レンナーニス(ドイツ製)を使う こういうのもカスタマイズならではの仕様だ

マニアがマニア談義に花が咲く

昭和42年10月26日制作

茅ヶ崎市I様 ヤマハG3ピアノオーバーホール

鍵盤を入れ音上げ はんまー部品等は到着待ちなのだ

1本1本センターピンの交換、動きを触ってチェックしなければならないのでこれ結構地味な作業だが
できあ上がってからの作業となると一番厄介なところでもある
またすべてのダンパーフェルトを取り外さないとできない作業だからだ

sチューニングピンブッシュ打ち込み

G3入荷してました、環境にならすため数週間放置、 さあ開けて分解修理だ、まず音色ほとんどチェンバロ状態に化しています
鍵盤ひび割れ発生 共鳴板は変色 と大体こんな感じは予想していた通りだ
全てを見直し完全なるピアノに仕上げていきます

ヘッドにスカッチを入れる作業 瞬間的な食付きを作り出す。抜けが抜群に良くなる(タッチ)
指を鍵盤から離した時にスコッと綺麗に抜けてくれるし強烈なタッチに対してしっかりバックストップしてくれる

ここからダンパー系のオーバーホールです新品弦の弦振動を止めるべくフェルトは柔らかいフェルトでないと音は止まらない 全てアンダーフェルトに至るまで新品に交換されます

鍵盤につくキャプスタン磨き作業

フレームを本体へ納める

自作エフェクターをチェック

夕方になるといい風はふく
日中は暑いここの所猛暑続きですね

G3当時の共鳴板はふちにラックが塗られている
しかし年数の経過でラックが割れ雑音を起こす
そのためいつもラックは全て取り外す、かきとる

真っ黒にくすんだアグラフを磨く

さらに削り込む 表面は音に大きく影響するところ

共鳴板古いニスを落とす  すごい匂いが充満し始めるピアピット2号工房内

古い共鳴板変色したニスをはがすと綺麗な木目現る。

G3これはI様よりやや新しいわずかですが
黒いピアノを白に変更したもの

ペダルボックスの修理クリーニングクロス系交換

ペダル系〜ヒンジ系の磨き 細かいパーツも1個1個丁寧に磨いていきます

ダンパーの止音調整

体を動かすことにより血糖値を下げるナベサン

体調がすこぶるいいナベサン2号工房
基準柱を作る

時折こういう面白いナラシ定規をつくる

ああああああ腰がいて〜〜っぺ

もっとわかりやすく言うと車のタイヤのみを交換してアライメントをとってないとする
そうすると車はある速度から挙動し始める この分野では調律師ならではの作業になる
よく運送屋がやったしゅうりのやり直しが最近多々入ってくるがただ取り付けたというだけで
まったく調整が施されずまま使用〜よってハンマーは片減りを起こしながら打弦を繰り返すことにより
シャンクの部分に余計な荷重がかかりシャンクフレンジもろともガタガタになるということだ
こういった状態に陥ると補正するのも面倒だしもう一度交換したほうが早いかなと感じることもしばしば
微調整を感じ取ることができる目と感覚で作りこんでいく世界なので、手慣れた人でしか触れないのは
あたりまえなのだが、昨今どこでも修理としてやっているがぜひGPUPの修理専門で毎日精進している人に頼んだ方がいいと思いますね。  月4件はやり直し修理がいろんな所から持ち込まれる
はっきり言うと超〜〜〜〜面倒な作業ですん

新品ハンマーシャンクを取り付けたら ハンマー走りねじれをチェック 新品でも走りが違うところを薄いのり紙で修正していく
これが緻密な作業になる ただ新品ハンマーを取り付ければいいという問題ではない 新品でもわずかに垂直に46ミリ走り出すわずかな
ずれを補修していく ここはベテランの目でしかない左に走れば右下にのり紙を貼りと言う作業なのだ

ダンパーヘッドの取り付け  

GP用はハンマーヘッドシャンクアッセンブリ

部品を作りこんでいく世界だ

ダンパーレバー修理ここはGPオーバーホールでかなめと言えるところだ
まったく表からは覗き込んでも見えない位置にあるレバー系、ここが動かないと音は止まらないし
タッチは

バス弦張り込み

弦交換の効能は歴然と現れる
ハンマー交換シャンク乙の交換によりより顕著に表れる、 そこからの味付けはその工房の技量による
全てを兼ね備えたピアノとして届けたい

ここはトルクを作り出すところでもある チューニングピンのチョイス穴あけの径ををしっかり考えて開ける 

チューニングピン穴あけ

アグラフも駒もぴかぴかn今度は弦枕等も新品に作り直します

本物黒檀に交換される黒鍵盤

ここら辺はピアピットならでは

ベッティングスクリューの磨き作業

フレームボルト磨き作業

ピアノ修理、もともとみなピアノ調律師なのだ、一般家庭に回る調律師最初はみな一般家庭のピアノを調律しているのが仕事だった
そのうちに修理をチョコチョコやっていくうちにドはまり状態に陥る。ヤマハでもカワイでもスタインウエイでもパーツ数は変わりないし
組み上げもほぼ共通する、でなぜにこんなに音色が違うんだろうということに気が付く。すると技術者は追及の道へと進む
すると収入は減り生活できるかできないかのところまで追い込まれてくる、ここで二手に分かれるのだ。収入を確保しなくてはならない
一般家庭の調律に約98%進む 残り2%が極貧の中で追求と自らの技術も磨く

鍵盤キャプスタンの頭も綺麗に磨く

メイプルのようなにおいがするニス

共鳴板ニス シードマイヤーに使ったレンナーニスがあったなあ
それを使おう ヨーロッパで使われているピアノ用高級ニス

鍵盤アクリル研ぎ出し

細部にまで手を入れるこれピアピット流

全てのニス汚れ等を取り除いて研磨する

鍵盤新品貼りこみ作業

駒削りこみ作業 この上なく面倒な作業なのでみんなの手が必要だ
音には関係ないところだがふたを開けると見えるところなゆえにきれいにしたい   完璧に新品時以上の状態で戻したいのだ

フレームを上げないと見えない淵部分

G3ピアノフレーム塗装  

フレーム掃除 油分等をきれいにとる作業とアグラフの磨き作業

G3共鳴板のサンディング きれいに元のキジ目を出す、ピアノの心臓ともいえるところ
綺麗にしたい

新品の鍵盤と黒檀鍵盤に交換だ

鍵盤取外し すでにひび割れが発生している鍵盤

シンナーを使う仕事なために周りに家があるところではまず不可能。ピアピットは回り300メートル以内に家はないのでここで仕事ができる

工房中にアセトンのにおいが充満するこれはみんなたまらん

古いニスの下からはきれいな共鳴板駒が表れる

フレームも塗装するのでこちらに置いといて

弦ピンを取り去ったらフレームを上げる準備みんな集まれ〜〜人力だあ
傷つけるな!足の上に置いたらおしまいだぞ〜〜

ふるいチューニングピンを抜いていきます

弦を緩める芯線の取り外し作業着々と進む
でもこの作業はほんの序の口

古い弦を取り外す作業

変色した共鳴板この下に共鳴板割れが発生しているのか??

ここはピアピット塗装ブース

弦圧等の測定作業

最高音のハンマーヘッドすでにウッドぎりぎりまでハンマーがファイリングされている
これで限界ですね

ここは見えないところでもあるが鍵盤運動と連結しているこの部分のスティックが多い

取り外す前のデータをとる

今回のオーバーホールでこの部分ダンパーレバー系のスティックも直しが確実に必要なところだ

ダンパーの取り外し

各部チェックしながらばらしの段階へ進んでいきます 弦関係は完全にさび付いて劣化

スカッチを入れる ことにより食付きをよくする

アベノミクスが景気を拡大させ・・・・・・この業界はさっぱりぱりで
なんとフェルト系が30%も値上がり9月からと言う通達が入るばかりでして
部品も相次いで値上がる昨今 特に塗装塗料関係石油製品系は著しく値上がりアセトンはすでに倍になるんですが、修理料金は変わらず・・・・・・今のところ消費税も内税方式 来年消費税が上がったら
外税にするしかないすね〜〜〜〜世間では家はマンション売れ高級品がバンバン売れる
前のバブルと言うときも何も関係なかったこの世界、まあ世間的に景気が良くなるということは
ピアノにでもなんらか少しでもちょいとお金をかけてくれるのを期待したいですね

今度張りこまれる弦はドイツ製のレスロー弦世界トップクオリティーの弦だ
世界中の名器にはこの弦が使われる

トルク十分!!

再度弦圧の測定

チューニングピン穴あけ 学校では6.9ミリのチューニングピンサイズに対して6.7であけると書いてある。ところがOHの際は
実際現段階にてこのサイズが撃ち込まれている、6.9でもしチューニングピンを入れたらゆるゆるになってしまう
一度sチューニングピンは抜いたら必ずサイズアップをしなければならないのと一番重要なところは穴あけなのだ
0,2ミリサイズ的にはc小さな穴をあけるが、人間の手で空ける場合はもっと径の小さいサイズであけなければならない
機械なら正確にあけることができるが人間はぶれるということを当然頭に入れるのだ。ここのところの失敗作は
各地で見てきている,教科書通りではないということは常に頭の中に置いておかなくてはならない
なんせ弦を張りこんだ後ではどうにもならないところでもあり、ピアの寿命を大きく左右するところでもあるところだ

キーピン関係の磨き作業

これは強烈だ(匂い)

鍵盤関係はブッシングが完全いガタガタ、鍵盤にも割れ発生すべて交換になりますね

アクションもローラー部分の減りも大きくシャンク〜ハンマーと取り替えが必要なところだ

完全い飴色に変色した共鳴板とさびが回るアグラフ

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鍵盤微調整

リヤカーのカスタマイズ、新品リヤカーの色変更

、フレームも錆が出てきていますので
綺麗に再塗装したい