アトラスピアノ オーバーホール販売用

予約済み出来上がり時420000円 神奈川H様

アトラスピアノワイン木目 象牙モデル 古いピアノですが直せば相当良くなるピアノです、今現状はすでに年数経過でダメ
弦〜ピンハンマーもろもろ消耗部品を一気に新品に交換して販売します、文字通りこれ本当のリニューアル

棚板が入りました

各部の細かいパーツまで交換

ダンパーブロックの交換

象牙バフがけ 黒檀と象牙の鍵盤これ以上贅沢な鍵盤はない

黒鍵盤ベークライトから本物の黒檀へ変更

ジャックスプリングの交換、このスプリングの交換だけでトルク、と同時に演奏時のトリルが格段に良くなる。リンドウ線、でできているスプリング、しかし数十年の間にスプリングではなくただの針金に化してしまうこともとても多い。音が出ない、突然1音だけでなくなるというジャック系の支障も改善できる

ぺだる窓関係も新品同様に

ハンマーヘッド交換 シデのアンダー入り

さすがに弾けば鳴りますが弦は交換の域に、直すのもピアピット的にはすごく面白い、こういうピアノはずっと持ちますから
肝心な要なところはしっかり直して一生使えるようにしたい

下律開始

アクション整調

新品ダンパーの取り換え作業

ペダルシフト部分も大切なところ 一度すべてを分解して交換場所は交換しますペダル底板部分はピアノの一生のうち
1度ぐらいしか取り外したりすることはないのだ

スプリング〜接着面 クロスフェルトに至るまで点検
フェルトクロスはすべて新品に交換されます

デー弦の巻き線 

アクションボルトの磨き

フレームの各部弦枕に位置するフェルトクロス類も新品に交換されます

向こう40年間〜〜は絶対に持つ、寿命を与えるべくの作業だ
やり直しができないところでもあり一瞬たりとも気を抜くことはできない

弦ピンブッシュを取り外して新しいピンブッシュを植え込み穴あけ作業
このピンブッシュはチューニングピンのピントルクを作り出すところ
間違いない正確な穴あけを要求されます。

この穴あけがゆるければもうどうしようもなくなりせっかくの弦交換は無効になりますね

棚板も取り外して張弦の準備   張弦に邪魔な部品パーツは取り外します

すっかり変色してしまったバランスキーピンとフロントキーピン

取り替え前の弦、これらはすべて捨ててしまます

ピアピットの販売用はあくまで自分たちのスキルアップ
と新品時の完成度の高さを極めるものであり
好き勝手に最高のものを作り出す、というコンセプトで
販売用は作っています

それだけ手をかけてその値段では・・・・とよく言われるんですが
別にいいんです、面白さのほうに軍配が上がる感じですかね
もっとこうしたい、ああしたい、こういう感じで作りたい
夢をすべて注ぎ込めるので。理想のピアノができるんです
そこに経費だの利益率だのという言葉は2の次なんですね


もともと売るためのピアピットではありません
修理調律クリーニングがメインなんです

分解しながら各部のチェックを確認、 悪い所は当然交換、

メッキピン変更はりこまれる弦はレスロー弦、最高級の弦が与えられる

アクションボルトを外す
棚板を取り外して・・・・
という言葉はすべての調整が全くゼロになるということだ。 組立作業段階のところは中古業者はできるだけ触りたくないのが本音
相当めんどくさいことになるしベテランが合わせ組み上げしないとピアノ自体ダメになる、

そんなリスクをおかしてまでばらさないだろう
ピアピットでは完璧な組立完成度がみな頭の中に刷り込まれているのでバラし組み上げまで
完璧な状態で完成する

ペダル窓クロス関係も新品に交換

張弦作業練れと熟練の仕事だ
正確にきれいに張るこれ極意

プレッシャーバー取り付け角度確認

まだまだ続く展示中に戻る

ハンマーダンパー系も新品に交換されます