スタインウエイK 内部修理〜もろもろ 都内E様
スタインウエイKモデル 100年近くたつピアノだ 1度オーバーホールをしている
しかしOHを施してから湿気の多いところへ放置されていたためにまた音が出ない症状が続出
アクションはカビに覆われてしまっており。まるまる2日天気のいい日を利用して干した後作業
アクションもともと消耗パーツは交換されてはいるものの
動きに関しての修理はされていないということが判明
まるで弾けるような感じではなくて弾くことができない鍵盤の重さが気になる
調整中スプリングを触るとこのようにすぐポキポキ折れてしまう
金属劣化はたとえスタインウエイでもカワイでも
ヤマハでも同じだ
簡単な動作確認では済まないスタインウエイ
名器でもあるためにちゃんと元通りにしたいですね
とにかく10分かけて交換してアクションを入れて確認、また交換のためにアクションを取り外して交換して戻すこと繰り返し
が延々と続く。
やはり日本で使うということを最条件にどういう風にするか!センターピンの太さはヨーロッパ規格とアメリカ規格と
日本規格では全く違うのだヨーロッパで使うということを日本で使うという風に切り替えないと何度でもこういう風になりかねない、しっかり快適に使うためにはやはり1個1個変えていく必要もあるために面倒だがその方法が一番ベストと考えた。1本もセンターピン交換されていないこのスタインウエイ、たぶんすごい面倒な仕組みで手が入らなかったかもしれない、日本のピアノとまるで違うからくりとなる、
からくり部分(バットフレンジ等のセンターピン交換)
何をどう説明すればいいのかここまで来ると全く同じ作業が延々と・・・・とにかく動きが全部渋いのよん
センターピンを交換作業 交換したら指先そう体でフレンジの動きを感じ取るという作業が延々
じみ〜〜〜〜な作業なのよ。これしか直す方法はないすでに1週間目だよ〜〜ん
アクションを直している間に内部特に弦関係は
義春氏にお任せ〜〜^
延々とセンターピンの交換が続く
オーバーホール仕立て時の輝きに戻るスタインウエイK
国産と違いあらゆる
所で構造が違うので大変な面が多い
さあ本日も同じ作業が延々と続くのだ〜〜〜
ほとんどのフレンジに入っているセンターピンは日本の環境に全く合わない
ジャパンにはジャパン仕様でないといけない
リーマーでシッカリとクロスを揉んでそれにあったセンターピンを挿入していく
Kシリーズも数少なくなってきているのも現状だ。当然値段もぐんぐん上がってきている機種だ
たぶん本当は純正のセンターピンをつければいいのだが
ここは日本仕様がベストだ、
センターピン関係 1本1本交換
ダンパーレバーとバット部分が連結しているからくり構造。これが面倒なのだ。ベヒも同様な構造を持つものが多いこれは50〜100年ぐらい前のものになるが。
これを外すと次に戻すときにどえらい大変なのをこれを調整した
人間だけわかる作業だ