予約済み
２０１６年１月より作業開始
カワイベースピアピットカスタム製作 まずは古い弦をすべて取り去ります、古いピンブッシュも抜きとり新品に交換
弦はレスロー弦デーゲンとドイツ製の最高級の弦を与えます。ハンマーもアベルをチョイス、黒鍵盤もベークラから黒檀に変更
やはりずっと使える物を贈りたい気持ちはおなじ音楽する人間にとって共通な所だ
最高の物にするには時間も要するところにあり修理クリーニングの合間の時間を見て作業
レスロー弦張終了張りたてほやほや
ピアピットも昔と言えば少し前まで中古ピアノとして売っていた時もあった
しかし３０年前の物を売り、子供たちががんばる！年々子供の上達は
すさまじく、ピアノはどんどん酷使され子供の上達するときには
既に修理期限がアッと今に来る、上達とともに悪くなるピアノたちを見ていて、何とかならんものか。また買い替えませんか？とも言い出しづらいし、修理しませんか？というのもいいだしづらい。
ならば中古のいいものを選定して当然そのままで使えるんだろうけど
全部捨てて新しモノに交換してあげれば購入と同じ年月をガンガン使えるし。中身は新品なので新品として使うことが可能、そのほうが親としてもうれしい話だ。ということで新品同様さらにグレードアップされた弦ピンハンマーを搭載してお届けしたいし
私たち調律師あと何台つくれるのか？ふと５０歳過ぎるとやはり思うこともあり、利益追求より納得いくものを１台１台作る
こうしようということでカスタムと言うピアノをつくっている
１台１台なので時間はかかるが最高の物をお届けするコンセプトは
どこも真似できないだろう。好きで手が動くところから作り出されるし
商売ラインには載らない商品だという事だ。
納得するまで手を入れ続ける、これ調律師技術者冥利に尽きる
