ヤマハU3Cピアノクリーニング 岐阜県O様 ピアピットピアノ工房0120-311-054

ハンマー整形ファイリング作業音のかなめでもあるところ

鍵穴がサビサビ~~何とか使えるようにしたい

フロントキーピンバランスキーピン錆発生

黄ばんだ木口の交換作業

ピアノクリーニングに戻る

岐阜からえらい作業の末に運ばれてきたU3C
50年以上経過しているピアノ もう一度再生修理を施して岐阜に戻します

お見積金額

ピアノクリーニング65000円
ハンマーファイリング20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
フレンジコード交換20000円
ハンマースティック修理20000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
サイレント105000円
運送110000円+30000円=140000円
納品時の調整調律含まれてます。税別

合計34880(税)+436000円+椅子10000円=480880円
耐震用ピアノストップ(定価18000円)サービス・・・・・お手伝いしてくれたから

本体磨きの写真

けん盤ブッシングクロスの摩耗 ここはそうは減りこむところではないが
一度へりこむと鍵盤の挙動が激しくなり弾きにくくなる

埋め木削り穴あけ駒ピンうち弦を戻す

水槽の水入れ替え

フレンジコード交換

側面もきれいになり始めました

ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し

ピアノ調律師もピアノ調律技能士ということになる、試験を受け基準に満たしたものが技能士の資格を与えあたえられる。
いままで調律師の定義すらなかったこの世界、この制度が導入されることにより
ユーザーも安心して頼める制度だ、すでに5年以上たつ制度なのでこの世界でご飯を食べさせてもらっている調律師は必ず受け2級もしくは1級を取る、3級は調律学校出たての人が受けるのが一般的
それでは全員受かるのか??ここが合格率がめちゃくちゃ低い低すぎる~
全ての級において実に低い合格率、これは文科省もびっくりという
3級受からないという事は正直音階ができてもいないということに等しい、100点をとる制度ではなく
たった70%の精度で良いところなのでそれ以下ということはお話にならないところがあらわになる
今までこういう制度もなくユーザーは10000円以上のお金を払ってきた・・・・・精度がひどくても良くてもだ
そういうところに調律師協会の呼びかけにより一線を引くことができた。
ユーザーも技能士に頼むという選択は間違っていない
この制度は大きくこの業界を変えてきている
我々調律師にとっても技能を判断してくれたという意味でも国家資格のもと調律をさせていただいている
責任感は大きい。必ず頼むときは国家資格取得者に頼まない手はないのだ
この制度を知っておけば名刺をもらっただけで判断できる。

アクション整調と消音ユニットの取り付け

千明君グランド苦戦中~~

フレンジコード類はしっかりと交換
アクション運動の弾き戻しの役目を果たす
これが壊れると連打性が大きく落ち込むのだ

アクション分解

ヒンジも取り外して磨き錆び止めウレタン塗装がほどこされる

作業内容は一番知りたいところ
出来るだけ細かくお伝えいたしますね

ピアノ本体磨きクリーニング

一番最初に寝かして気が付いた駒ピン折れ割れ発見 駒ピンを抜き埋め木を施して
駒ピンを埋め込まないとその音のとまり維持できない。ねかして明るくしないとわからないところだ

駒ピンを抜いて埋め木

バスげん磨きクリーニング

右脚だけ足棒が剥がれている

足つきいたはがれる

足カビ発生

ピアノをバフ部屋で寝かして底板の分解

ヤマハU3、になるピアノヤマハロゴは右上につく 今ではだんだん見なくなってきている機種
それ故に希少な機種の部類に入る、とにかく丈夫でヘビーなピアノだ
重量も同じU3現在と比べてもどんと重くなるのだ
つくりは職人でしかできない棚組み合わせ バッチリと職人技が光る機種
それがなぜか買取となるとただ同然、こんなバカな話はないが
いくらかでもつくだろう~と我々の意見。業者的には50年以上前の物に金額が出るケースは
骨董品意外工業製品ではないと。たしかにそう思うところはあるが


でも50年以上たつピアノでも治せばまたバリバリ使える利点はほかの商品にはない
このピアノをもう一度再生右上に光るヤマハのロゴはこれ実にかっこいいと思いますね

今日は来てくれてありがとう~~
面白いところでしょう~~時間が止まっています~~

底板クリーニング塗装ぺだる磨き修理

修理のために弦を一部緩める

弦さびチューニングピン錆発生 50年たちますのでまあ年数相応