カワイUS50ピアノクリーニング修理埼玉見沼区U様

出来上がったアクションを装着鍵盤も装着

これナベサンの趣味、ナベサンがいつもお世話になっているテイクオフという4駈の専門の店の
ステッカーを作る。いかついスカル系のデザインだ。趣味なのでただでやっている
危うくピアピットもスカル系のマークになるところだったのは言うまでもない。

・・・・・・こんなピアピットだったら子供たちが近寄らんわ

おお? そういえばクリスマス間近かではないか 世間では大騒ぎなのか??全くそういう情報すら入らないピアピット
セブンイレブンがにぎやかな程度だわ・

カワイUS50モデル BL71後継モデルとして形こそ変わらずに売れた機種
あれから30年近く経過したモデルでもあり外装は白く曇ってしまっている 汚れがすごくついてしまっておりくすんだ状態だ
くりーにんぐを施せば何とかきれいになりそうだ

カワイUS50新品時の鍵盤をあけたときこうだった! 感がよみがえる

ピアノは多少アクションの整調がずれていても音が出るようになっている。
しかし手を加えているピアノと手を入れてないピアノを比べるとその差がよくわかるところにある
大量にさばく業者は調整しときました、というだけで実際は触ってないところが多い
それは業者と調律師との間に整調という言葉がどれだけ業者に理解されているかで大きく差が出る
早く出したい業者は底を端折り、ピアノを出荷してしまう、それを受け居れたオーナーは
外装に気を取られて感触まではわからない というケースが多い つまりここがグレーゾーン
というわけだ、当然だしたほうはきっちりやってもらっている、とはなから思い込んでいるところなので
業者も調整しときました、という言葉を使う。 実際蓋をかけてみると何もされてない、調律だけという
ところが今現在相当多いということ。これはいけないことで、お客さんはしっかり料金だけは
取られているということになる、 整調されてない!ということを伝えると個々の技術の差で云々
とごまかされるとういうケースは昨年すげ〜〜〜数あった、ピアピットに電話がかかってくるというのは
お門違いだろうと思ったりはしたが。そのお客様もやりきれない気持ちで電話くださったんだと思うと
同じ同業者でも大変悲しいこと。もう一度整調してもらうようにやったところで問い合わせすればOKですよ、と伝えるのが一番いいだろうと思ってアドバイスした事例は20件に及んだ

3日間に及ぶ整調とり直し

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理22000円
アクション総合調整22000円
ジャックスティック修理8000円
鍵盤スティック修理10000円
調律15000円
運送上尾市19000円+見沼1F15000円
税込納品後の調整調律も含まれます

他の傷が取れるとそこだけの傷が目立つ

、磨き。ぴかぴかになるが傷のところはタッチペンで目立たなくなるかもしれない

新品ブライドル接着

ハンマー整形ファイリング作業  

ハンマー整形ファイリング作業

US50
カマチ部分のクリーニング

アクション分解修理 ブライドル〜ハンマー整形〜ハンマースティック修理まで
はんまーを取り外していく作業

昨日朝は大阪にいたナベサン とんぼ返りでバフがけ 明日は広島へ

けん盤蓋もひかる

何とかひかる譜面台〜〜〜〜〜ピカピカです

ピアノ調律師の世界もことしから大きく変化
国家資格制度になる。

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

けん盤を外していきます鍵盤下はものすごい埃がたまっています・・・・・・・何やらその中から無数のヘアピンが、・・・・・髪の毛の長い女の子が使っていたのかな

アクション系は埃がたまるとその埃が湿気等を呼び込みさらに同時に虫(フェルトを食い荒らす)がつくことが多い 当然湿気がたまるのでアクションはすこぶる動きが渋くなる

アクションここは駆動系の心臓部 できるだけきれいな元のピカピカに戻したい

超人口密集地帯

じみ〜〜〜〜な作業だが一番大切なところ
アクション

1音1音確認タッチ感触戻りの部分を目で動きのチェックをしながら
動きの悪いセンターピンを交換していきます

アクションハンマースティック等動きの修理
部分部分動きが渋くなっているところあり

ペダル分解クリーニング作業 カワイ独特のぶつぶつさび
これはブラスの上から塗装されてしまっているために一般家庭でどんなに拭いてもきれいにはならない
今回何度でも磨けるように塗装はしない

鍵盤バランスキーピンとフロントキーピン
このピン磨き各社クリーニング内容で含まれていないケースが多い
鍵盤運動軸となる部分なのでこういう時にしっかり磨いておくとタッチ感触も大きく変わり
動きがスムーズになるのだ この効果効能は大きいので必ず磨くことだ

ピアノ下前パネルのクリーニング 何やら深い傷がつく たぶん椅子の上下の取っ手の突き出たところが
パネルに当たり傷が・・・・・これが深い

よごれスラッジ等隅々までクリーニング
虫食等のクロスフェルトはこ交換

これからのお手入れ方法
ホームセンターでピカール400円ぐらいを買って
曇ったなと思ったら磨くそうすれば半永久的に綺麗なままだ

鍵盤下に隠れてしまうのでふだんはみることはできないが、けん盤を外してもらうだけできれいか汚いか判別できる

ふるいブライドルの取り外し

ブライドルテープ長さカット

バットスキン系も剥がれかかっています

スジスジの傷

。カマチ部分譜面台が載るところも完璧に曇ってしまっています

傷に覆われてる譜面台

続々と見つかる思い出の品
大切に保管し納品時にお届けいたします

ナベサンがカワイで調律をやっていた時代のピアノ、この新品が売れていた時に調律師として飛び回っていたらしい
これが意外と売れたピアノで当時一番人気があった

新品時のようなスラッジ埃のないアクションに戻します

アクション内部のクリーニング

アクション内部も動きが渋いところ多数ありなので先に弦〜アクションのクリーニングから始めようと思っている

チューニングピンについた錆もとれきれいになり始めました

カワイUS50アクションのクリーニング カワイアクションのみ適用の特殊なフォーミングで根こそぎピカピカに磨き上げます

くすんだ感じも取れ始めてピカピカになり始めるUS50のチューニングピンとプレッシャーバー

チューニングピン関係のクリーニング

レバー部分のよごれスラッジ

音のかなめでもある弦ピン関係 これからぴかぴかに綺麗にクリーニングします

ダンパーレバーうしろ側は汚れ埃で汚くなってしまっています

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年末押し迫る、まるで地獄のような忙しさだ、これはけして景気がいいのではなくただたんに
仕事が終わらないだけのことだ。ユンケルを飲んでは励む毎日だ2012年も残すところあとわずか
まあ、風邪はひきたくないのでこれだけには気を付けよう 寝正月は嫌だ