ヤマハU3Eモデル  オーバーホールカスタム〜〜
さあここも好きでいじりまくるピアピット。最初からサイレントつき、うごくでしょうテクニクスだけど音はいい
それよりも中身は捨てて新しい物と交換したい。
鍵盤も捨てて新しい新品鍵盤と

っ写真で見るとやっぱギトイ!!と思うかもしれないが実際はこの10分の一の明るさだ。
光りが当たるとより発色する塗装がほどこされている、写真では派手に見えるが実際は実に綺麗な地味な色に統一されている
これはナベサンの強い希望の色だ

出来上がり時460000円消音ユニット最初からついていた)

餃子作ってます

芸術的な色彩!!

U3に限らずどのピアノもセンターピンの交換は確実に取らなければならない。この年代になると全てだ
全部のセンターピンの交換作業  一人でやるととんでもない日数がかかるために皆でやることに

どうせなら両面やっちゃえ

クロスの取り外し

レバークロスの新品交換

このように一度センターレールについている部品を全部取り外す

カラクリ部分軸に入るピンだGPでもUPでも同じセンターピンが使われている
数十年たつと確実に交換箇所が増えてくるわけで、
交換は厄介な作業になるが交換すると素早い運動はよみがえり気持ちよく弾くことができる
最近ではCLPという充填剤がありこれを注射器で注入すると動かなかったところはうごくようになるが、あくまで簡易的な作業、、中古でもこれをどっぷり打ち込めば動くのだ
それを買った数か月後にはたちまち動かなくなる、あくまでその場しのぎの液体なのだ

センターピンを交換されているものとされていない者の区別は部品を取り外すとセンターピン断面がぴかっと光っているところ
は交換されていると判断してよいCLPの場合はセンターピンが入っている周辺にシミができるのですぐわかるのだ。

先ずは音上げ初めての音上げこれから10回の調律。それでもなかなか安定ない

U3ライムライト!!!
いい名前がついた

完成!!

けん盤蓋の痛みも多いのでやはり一番見えるところであり
塗装しますね、カスタムも同様に進めます〜〜おおお面白くなってきました

張り替えたレバーを取り付けていく

部品の全部のセンターピンの交換作業。続く
感触を120%音へ伝えるための作業だ。中古販売ものはこういう事はしない
なぜなら時間と手間ばかりかかることにより売る側はすぐにでも売りさばきたいという念は強いし
直させてくれと頼みこんでもやらさせてもらえないだろう。
今まで見えなかった部分を見せることによりこれから買うユーザーの利点としてとらえていただければ
嬉しいかぎりだ。

LIME LIGHT

展示に戻る

よくお客様から中古ピアノありませんか?と聞かれること多し
中古はない中古を直したものならある。そうなんですよやっぱり4〜^6歳ぐらいでピアノを買い与えたい
親御さんが多く、今までは昔ピアピットも中古を売ったりしていた、整備して、
やはり整備しかできないところもあり販売してると、子供たちはみるみるぴあの上達!!
ピアノは中古で買った時にピーク(30年物)から一気に下降線をたどる
ピアノが悪くなっているのに上達はする。ここでもう一度お金をかけて直しませんか?とも言いづらく
買い替えませんかともいいずらい。そういう場面を調律師はみな経験しているはずだ
ならば、全部直したものなら新品として使えるわけで、自分がもしこんなピアノでリーズナブルであれば
買おう。と思うようなピアノを作ればいい、ということで中古販売はやめて手の込んだものを安くできるだけ
売るようにしている。利益なんてどうでもいい、好きにやらせてくれ〜〜〜みたいな雰囲気はむんむんとある

中古は使えないと言っているわけではない、新品が悪いと言っているわけでもない
ピアピットのスタンスは大きく変わったという事を理解していただければそれでいいのです
ピアノやドットコムさんなんかもたくさんの品ぞろえで中古としても選べる状態にあるし
近くの楽器店さんでもいいのです。新品であればメーカー店に行けばいいわけです。
ただピアピットはこうして自分たちのスキルを上げるいい材料にもなるしそれだけでスキルアップできれば
大儲けなわけです。年間6台ぐらいしか作れませんが1台1台心こめて作ってます。

じゃあどのくらいで買えるのか?と聞かれます ぴあのベースの仕入れにより金額は変わりますが
大抵45〜〜65万円ぐらいが主流ですね。これなら買ってもいいという内容と音色で勝負
耐久性はもちろんカスタムも施されてますね

黒鍵盤も黒檀に交換
白鍵盤は全て新品にはりかえます

外装カスタムここはナベサンのやりたかった色だ。グリーンですというと大抵「ええええええ??!!」ッといわれるところ
を狙った色だ。そらそうだと思う。緑色??と想像する拒絶してしまう感じは解る
知らぬうちにピアノは黒というイメージが主流だからだ
携帯〜^車〜^何でもいろんな色から個性的に選べる時代、黒か茶かワインレッド限定で選ぶしかないピアノの世界
そらないだろ・・・・・ならば作ってしまおうということでやっている

アクションもこれからすべて修理オーバーホール
音が楽しみだ〜〜わ    

バランスキーピン関係も磨くタッチ感触に影響するところでもある

柔らかさと音の太さを求めてアベルハンマー選定(ドイツ製)

レスロー弦

弦はレスロー弦〜〜チューニングピンもブッシュも新品
最高の弦を与える

まああくまで趣味の世界なんで、売る売れないなんて考えたこともない
面白いピアノで最高のピアノであれば持った人は大満足だろう