アクションフレンジコード交換

ピアピット今では大人数な世帯と化したがナベサンが始めたころは超貧乏会社だった
始めたころのナベサン預金通帳残高97円!!!97円アイス1本買えない資本(笑)
電話で当時16万円ぐらい払ったら無くなったというまるで立ち上げようの気合いさえ感じられないゆる〜〜い会社だった、吹けば飛ぶようなと言わんばかりの仕事もない会社
当時それでもナベサンにやにやしてたらしい、なぜか!とっても自由になったんだって。
そりゃ会社やめりゃだれでも自由だわい・・・・でもにやにやしてられないでしょ普通は
違うところはそこ。なぜににやにやしていたか。「これでなんでも自分のやりたいように仕事ができるんだ」・・・・・・・・97円でなにができるか!100円でもよかった、残高なんてどうでもよかった人、それから広告費もない当然調律工具と家から引っ張り出してきた工具からピアピットが始まった〜〜と言っても仕事はないので好きなギターを作ったりしていた塗装もしていた。やることがないとサーフィンに行くの毎日が、でもピアノを直す技術はあった
というより手先の器用さは最高だ。すこし少し何とか10万円ぐらいの収入が取れるようになり、インターネットというものが世に出始めたたちまち仕事量は増える
でもって今に至る。面白いのはナベサンの財布はいつも3千円〜6千円のみ
カードも持たなければ何も持たないナベサンお金にはほとんど興味がないナベサン
たぶんピアピットの年収すら知らないだろう、いつも「みんなが食えるようになればOK」
というのが口癖なのだ


しかし97円から始まったピアピット何とかここまでみんなついてきたのはナベサンの生き方かもしれない。別に前向きでもないのだがにやにやしているところだったかもしれない
にやにやにみんな深い意味を勝手に持ったのかもしれない。別に深いわけもなかったようだ。(笑)・・・・・・今、、年商億単位なのをたぶんナベサンは知らないというより本当にそういうのに興味のない人だ。最近ナベサン「事務がうるさくてよ〜〜領収書出せの。去年の11月に買ったこれなに?だと?そんなん覚えてないし」とぶつぶつ
なんなんだよ〜だって!!!〜まるで経営者ということさえも忘れてる昨今だ


ピアピット誕生秘話面白すぎな会社ありえん!!

下地から作り直すのが正当な直し方だ 一番多い間違いな直し方は割れているところを彫刻刀で堀り
パテ埋めをして塗装するところが多い、そうすると下地が剥がれている、当然ポコポコとしている上から塗装をしても下が剥がれてしまっているためにポコポコのままの塗装になる、まったいらでありのところなので見ても直した跡が浮き出てくるのでイクナイ直しになる。 基本的な直しをしっかり行えば2度とそういうことは起きないのだ
直しの不具合の直しはピアピットに月3件は入ってくる、フクチャンの塗装技術は絶品、
遠くから毎回パネルが送られてくる、フクチャンの仕事量300%ピアピット一の稼ぐ人間だ大したもんだ

つきいたの接着 しっかりとクランプで止める

なんとか腕木を取り外しました

ビス止めの上にこの部分がばっちり接着されているため腕木をとるためにはがさなくてはならない

外された棚板けん盤部

腕木大きなビスで頑丈に止められかつ接着されている

つきいた表面をはがす   

この腕木を取り外すために棚板(鍵盤部分)を取り外す

絹糸の網込みコードだ、たんぱく質たっぷりなため年数でボロボロになる雑音防止、しなやかさ重視のコードだということ。

消音ユニット取り付け準備

バット部分にあるフレンジのセンターピンがさび付いて動かなくなっているために
上のような症状になる 弾くと音が出ないという症状とレスポンスはヘビーになる

ハンマーがばらばらに飛び出ているところがハンマースティックと言われる状態
つまり動かなくなってしなっているところなのだ 相当数あるこれらをセンターピン交換で直していきます

下回り完成じゃん

底板ビスも新品に交換

底板塗装

けん盤蓋磨きクリーニング

バフがけ

ペダル磨きクリーニング  ぴかぴかに磨き上げます

ペダル窓の磨き作業   細かいうち傷がおおい光の加減で目だったり目だたなかったり

格闘の末何とか取り外し成功

フレンジコード交換

ピンクの塗料が間違いなく黒の塗料と同化して取れない

カワイBLとU1Dの底板

ペダル分解作業  何とかペダル底板部分取り外し成功
ビスは完全にさび付いてしまっていますのですべて新品に交換されます

足の塗装剥げかけ

ペダル窓の傷相当ついていますね

ピアノ本体を寝かして底板をとりはずす作業

もう一度同じコードを貼りこむこれもまた30年後には切れまくるだろう
ポリエステルのコードは張りこみたくないですね、

古いフレンジコードを取り去る このコードははんまーの帰りを素早くしなやかに戻す、しなやかにというところがポイントなのだ
ポリエステル系のフレンジコードは切れたりはしないがヤマハでは使わない、使わない理由がちゃんとそこにはある

ハンマー整形ファイリング このファイリングはナベサン担当 きれいに剥く  音の張りがよみがえります

アクションブライドルテープとフレンンジコード交換

鍵盤バフがけが終わったら鍵盤側面の指汚れを落としていきます

バスげん変色 

バスげん磨き

鍵盤バフがけ 鍵盤表面いついている傷〜汚れ等を落としていきます

鍵盤木口交換古い木口を落として新しい木口を貼っていきます

傷も何とかとれた
深い傷は取れない

スラッジが飛び散るこのバフがけ誰も近寄らないのだ

けん盤両脇にある拍子木
クリーニング

錆びついたベアリング

今回もう一度このU1Dを直して 修理もう一度使います
向かって左側腕木側面は完全にクラッキング角度により目立たなかったり目だったり

つきいたが剥がれているようだ

右側側面下はつきいたはがれあり

ピアノクリーニングに戻る

クラッキングが一番見える角度からの写真

白く曇ってしまっているプレッシャーバー
でもこの年数では良い方ですね 真っ赤にさび付いていたらOUT

チューニングピン錆とくもり

天屋根磨きぴかぴかでござる

曇ってよごれている天屋根

鍵穴〜腕木と磨き作業が進んでいきます

本日ナベサンが磨く この後関西に出張!「いやその前に群馬へそれから京都市内だ
この仕事タフさがないと続かないところにあり

鍵盤下は埃にまみれてしまっています  

2ぺだるのU1D、これがピアノの基本系というか日本だけが3本ペダル 39年ごろピアノ事件があった以降3本ペダルになったのだ

中身は動きが渋いのとハンマートップの弦溝が深いためにクリアーな感じの音はしない
モ〜〜〜ンとこもる感じ これはいけてない音なのでしっかり中身を直さなくてはならない

元の厚さにあったつきいたを作る

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
ハンマースティック修理20000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
塗装腕木12000円
消音ユニット取り付け105000円
運送18000円×2=36000円
税込納品時の調律調整含まれます

ピアノって100年まえにUPとして完成されているために直しながら使う目的もあり部品は全て熱を加えることにより部品を痛めることなくばらすことができる、これは使い捨ての時代と逆行しているように感じるが、最終的には一番のエコ商品が100年前に造られた
と思うとすごいなあと感じたりする。 今木材を伐採して・・・・というと環境が云々と言われてしまうがそれに代わる素材はたくさんできてきているが、場所によりOKなところとラミネート共鳴板(合板)などは最悪なのだ。でも合板を鳴らせたら日本一という言葉まで出てきたように
コスト面〜材質面までどんどん変わって来ているのが現状だ、ピアピットでも極力ウッド派なので部品はウッドにわざわざ変えてしまうという
こともやっている。現実に外装は今強化プラ(エステル)が主流になりつつあるし、ピアノケースは木屑が主流なのだ
木屑を固める技術はすごいが音響には不向きだということはやや素人でも判断ができる
だから古い中古が売れる所に少し少し素人の人でも部材の良しあしがわかるようになってきている方が最近多い
1台をずっと使い続けることがエコなのだ、


ナベサンの車も20年まえのボロジープ直して乗り続けているが、ガソリンがたまらない、今燃費が歌えない車は売れない
でも愛着もありアメリカの車を愛し続け・・・・・ちょう苦労していますねナベサンは
1980年製のダッジもカマロもぼろい車を所有、ナベサン曰く税金だけ下げてくれ〜〜〜〜だと。5800CCを2台
4000CCを一台税金だけでもたまらんそうだ。おまけにぼろいくるまばかりだ、どれこれも毎回修理に出ている
けして車マニアではないナベサン捨てられんらしい

左腕木塗装に入る ひび割れした部分を直す作業だ。ここだけを塗装するのではなく
つきいた一枚丸ごと交換して塗装になるために棚板を外し腕木を本体から切り離さないといけない

びすがそうとうきびしいっす〜〜 インパクトで抜こうとしたがビス頭がつぶれてしまうのです

下前パネルの傷

前パネルヤマハロゴ周辺が相当傷が多く
光の加減で見えるが音色等には全く関係ない

ピアノチューニングピンクリーニング

ベアリングクリーニング ここが大錆になると弦が切れます

ヤマハU1D ピアノクリーニング修理 目黒区N様消音ユニット取り付け

ペダル完成

天屋根トップに大きなはげあり

ペダル窓クロスも新品に交換

ヤマハU1D すでに50年近く経過したモデル 外装はラッカー仕上げ 外装は当時一番先端の塗料
しかしラッカーは目やせしてくるのと年数経過で塗膜のクラックが発生してくる

グランフィール調整講習  今自分の家のUPをGPと同様な動きレスポンスに出来る
という講習なのだ。 UPでは秒間7回しかけん盤を打てないところを14回可能にし
けん盤を押し切って3分の一上がったところで打ち込むことが可能なのだ
ピアニッシモで素早いトリルも楽々。というすごい機能が発売された
ほぼ調整はGPと変わりない内容なのでこれまたすごい
アップライトがグランドに????んなもんなるわけないじゃんと思っている輩をすべてうならせる機能だ。それも後付けもできる、GPを買うと思うと200万円〜
後付けシステムで21万円なり。消音もすごいと思ったが機能的な面の改善はこれまたすごい
これから売れるであろうと匂いぷんぷんのグランフィール

GP同様の調律時調整があるために調律料金はGPと同じになるが。
場所がとらなくてGP機能が新品GPの10分の一で手にできる!!!!
UPに革命的な機能改善が出た

アクション分解に入ります