもそりゃもう ボロボロ 音は出ません
年数が相当に経過している機種8と言えどもこれではピアノとしての価値もなし
と言うわけでこれを元のベヒシュタイン8の眠りから覚めさせたい・・・・・
下前パネルもカスタマイズ〜〜
何もいう事を聞かない
完ぺきに再生されたアグラフ
譜面台やはりここも色がつくとやっぱりしまって見える
妥協はしないのだ
共鳴板のさらなるチェック心臓部
再生させる ここがダメになると心肺停止状態に陥る、ついこの間まで死んでいたようなピアノだったが、ついに息を吹き返す
仙台のお客様お電話くださいませ〜〜電話番号がわからなくなりまして・・・・・
宜しくお願い致します〜〜
この時点で音だしをチョコット試しにしてみたいい感じだとてもいいあま〜〜い感じのきれいな音色が感じられる
いいですね!いいですね
ピアノ前パネルのカスタマイズ〜そう誰ももっていない1台だけのカスタム
ナベサンちのサスケ2歳かわいい顔してるが
本当に馬鹿犬だ。気が小さく食い意地だけはっている
昭和33年には日本で調整している証拠
パンチングを年賀状で作ってある
古いキーバックレールフェルト
キーバックレールフェルト交換
日本のメーカーが1本張りをディアパソン、イースタイン等に同じように真似をして
貼りこまれているピアノがあるがなぜか全然よくない、不思議だ
たしかに構造的に少し違うし共鳴板の材も違うところもある
レスロー弦チューニングピン輸入まちそろそろつくころだが
あまりの暑さでエアコンが効いている部屋から出ようとしない
ベヒシュタイン確かにばらしてもなにしても100年もたつピアノだがこれを抜くピアノはないぐらい
つくりこみは素晴らしい
ベヒシュタイン高音部1本張 中音部1音に対してコイルループと他のピアノとまるで違う張りこみ方だ
ワイアーコイルつくり自作工具だ
ヒッチピンフェルトも新品に交換 枕フェルトも新品に交換
上の写真の前 アグラフをきれいに磨き倒す
フレームを本体に入れる
バスピン板浮き修理
常に動きの面を確認しながら部品の修理にあたる
ベヒシュタインだから特別にこういう部品がつくという事は特にない構造も今現在のピアノのベースになっていることは確かだ
当然フレンジコードもあればフレンジもあり何ら今のピアノとは変わらない・・・・・のに音が違うしレスポンスも違う
全てのアクションのセンターピンの交換作業がまず先手なのだ
1個1個実に時間をかけて修理を施していく作業は内職と同じだ
共鳴板修理
ねかして改めて共鳴板ぴん板等のチェック やはり剥がれかかっている駒もありだ
予想はしていたところだ このわずかな浮きは弦が張りこまれていると圧力で抑え込まれ割れは見えないのだ
張力をゼロにしたそして放置後このように浮き上がってくるのだ。))))駒作り直しス
なぜにこれほど重いフレーム
〜みんな〜〜あつまれや〜〜
なんとかたながとりはずせましてん〜〜まだ序の口だ
ベヒシュタイン足も組細工の用に凝ったつくりだ。カワイヤマハなら簡単に取り外せるところだ
がっつり止めてあるステイの木アクション用
ボルトで下木を止め接着されそのボルトを隠すかのようにさらに堅木で接着されている
最初なぜ取れないのかわからなかった
ベヒシュタインを寝かす これからフレームを下す作業だ
さあここからが国産物と大きく違う作りこみの世界だ
まるで寄木細工のような組み込みが施されるベヒシュタイン
高いわけですわあ ふつうこういう風には作らないし、凝りすぎでしょと思うほど以上にすごい組み方だ
中身アクションは古いタイプのアクション しかしながら出来はすこぶるいい、これが動いたら最高だ
あちこち確認チェックをしながら分解してはみてみる アッパーダンパーがつくのもこの当時ならではのベヒ
再度駒に弦を圧着チェックだ
手間のかかった外装が完成だ〜〜ちょうかっこええし
付随するパーツ交換 弦に対して音を止めるフェルトの交換も必要だ
連日の暑さでぐったりハナチャン
フェルトの裁断から始まる
フレーム塗装
ホールブロアー
象牙鍵盤のバフがけ
ひと手間もふた手間もかけすぎじゃね!!バラスのも一苦労するのだ
接着とビス止めに関しても徹底的な作りこみだ、たぶんですがばらすオーバーホールするという目的はなく完璧を作ったという感じですね
まさか100年後に直すなどと思わないと思うし・・・・・・
ピンホールのトルク状態を見ながらチューニングピンを回し取り外していく
何度も手を入れている形跡もあるこのピアノ 無下に変な手直しをしていないのがセーフだ
独特な構造を持ち合わすベヒシュタイン
アンティック系のピアノはみなそうだ、
やってはいけないのは、現代のアクションに載せ替えること
これは味も減ったくれもなくなる。
オリジナルの価値は不滅だ。
弦関係の取り外し作業〜〜 フレームも塗りたいね〜〜〜やっぱこう見ると・・・・
いくつか動きを確かめるべくアクションを取り外してフレンジの状態を確認する
直りそうですねえ))))だれがやるの?やっぱ飯本さんでしょ!!!あとでしょ!
なんとかこの部品を動かしたいぞ
やっぱり全部黒は重〜〜〜〜〜い 感じが・・・・変えよっとやっぱもっとかっこよく
見ただけでため息が出てしまうアクション〜〜〜〜いい感じにと言うのではなくあああああああめんどくさ〜〜〜い
と言う感じだ ここがかなめ肝かもしれないところでもあり直すと快適なのだが・・・ヤマハカワイと違いそらめんどいめんどい時間もかかる
外装が出来上がるブラックブラウンに塗り替えられマット仕様でもある 元の木目はあまりきれいでもないために一気にカスタマイズ
気品ある色に変更された これからもしかしたらまた窓部分をカスタム仕様にする可能性もある
フレーム弦ピン関係なかみ関係 8の刻印のあるフレームベヒシュタイン
真赤に錆びる弦 共鳴板もしっかり見ておきたいところだ
鍵盤象牙 これは状態よろし!!黄ばんではいるがかけはほとんど見当たらない
アクションを引き戻すために取りつくサポートするコードはボロボロなのだ
スプリング リンドウ線は確実に針金化しており
触るとすぐにぽきりと折れてしまうのだ
まず100年もたつピアノだということだ、金属系はほとんど弦も含めて針金状態に
おちいっているのが普通と考えてよい
古い物を取り扱う、これ慎重にしかるべきで金属スクリューに至るまでの要チェックに時間がかかりそうだ。
レギュレティングレールこのレールはたぶんもう使えませんでしょうね〜〜 黒い輪のスクリューを少しでも回すとポキリと絶対に折れる
まだ回してないがすでに取り替えた痕跡すらあるのでレールごと作り替えが必要だ
金属系は消耗品。ダメな金属類は交換すべし
抜いたチューニングピンは錆錆でござんす