カワイK35 江戸川区T様ピアノクリーニング修理
何とかきれいになりつつありの椅子
三つ窓タイプのK35モデル 当時ピアノを買う!=超高価な買い物 、Kシリーズがピアノが日本中に広まり始める初期モデル
しかし売れたのはK8 K20がベースだったその高級モデルが35,48 となる
今現在すでに処分対象となる時期に来てしまっている機種 2Pの今の住宅事情には合わない3Pが日本では主流
しかしこのように綺麗な状態で見つかるのは極めて珍しいと思う これをもう一度再生し新品時のように使えるべく修理いたします
ハンマー整形はベテランお仕事だ。剥き方いかんですべてが決まる
ということで丸一日磨き戦隊に徹する
難関さびたバランスキーピンフロントキーピンの磨きこみ作業、準備からだ
年数を物語る椅子ですねん
ヒンジを取り付けているビスも新品に交換されます
ピアノ調律師の世界も大きく変化
椅子は何とかタッチペイントできれいにしたい
ヒンジ取り付け
ばね系は特に見ておいた方がいいおれているケースが
ピアノ本体クリーニング作業
ブライドルテープの交換作業
本体塗装はラッカー仕上げ すでにあちこちクラッキングを起こしている箇所あり
それはそれでビンテージっぽく感じられていい感じがする
ハンマー整形ファイリング作業
コメサンは買ったばかりのギターを見せびらかしにきた
アクション内部埃にまみれてしまってます
これで鍵盤運動スムーズさは確保できた
ナベサンはピアノに関係ないピアピット工房つくり夢中
K35の弦ピン関係のクリーニング終了
チョウエモンの仕事道具
ふだんはアンティックピアノ修理人
と同時にミュージシャン 矢沢永吉のバックでツアーサックスを吹く
鍵盤下のほこり
ダンパーレバースプリングの折れ修理完了
磨くといってもなんと手作業 ちまちま。幾度か治具を作ったりしたがどれもいまいち
ここは気合を入れて磨かないと、
ゴキブリのウンチ
レバースプリングの折れ
鍵盤下位置にあるキーピン関係
このピンは相当さび付いている きれいに磨き上げると事でタッチ感触は大幅にUPするのだ
ゴキブリのウンチ、 ゴキブリの習性は意外ときれい好きなのだ
トイレを決める性質があるようで決まったところにする
弦ピン関係クリーニング完了
アクション関係は動かないところは多い でもこれはごくごく普通なのだ、やはりからくりものはねんすうがたてば故障はあたりまえなのだ
鍵盤関係鍵盤表面はセル系 ぺらぺらとはがれてしまう当時の鍵盤
今はアクリル鍵盤が主流であり 黄ばみはしないアクリル、でもレトロ感たっぷりのこういう
けん盤は私は好きだ
ペダル出来上がり
弦ピン関係のクリーニング
剥がれる鍵盤
ぺだる底板関係完成
みがきクリーニング前の弦 ぽつぽつと錆がつく
50年たっているとは思えない ほどきれいな?くらい年数を感じさせない弦ピン関係
ふつうなら真っ赤に錆びていてもおかしくない
磨かれたペダル
給湯器がつく事務所
ペダル窓クロス等の交換
チューニングピン磨き作業
底板を取り外してペダル部分の分解作業
鍵盤を外していくと鍵盤下は埃に覆われてしまっています
50年物の弦さびがこれだけというのは奇跡だ
ハナのはな
ペダルクリーニング
外されて磨き前のペダル