擦り傷が多いけん盤蓋表面            裏面カワイロゴ部分はピカピカです

カワイBL71 ピアノクリーニング東村山市T様
消音ユニット取り付け

消音ユニット取り付け準備前の整調作業

カワイBL71 初期型モデルでもある そのために前モデルKUシリーズを引き継いでいるアクションを持つ
ウッドなために故障も少ない、この後すぐにすべて樹脂になり故障も多くなったのだ。このモデルはいい
数は少ないと思う。

深い傷は取れませんがあまり目立たない

拍子木の磨きクリーニング

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理17000円
ジャックスティック修理10000円
アクション総合調整22000円
ピアノ調律15000円
消音ユニット105000円
運送18000+17000円=35000円
耐震防音用ピアノストップ10000円
税込納品後の調整調律含まれます

調律師の業界でもいよいよ昨年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師業界も大きく変化

鍵盤上面ナラシ作業調律師基本中の基本

アクション整調作業 鍵盤調整〜鍵盤が動かくなっている
バランスホール等も木が膨らみキーピンを食う
そうするとうごきが断然に渋い動きをするのだ

2台消音ユニット取り付け準備に入る 

アクション分解作業

けん盤を本体へ移します

カフェ!!!じゃなくてここは大きなエアコンが入るスペース

けん盤蓋天屋根から外されたヒンジは磨いた後塗装が施されます

鍵盤サンディング作業

ハンマー整形ファイリング  きれいに均等に剥くのがコツ
素人がファイルするとたちまち音色がぼこぼこになる

ピアノは下の方に埃がたんまりと残る
底板を取り外すことによりすべて細かいところまでチェッククリーニングができる。

ペダル窓クロスも新品に交換

ペダル装着 底板のビス等は新品に交換されます

この後のお手入れ方法 ホームセンターでピカール(400円)を買い
曇ってきたなと思ったら布でごしごし磨くと半永久的にひかる

ペダルもピカピカになりました

ペダル分解作業

ペダル窓クロスは完全に押しつぶれてしまっています

ピアノ本体を寝かし底板分解作業 こういう作業はピアノの一生のうち1度か2度しかない 完璧にクリーニング掃除をしたい

底板にはこのように埃がたまりにたまっています

ほうなかなかきれいになりそうだ。このモデルのもっと前のK48というモデルは
形こそ同じ、そうですこのモデルができた一番初期モデルでカワイブランドフラッグシップモデルだった、超高額機種で50年前になるためにあまり持っている人は少ない
GPより高かったモデルでしたからね

粉じんがものすごく本当はマスクしたほうがいいけど
マスクすると眼鏡が曇るためにほとんどしない

ピアノ本体バフがけ作業 細かい傷をコンパウンドを使い分けて落としていきます

まるでピアノ屋らしくもないピアピット2号工房

磨き中の弦ピン関係

腕木も曇る

パネルをつなぐヒンジも取り外します

アクション関係 BL初期モデルなためにバットがまだウッドだ。この後のモデル全て樹脂バットから故障が多くなった

中身は当然年数が経過していて直すところはあるこれから作業上で
シッカリ直して戻します

最近少し作業性がUPしている これはいいことだ、人も増えたこともあるが
突き詰めた作業が期待できるところにある
4人5人で1台をチェックしながら作業が進む

くすんで変色してしまったペダル

側面を磨くナベサン 

譜面台クリーニング終了 傷も取れてピカピカによみがえる1か所うち傷あり

チューニングピンも光始めたというかブルーピンここに健在という感じですね このピンの材質はクロムモリブデン鋼

こういう状態がほとんどだと思うがほっておくと断線の原因にもつながるのできれいなほうがいい

やや錆あれどこの年代のBLであればかなりいいほうですね 音のかなめでもある弦ピンしっかり磨いておきたい

天屋根本体と腕木磨きぴかぴかになります

カワイロゴ部分にひっかいた様な傷があるがみがいたら
光の加減でウス見える感じ

ピアノ屋というコンセプトがどこにもないピアピット
でも子供たちには大うけする。

ペダル変色

BL71今でも中古人気は高いモデルだ

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けん盤蓋関係もややうち傷あり でも目立たなくなるかと思いますね

譜面台も細かい傷に覆われて曇ってしまっています クリーニングできれいになるでしょう

うち傷ありこれがポツポツとあるのだ

パネル分解〜鍵盤まで取り外す準備だ。 虫食いもないのでGOOD