ラザールピアノ 修理 ピアノ工房ピアピット0120-311-054


ラザールピアノこれまた2台目の軌跡。共鳴板がすこし割れているが充填剤で今回はしのぐ
  本当はOH対象で弦ピンフレーム上げて割れを修理して・・・・・というところになるが超高額修理となってしまう
  今は時代も変わり何とかしのぐ方法もあるので今回はそれを採用





断線の修理















超大型ピアノとでもいえよう当時の高級モデル この時代のピアノは各社わが社が一番とうたい技術を
  全面に押し出したピアノがやまはでもかわいでも出してる、どれもさすがにいい





hammer整形ファイリング

高級モデルとなると仕様にも最高の物が与えられているのが当時のピアノです

うごきの悪いフレンジ多々ありセンターピンの交換






アクション修理が何日も続く
  でもこうしてピアノは何度でも手を加えると確実に直るのだ
  日本特有の買い替えです。と言われバンバン買い替える時代は
  ネットの普及も伴い少しだが減ってきている
  当然ヨーロッパでは直して使う事が一般的
  段々日本もそうなることを祈りたい












中身の修理今回ここが肝 しっかり治して快適に使っていただけるように全部品をバラバラに


ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
  日本全国調律師すべて試験受け直し
ピアノ調律師もピアノ調律技能士ということになる、試験を受け基準に満たしたものが技能士の資格を与えあたえられる。いままで調律師の定義すらなかったこの世界、この制度が導入されることにより
  ユーザーも安心して頼める制度だ、すでに5年以上たつ制度なのでこの世界でご飯を食べさせてもらっている調律師は必ず受け2級もしくは1級を取る、3級は調律学校出たての人が受けるのが一般的
  それでは全員受かるのか??ここが合格率がめちゃくちゃ低い低すぎる~
  全ての級において実に低い合格率、これは文科省もびっくりという
  3級受からないという事は正直音階ができてもいないということに等しい、100点をとる制度ではなく
  たった70%の精度で良いところなのでそれ以下ということはお話にならないところがあらわになる
  今までこういう制度もなくユーザーは10000円以上のお金を払ってきた・・・・・精度がひどくても良くてもだ
  そういうところに調律師協会の呼びかけにより一線を引くことができた。
  ユーザーも技能士に頼むという選択は間違っていない
  この制度は大きくこの業界を変えてきている
  我々調律師にとっても技能を判断してくれたという意味でも国家資格のもと調律をさせていただいている
  責任感は大きい。必ず頼むときは国家資格取得者に頼まない手はないのだ
  この制度を知っておけば名刺をもらっただけで判断できる。







錆びはどのピアノでも平等に襲い掛かる寿命にも影響するところなので
  キレイにしてさびを取り除きたい



断線もあるのでまずは弦ピンを磨きこんでいく













今回もういちど再生すべく ラザールピアノ
  関東近辺からやはりこのピアノが出てくる、
  いいピアノだデザインも昭和レトロ感と高級感が漂いいい雰囲気




