むきかたいかんで音色は大きく変わる下手な剥き方はピアノ本来の響きすらなくなってしまうくらい重要なところだ

カワイBL61 横浜市I様 ピアノクリーニング修理再生

曇ってしまっている外装 きれいにピカピカになります

ペダル窓クロスも新品に交換されます

長野県から搬送されてきたカワイBL61モデル フルサイズモデルだ
当時よく売れた、この上に71という形の違う高級モデルがあるがm中身は61と同じ
外装だけが違うので音色感覚は同じというわけで、スタンダードモデルの高級版と言ったところだ
重量はヘビー級の重さを誇る

磨くといってもなんと機械が入らないころでもあるためにウルトラ手作業ごしごし磨きとなる
いろんなもっと治具をつくり試してみたもののやはり手磨きにはかなわない根元まできれいに磨くことがスムーズなタッチを作る

鍵盤下位置にあるバランスキーピンとフロントキーピンここはとても重要なところ
鍵盤運送の支点に位置する 錆つくと鍵盤を食い始めるためにタッチレスポンスは重くなってしまう
くりーにんぐの際ここをピカピカにしているところは少ない、見えないところでもあるために素人にはきれいなほうがいいのか??という疑問すら持たない
というよりこういう所が大事なんだ、と理解しておく必要がある。鍵盤が入ると全く隠れて見えないところ

ハンマー整形ファイリング作業 古い弦溝を削除して元のハンマートップを作り出す
そうすることによりよりタイト感ある音色がよみがえります

ピアノ調律師の世界もことしから大きく変化
国家資格制度になる。

修理はいきつくところはないんよ

ペダルピカピカに磨く

底板クリーニング

弦ピン関係のクリーニング

ピアノ本体を寝かして底板をとり外す。
この時にペダル窓クロスはペダルバネレートにより押しつぶれてしまっているためにクロスフェルトはしっかり交換したい、こういう時にしか交換できない場所でもある,ペダルがついたら交換は不可能となる

海ちゃん奮闘記、ピアノオーバーホールで1台仕上げた。BS日テレ、今月28日夜10時「絆の力」で放映されます
見てあげてくださいませ

アクション整調作業とはハンマースティック等の直し作業

鍵盤押さえに入るネーム入れ ここは気持ちが入るところでもある、世界に一台のピアノになる

パネル外装パーツのみがき

ハンマー整形、ただ剥いて仕上げるという話ではない ここはベテランならではの感が重要なポイント

ぺだる底板を本体に装着

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です
ぺだる部分底板の組み上げ しっかりクリーニングしてペダル下位置にあるクッションクロス等の交換も終了
向こう30年使えるのでしっかり交換しておく必要がある 

中身のチェック〜そうですすぐ作業を開始されるピアノ
段どり手順を確認しながら進んでいく

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
アクションハンマースティック修理15000円
ジャックスティック修理10000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
ネーム入れ15000円
運送伊那〜ピアピット18000円
ピアピット〜横浜16000円
税込納品後の調整調律含まれます

チューニングピン関係の錆取りクリーニング磨き

鍵盤クリーニング中

ひかり始めたチューニングピン

61と言えども30年たつピアノ弦さびは年数の割には少ないが確実に錆びている箇所があるのでシッカリ
削除したい

1号工房だ

アクションうぃっぺん周辺のクリーニング特殊なフォーミングによりスラッジ等をきれいに落として
ピカピカになるのだ スプリングもピカピカに変身する

ブライドルテープの交換作業

ふるいペダル窓クロス

鍵盤表面いついた爪傷を綺麗にバフでクリーニング
アクリルについた爪傷等は手でふいたりこすったりしてもとても取れないのだ

鍵盤際ぞり 鍵盤際についた指垢等をきれいにクリーニングする

黒鍵盤クリーニング

鍵盤下にたまった埃等きれいに吹き飛ばす、掃除機ではだめエアガンで吹き飛ばす

けん盤を上げると鍵盤下は埃がたまっています  

弦ピン関係 意外に綺麗だが少し錆は侵食してきているのでできるだけきれいに元のピカピカに状態にもどしたい

アクション内部にたまるスラッジ埃
これらは特殊なフォーミングできれいに落とす

外装は年数の割にはきれいなのだ

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かわいBL61ナベサンがカワイ楽器にいた時の新品時で売られていたピアノだ
既に30年たつとは、年月の経つスピードは速い