なぜほかの業者は磨かないのか!それは簡単な理由がある
それは恐ろしく時間と手間を費やすところでもあるのだ・・・・見えないからいいという理由みたいだ

ヤマハG5とヤマハU1Dピアノクリーニング 市川市E様

ヤマハG5、U1D完成の域にきてますね

ビスは緑青が出るくらい完全にさび付いている

カビに覆われているペダル部分

バス弦のチューニングピン磨き錆は落ちる

一見見ると綺麗になった感はあるが・・・・・・まだまだ甘いとの声、60点だ
またもう少し先で再度みがきですな!  きびちい連中の同意を得るのは容易なことではないのだよん

ひかるピアノ前パネルU1D

ヤマハG5ピアノとUPのU1D入荷どちらも同じオーナー様だ、UPを使いのちにGPへ・・・・
U1Dの方はやはり初期モデル痛みも結構来ている、当然なのだがこのピアノがGPへのステップとなったわけなので
使い込み方もかなり使い込んでいるようだ、GP以降はほとんどGPの仕様になっていたと推測できる
色やけが少ないU1D木目も結構きれいな外装をもつ
もう一度このピアノをリフレッシュさせたい同時に進もうと考えていたがGPの湿気の方がひどいために少しGPの方は放置
U1Dの作業から進めたい

クリーニングとオーバーホールの違い
ピアノクリーニングはそのピアノをつまりきれいに戻す。当然壊れている部品は修理調整を施して元の状態近くまで
戻すところが修理クリーニング
ピアノによって状態は違うがほとんどほっぽりぱなしのピアノが担ぎ込まれる状態なので基本的にはどのピアノも同じな感じだ
オーバーホールの場合はこれまたクリーニングと違う既存の部品はすてて新しいものに取り換える
弦〜ピン関係ハンマー関係もクリーニングのようにファイリングでは済まないところに来ているケースが多く
交換してしまう。時間もたっぷり金額も高額となるのだ
でも最近はネットの普及にてユーザーも治るんだと思うようになってくれたのは修理人としてうれしい話だ
買い替えが中心の日本。その中でも直したいと思う方がいるということはピアノ修理人としてこのうえない喜びとなる
ピアピットも昔はさっぱり仕事もないお金もない何もないところから始まったので今のピアピットは信じられんとナベサン連発
ポリシーとセオリー負けない、横道にそれない、所は今でも何も変わることなく来ているみたいだ
儲け話にはのらない。今まで儲け話に乗って億万長者はみたこともない・・と言っている
この世界じみ〜〜〜な世界でいいのだ、あくまで黒子に徹することが大切なんでこれからもこのまま突き進むピアピットですね

3.11はナベサン御誕生日でもある、があまりにも震災のインパクトが強すぎてこの日は祝福ムードではないのだ、誕生日は変えられないところもあり
まだまだ復旧すらできていない現状のところのことを思うと祝いではなく
まあ52になったすよという感じがいい
やや糖尿の兆しがあるナベサンなので少したべてあとはみんなで頂くつもりだ

キーマカレーを作る松野さん(調律師)

弦ピン関係のクリーニング終了〜〜

GPバランスキーピンとフロントキーピン磨き 鍵盤運動軸のところだ
摩擦抵抗があればすぐにタッチに影響するところこれはUPも同じなのだ
しかし鍵盤下に隠れてしまうので素人にはここの大切さはわからない
実際大変重要なところと覚えておけばOK

キャスターの磨き作業

最近もう一つびっくりしたのはHPネット上でお宅のHPに広告を載せてくれ!!・・・・・
クリックするたびお宅にお金が落ちる仕組みで云々・・・・・・なんじゃそりゃ???
でもピアピットのページは子供も開いてみているためにそれはできないでやんす、とこれまたお断り
いろんな商売があるもんだとびっくりした。

足を取り外すGPの場合このように仮足をつけて作業

U1Dの弦ピン磨き作業    ぴかぴかになりGOOD

2階へ通じる階段うまく作れているように見えるが
降りるのがなぜか怖い階段(ナベサン作)

艶もなくなってきているU1Dの前パネル関係のクリーニング作業

深い鮮やかな艶が少しよみがえるだけで見た目のイメージは大きく変わるのだ
奥丸けん盤蓋何とかひかり始めましたね

歴史すら感じさせるけん盤蓋の傷と汚れ深い傷は取れないにしても
光らせたいですね

ヒンジはさび付いているこれは磨きではなくて交換します

張り替えられた鍵盤木口

GPの弦ピン関係の磨き作業

一粒300メートルだし。 何とも言えないリアルなランナー

弦についた赤さび等

底板 カビシミが黒くついている削り落とす作業が始まる

くすんでいる屋根部分

アクションフレンジコード系またブライドルテープの交換作業

U1Dピアノバランスキーピン関係が光り始めました

完成した底板カビシミも削り落とされてGOOD

鍵盤下、虫食いはごく少なし、

ヒンジも変色錆びている

ピアノクリーニングに戻る

U1D ピアノクリーニングお見積
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
ハンマースティック修理25000円
鍵盤木口交換15000円
アクション総合調整22000円
運送11000×2=22000円

この外装プチプチ傷は粘り強くタッチペンで塗りこんでいく

U1Dの椅子だけはどうしようもなく はげ剥げ ならばアンティック感のある色にということで
ブリックレッドという色で塗った 椅子自体は何とか使えるが椅子の外装はひどい状態だった
まあ絶対色味は合うとナベサンどうしてもだめならワインレッドの椅子を格安でナベサンに言えば手に入る

パネル組み上げで完成します

サポート合わせ作業 薄い紙を切りフレンジに貼って修正していく

U1Dの接着はがれ

アクション整調作業ハンマー弦あたり調整ねじれ補正

GP裏側につくカビシミ等をきれいにクリーニング
なんせさかさまの作業でもってくたびれる

アクション一度天日干し〜〜動かないところをチェックしながら
今度はおそらく環境は変わるのでそれらも考えての修理

G5音上げ始まる ナベサン曰く
なぜか音が湿ったように感じるぞ
整調されてないせいかな
なんかこの曇りっぽい音を取りたいし
調律しながらぶつぶつ言っている

G5何とか屋根を取り付けるところまで来た
ピアノらしくなりましたね

足のキャスター2本目取り外し磨きクリーニング

ピアノ大屋根手前側の鍵穴がつく屋根

大屋根と本体をつなぐヒンジもきれいに磨き塗装が施される

グランドけん盤蓋をあけると両脇につく拍子木磨きクリーニング

ナベサンも参戦磨きクリーニング 

コンパウンドのスラッジが顔に飛び散る髪の毛はぱさぱさになってしまう

外装大屋根磨き作業

ヤマハU1Dハンマースティック修理

ペダルボックスを分解してペダルを取出し磨く。突き上げ棒もピカピカになりました

まあ私たちの仕事は地道にコツコツとやるしかないところでして、昨年のTVドキュメンタリーで紹介されてどえらい騒ぎになり、3日間で向こう4年間分の仕事が来る・・・・という
すごいことになりやした、すべてできませんが・・・と丁重に
お断りするしかなく、おそるべしTVの力
物を売る商売ならドカンと行けたのでしょうが
こんなこつこつ型のところでは目の前の仕事をこなすのに精いっぱいでやんす。まこれからも同じスタンスで続けていこうと誓いましたね、

GPクリーニング作業続き     

ただいま2号工房はグランド修理でいっぱいです

ヤマハU1Dの鍵盤側面クリーニング

グランドチューニングピン弦関係の磨きこみ作業
まだまだ甘いとみんなが言う・・・・・・・・

外装の塗料はラッカーのため経年変化でクラッキングが発生している

怪しい入口2号工房だ

U1Dのけん盤蓋パネルの磨き作業

鍵盤木口カット

磨き終えた鍵盤ピカピカ

みがき前の鍵盤爪傷等が無数についています

GPけん盤筬と言われるところバランスキーピン〜フロントキーピンはUPU1D同様に変色してしまっている

鍵盤木口交換  黄ばんで変色した木口を落としていきます

G5さすがにピアピットで開いても大きく感じるなあ

ヤマハG5の弦チューニングピン 赤さびが付きいい状態ではない
シッカリ取り除きたい 断線の原因にもなるので

ピアノを寝かして底板分解作業 底板のつきいたは湿気ではがれてしまっている

5本支柱を持つU1D今のピアノと比べても太い

湿気によりカビ発生

この状態はとりあえずレールにハンマーを付けた状態です
動きの悪い所の修理関係は本体に収めてからの作業になります

50年も前のピアノとは思えないくらいにハンマーもきれいに仕上がっている

アクション部品をレールに取り付ける作業

飴色に輝き始めるやまはU1D きれいな木目が鮮やかだ

もともと艶ありのワイン きれいな木目が出ていたはずのピアノ傷等汚れでくすんでしまった
クリーニングでもう一度リフレッシュさせて元の色合いにしたところだ

ピアノ本体にマスキング 外装の磨き作業  細かい擦り傷等できるだけ元の深いクリアーなボディに戻したい

ブライドルテープも新品に交換されたU1D

黒鍵盤の側面の色はげの再塗装

取り外されたはハンマーはファイリング終了

鍵盤とにかくきれいにしたいところなので

運動系の交換部品 

新品木口を貼りこんでいきます

カビシミで覆われた黒鍵盤

木口落とし

鍵盤木口落とし作業

鍵盤バフがけ 鍵盤表面についた傷汚れ等をバフできれいに削除していきます

新品時のようにひかるバランスキーピン関係

タッチ感触は重重のG5この段階では快適性は全くな湿気を取り除きながら作業が始まっていく

ハンマーファイリング作業GP

アクションも相当に湿気を帯びているG5ピアノ
慎重に作業が進むのだがUPほど早くない

磨き上げるといってもなんと手作業の世界いろんな治具磨き棒等を使ったが手磨き程きれいにならなくて最後は手作業に戻った作業工程でもある、地道にコツコツ磨いていく

鍵盤木口も変色

アクションが下されたG5の鍵盤UPと違いGPは鍵盤が長いのだ

けん盤下位置にあるバランスキーピンとフロントキーピン関係このピンはタッチ感触に大きく影響するところでもあり鍵盤運動に摩擦抵抗を少しでも少なくするためにピカピカに磨いあげる必要があるのだ

部分のファイリングをして様子を見ていく

外したヒンジは磨いたあと塗装が施されます何台かまとめて磨くヒンジ

ペダル窓クロスも新品に交換されて底板を装着
見事に若返ってくるU1D

G5の拍子木の長ネジさび付いている

ペダル磨き錆も取れて ぴかぴかでございます

完全に変色してしまったペダルを磨き上げます

ペダル分解作業

底板部分完全にカビ発生 カビシミになっている底板これらもきれいにクリーニングします

チューニングピン磨き〜弦さび取り 弦関係は相当さびている
GPも同様な感じだ湿気が錆をよんでいる

チューニングピン磨き

弦磨き作業

何とか底板を外したビスは全てさび付いている

鍵盤木口は黄ばんで変色

バランスホールもキツキツだ

アクション等の動きをチェックしたのちアクション〜
けん盤を外していく