販売用ディアパソン132モデル

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出来上がり時330000円、運送別付属付き

珍しい明るい茶色のモデルだ、デザイン的にも三つ窓ではないがいい感じだ、モデル的に古いが内容は最高の物が与えられている
これをもう一度オーバーホールして使いたい、弦ピン関係はレスロー弦に、共鳴板が割れているのでここも修理しなくてはならない

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ウィッペンジャック系のセンターピンの交換作業
どんなピアノでも先にセンターピン関係がダメになってくる
このピンはうごかなくなれば交換、と言うように何度も交換できるところにあり
交換すればまた新品時の時のように動くのだ
ここは覚えておいてほしい。

色やけあり

ディアパソン132、この機種共鳴板の割れ発生が意外と多い機種だ、別に共鳴板が悪いからではない柔らかくて薄い共鳴板が使われているからだ。
スタインウエイなどはほとんど年数たつと割れこむケースが多い、ピアノの場合は弦が張りこまれていると共鳴板に張力がかかり抑え込まれ
割れていても目立たないケースが多い、大きな雑音がしなければいいがしだすとこれ大変な修理になる

ピアノ調律国家資格制度定着し始めましたね。

ヒュース&ケトナーアンプ、
安いギターでもいい音を響かせてくれる

ディアパソンの古いモデル、特に大橋とかなる場合は完全に中古では使えないピアノが多いので
見ることができる人間に共鳴板等の割れを見てから買うことをお勧めする
もしくはきっちりと直してあるピアノでないと使えないのだ

ピアノ張弦開始張りこまれる弦はレスロー、バスげんはデーゲン(ドイツ製)

ピンブッシュの打ち込み〜〜

フレームを載せる、事前にはかってある弦圧等のデータをもとにフレームを下していく

ペダル等の分解〜〜〜親板等の接着はがれも発見。常に自分のピアノだったらどうする??という観点でピアノを執拗にチェック修理したい

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このディアパソンも共鳴板が割れている、分解する前にチェック、全てにわたり心臓部と言われる共鳴板中心に弦圧等も調整してカスタムしたい

アクション、古いのでうごきがよくないすべてを取り外して
修理調整が必要だべさ

ピアノ親板の再接着

フレームボルト締め

弦振動は駒と言う部品を伝い共鳴板により増幅される

共鳴板の埋め木作業。心臓部を直す〜〜ここが最高

むき出しの心臓部~~共鳴板
しばらく放置することによりぽかんと口を開く割れ

古いぴあんは捨てて新しいメッキピンが採用される

カスタムなピアノを作りたいというのと自分たちの持てるポテンシャルを十分に発揮できるのが
この販売用ピアノになる。やっていて実に面白いのだ
アイディア等も存分に注ぎ込める、何よりいいのはこれを買うお客様が一番得するということだ
儲け云々は一切関係ないこのピアノ
売値は33万円〜〜〜〜象牙鍵盤に黒檀鍵盤と来ているのだ。超お買い得と言うことだが
之が1台しかないのだ。外装はやれているところもあるがそこそこ綺麗であればいいという人なら
間違いなく中身重視音色重視であれば最高の逸品となる。

弦を取り外すと割れてなかった見えなかった割れまでぽか〜〜〜んと口を開くのが常!共鳴板をスプルスで埋め木を施して修理