カワイUS50 ピアピットカスタマイズ オーバーホール

US50整調作業と音上げ

ピアピットでは仕入れたピアノ本体の弦等すべて捨ててしまいます
新たに新品の弦ピンで楽しんでもらうことを前提に趣味の深いところのスタンスでオーバーホールして販売します

カワイUS50形こそUS50なのだが中身は全く違う、最高の弦とハンマーを持った内容に変更されている
パワー音伸びは他のU50と比べても歴然とわかるくらい想像以上のパフォーマンスを見せてくれる
ダイナミックに響く低音と立ち上がりの速さで他を圧倒する中〜高音

外装もヤマハU7かと思わせるようなペダル周りと木目(エイジング)をあしらった譜面台
まさに世界に1台オンリーワンのピアノだ。

整調ここは演奏上もっとも大切かつ重要なところだ

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる

特注のハンマーが与えられる最高級ハンマーだ

また寿命が40年延びる瞬間
弦交換はのちの作業にすべて影響するところなのでシッカリ張りこむ

カワイUS50の弦をすべて外していきます
今度はレスロー弦(ドイツ製)を与えることにより
大幅な音色の向上と耐久性が約束されます

足元だけ見ると誰もUS50と思う人はいない、カスタマイズは
最高のチューンだ

工具も自作で丹念に作るのだ

ただUS50を仕上げる。というのはやはりピアピット的に
面白くない、せっかくやるのならカスタマイズをかませたいところなのだ
外装のモディファイも同時に進められていく

どんないいピアノでも整調されていないピアノは最悪のピアノと言う

真っ黒な譜面台よりも木目があしらわれた譜面台のほうがGOOD

ペダル窓カスタマイズ

むき出しになった共鳴板、の掃除と弦圧のチェック

展示中に戻る

古いピンブッシュは抜き取り新しいものと交換します
新しいピンブッシュを打ち込んだら穴あけ作業です

弦の張り込み作業開始

カワイUS50、もう一度新品以上の内容音タッチ感触を求めるべく
すべてOH、弦は捨ててしまう、今度はレスロー(ドイツ製)の弦を張り込む
外装もUSタイプの真っ黒のボディーはいささか重い、譜面台足回り等をカスタマイズすることによりまったく違うイメージを持たせたい。オリジナル仕様だ。

中古ピアノとしてつかってもらうのではなく新品として使えるのは何よりもうれしい
音色は最高級の弦を張り込むことによりすばらしい音の美を実現できる
ハンマーも特注のハンマーを使用、間違いなくレベルの上がるチューニング仕様となりそうだ
外装関係は項ご期待あれ
ペダル関係も分解修理して完璧なまでも追求