さび付く楽器は確実に劣化が進んでくるのでmできるだけ軽いうちに抑えたい

ヤマハYUXピアノ ピアノクリーニング修理 東大和市H様

ヤマハYUXピアノクリーニングです
現在ピアピットにあるピアノの中で一番新しいモデルなんです
それでも30年物 YUXこのピアノは今は廃盤となっているが中古市場では依然40万円を超すような値札が付けられている

環境が変わると木材は動く動いた誤差を補正する
この作業は毎年調律する際に調律師は必ずチェックする、しなければいけないところであろう。春夏秋冬と気温湿気が激変する日本
ピアノはクラッシックな楽器ゆえ手入れが必要だ
ギターもバイオリンもどうようである
調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師の世界も大きく変化

調律師の木村君バフがけ

けん盤蓋クリーニング表面

最終調律

ヒンジは磨き再塗装される、古いヒンジビスは捨てて新しいビスが使用される

パネル組み上げ

夜遅くまで続くので夜食タイム

再塗装された腕木の装着

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
木口交換なし
ハンマースティック修理12000円
アクション総合調整(ボン線含む)22000円
調律11000円
腕木塗装12000円
運送16000円+16000円=32000円
税込納品時の調整調律含まれます

鍵盤上面ナラシ〜〜〜基本中の基本作業

アクション整調作業  タッチ感触を作り出すとても重要なところ数日はかかる作業だ

取り外した腕木上面部

下塗り塗装

上の鍵盤が磨き後下の鍵盤はカビシミがつく黒鍵盤

これはまた別のピアノ記念のネーム入れ、

ヒンジは何台かまとめて磨き塗装が施されます

ハンマー整形ファイリング作業  音色を均一に戻す作業 タイト感たっぷりの音量がよみがえります

鍵盤木口は交換なしバフがけできれいになりました、もっともっと黄ばんだら交換

けん盤バフがけ作業カビシミ傷等汚れも含め
綺麗にクリーニングされます

フレンジコードハンマーの返りを助ける重要なところすでにきれいていた箇所多く
このコード1本取り替えるだけでタッチ感触は跳ね上がるのだ

年末だああ、最近ネット検索のスポンサーサイトに登録しませんか。とお誘いが来る電話が毎日のようにかかってくるのだ
、あの検索した時に上段に乗せれば仕事がバンバン入ってくるらしい、とのこと、話を聞いてみるあの枠内に入れるためにはなんと
とんでもない金額が必要なのだということを知ることに。2万3万の世界ではない車が買えるのではというようなきんがくとなる。
ピアピット広告料金公開、近所野外美術展協賛10000円(年1回) 浜松市テニストーナメントプログラム協賛(年1回10000円)
以上〜〜〜何もピアノには関係ないところに使われているのが判明。まあだろうと思った。もともと広告を載せるお金など発生しないピアピットなのだネット上ではゼロ円ピアピット
たぶんだけど、ナベサンのポケットマネーでしょ。 というわけで検索ネットに乗せるというのは夢のまた夢というより
仕事来てもやり押せないでしょうということ。そんなお金があったら2号工房の柱代にしたいそうだ。
でもほかはすごいなあ〜〜〜そんなにもうかってんだあ〜〜〜ちとうらやましくも思ったりもするが、ナベサンにはチャリセン大王と呼ばれるくらい1円玉とコゼニジャラジャラ持ってる、あのポシェットの重さは尋常ではない。笑えるくらい持ち歩くのだ、小銭両替機とも呼ばれている。
紙がないのには受ける。スポンサーサイトいつか載せてやるぞ!!チャリセンから紙銭に変えたいところだ。15年ぐらい先になると思うが

ピアピットのつぶやきコーナー

アクション分解修理とフレンジコード交換とブライドル交換 〜ハンマー整形ファイリング

手で拭いたくらいでは取れない30年の傷
コンパウンドで落とす 

ピアノ本体バフがけ作業

ペダル窓クロスも新品に張り替えられました

けん盤蓋奥丸部分のクリーニング

天使が・・・すべて眠っている

修理人のベテラン義春くんと塗装までこなす木村君コンビ

ぺだる さび付いたペダルをもう一度光らせます 真鍮

ピアノの弦ピン関係のクリーニング作業  ぴかぴかになるまで磨きしっかり錆止めをする錆止めは
バリストルオイル。系のうっすいオイル

取り外したペダル底板部分これから分解クリーニング

バスげん下の方の弦一番目立たないところが一番さびるのです

底板のビスはさび付いています
これらは全て捨てて新しいものと取り替えます

ヤマハUPで最高級モデル。値段も一番高かった
トーンスプレッダーがUXの唯一見分ける方法
それ以外ピアノバックはX支柱が貼りこまれているが
ピアノの後ろになるために見えない

音色は通常のU3と同じ大きさでもあるがクリアーかつ
タイト感とキレがある音色で今現在でもファンは多いのだ

YUX思いのほか低音ボン線が多い
ヤマハ弦の特徴でもあるつまりある時期に突然ならなくなる弦
アタックをかけるとなるようになる、

けん盤蓋内側のクリーニングヤマハのロゴもひかる

ピアノを寝かして底板を取り外す
ピアノを寝かすことは一般家庭ではまずない
こういう時こそ細部にわたり点検したい

ひかり始めたチューニングピンやはり気持ちがいい

チューニングピン関係の磨きくりーにんぐからの作業

けん盤を外していく鍵盤下は埃がたまっています
余りたまるとそこに虫がわき、クロス系をボロボロに食い荒らします

エアガンで吹き飛ばします

さびないようにメッキ加工されている昨今のピアノではあるが
それでも錆は確実に金属に忍び寄る。

黒鍵盤等はカビが付着

このモデル外装はポリとラッカーのコンビで組み込まれている。

じわじわと進んでくる錆の進行 音色にも大きく影響するところだ
寿命縮む

左腕木部分塗装の跡が・・・・・・・・・

外装、細かい傷に覆われていますうち傷が少ないのがGOOD

2012年現在実にピアノはクラッシックな楽器と言える
100年も前から材は多少変わってきてはいるが基本的な構造は変わらないのだ

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30年の歳月はどんなピアノでも痛むところは痛むし
手を加えなければ家と同じで使えなくなるのがピアノ